1人で初めての上陸
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「「「おかえり」」」
『ただいま』
ローと2人で甲板に上がれば、3人が笑顔で声をかけてくれる。
「恋歌、おれの部屋に来い
診てやる」
『だ、大丈夫だから』
「あ?ずっとおさえてる癖になに言ってんだ
さっさと来い」
ずるずると引きずられるように船内に連れて行かれる恋歌を見て、甲板に取り残された3人はぽかんとした顔をしている。
「おい、おれは腹が減った」
「あれ、着いていかなくていいのか?」
シリウスが恋歌に着いていかず、ペンギンの足元にいた為、主人の元にいなくていいのか確認したが、シリウスははぁと小さくため息をついた。
「空気を読んだだけだ」
「「「??」」」
シリウスの言葉の意味は解らなかったが、お菓子を寄越せと言うので、シリウスの為に恋歌がストックしているお菓子を出してやる為に、全員で食堂にむかった。
「そのコート脱げ」
『あ、あの…本当に大丈夫だから…』
ローの部屋に連れてこられ、コートを脱ぐように言われるが、拒否をしていると不機嫌そうな顔をしたローが、ずんずんと近づいてくる。
それから逃げるように後退りをしていた恋歌だが、後退していた為後ろが見えずベッドの縁に足が引っかかり、ベッドにぽすん、と座ってしまった。
すぐさま立ち上がろうとしたが、それより先にローに肩を掴まれ、仰向けにベッドに押し倒された。
逃げられないように恋歌の上に跨ったローは、メガネを取り、帽子もぽいっとソファに投げた。
仰向けになったまま、不安そうな顔をして胸元をおさえている手を掴む。
「手を離せ」
『だから、ほんとに、大丈夫なの!』
「それはおれが診て決める」
医者モードに入ったローに勝てるわけもなく、コートから強制的に手を離させられた恋歌は、ぎゅっと目を瞑った。
「…そんなに嫌か」
『へ…』
少し震えている恋歌に、やりすぎたかと心配そうな視線を向けてくるローに、本当の事を言った方がいいかと、手を離してもらった。
『逃げないから、退いてもらっていい?』
「ああ」
恋歌の上からローが退くと、恋歌も身体を起こし、ゆっくりとコートのボタンを外していく。
『あのね、魔法は使ってないから、魔力がどうとか、じゃなくて』
「そうか」
その言葉に嘘が無いとしても、どうして胸元をずっとおさえているのか、理由がわからない。
『え、っとね、ボタン…壊れた、の…』
「…は?」
顔を真っ赤にしてコートを脱いだ恋歌は、また恥ずかしそうに胸元をおさえる。
ボタンが壊れた理由は、サイズの正しい下着をつけたことで今までより胸が大きくなったので、昔から着ていたシャツのボタンが留まらなかったのだ。
試着室では奮闘しながらなんとかぎりぎり留めたが、歩いているうちにボタンが壊れた。
コートを着ているので見えるはずがないとはわかっていたが、不安になってボタンの外れた胸元をずっとおさえていただけ。
「…見ていいか」
『え…』
胸元をおさえている手を優しく剥がすと、第3ボタンが取れており、隙間から下着と谷間が見えている。
『ただいま』
ローと2人で甲板に上がれば、3人が笑顔で声をかけてくれる。
「恋歌、おれの部屋に来い
診てやる」
『だ、大丈夫だから』
「あ?ずっとおさえてる癖になに言ってんだ
さっさと来い」
ずるずると引きずられるように船内に連れて行かれる恋歌を見て、甲板に取り残された3人はぽかんとした顔をしている。
「おい、おれは腹が減った」
「あれ、着いていかなくていいのか?」
シリウスが恋歌に着いていかず、ペンギンの足元にいた為、主人の元にいなくていいのか確認したが、シリウスははぁと小さくため息をついた。
「空気を読んだだけだ」
「「「??」」」
シリウスの言葉の意味は解らなかったが、お菓子を寄越せと言うので、シリウスの為に恋歌がストックしているお菓子を出してやる為に、全員で食堂にむかった。
「そのコート脱げ」
『あ、あの…本当に大丈夫だから…』
ローの部屋に連れてこられ、コートを脱ぐように言われるが、拒否をしていると不機嫌そうな顔をしたローが、ずんずんと近づいてくる。
それから逃げるように後退りをしていた恋歌だが、後退していた為後ろが見えずベッドの縁に足が引っかかり、ベッドにぽすん、と座ってしまった。
すぐさま立ち上がろうとしたが、それより先にローに肩を掴まれ、仰向けにベッドに押し倒された。
逃げられないように恋歌の上に跨ったローは、メガネを取り、帽子もぽいっとソファに投げた。
仰向けになったまま、不安そうな顔をして胸元をおさえている手を掴む。
「手を離せ」
『だから、ほんとに、大丈夫なの!』
「それはおれが診て決める」
医者モードに入ったローに勝てるわけもなく、コートから強制的に手を離させられた恋歌は、ぎゅっと目を瞑った。
「…そんなに嫌か」
『へ…』
少し震えている恋歌に、やりすぎたかと心配そうな視線を向けてくるローに、本当の事を言った方がいいかと、手を離してもらった。
『逃げないから、退いてもらっていい?』
「ああ」
恋歌の上からローが退くと、恋歌も身体を起こし、ゆっくりとコートのボタンを外していく。
『あのね、魔法は使ってないから、魔力がどうとか、じゃなくて』
「そうか」
その言葉に嘘が無いとしても、どうして胸元をずっとおさえているのか、理由がわからない。
『え、っとね、ボタン…壊れた、の…』
「…は?」
顔を真っ赤にしてコートを脱いだ恋歌は、また恥ずかしそうに胸元をおさえる。
ボタンが壊れた理由は、サイズの正しい下着をつけたことで今までより胸が大きくなったので、昔から着ていたシャツのボタンが留まらなかったのだ。
試着室では奮闘しながらなんとかぎりぎり留めたが、歩いているうちにボタンが壊れた。
コートを着ているので見えるはずがないとはわかっていたが、不安になってボタンの外れた胸元をずっとおさえていただけ。
「…見ていいか」
『え…』
胸元をおさえている手を優しく剥がすと、第3ボタンが取れており、隙間から下着と谷間が見えている。