1人で初めての上陸
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じっと視線を合わせられ、逸らしたいと思うが、なぜか逸らす事が出来ない。
『あ、あのっ…』
腰を撫でていた手が上に上がり、ぐりっと背中の留め具を押す。
「これが、小さくなったのか?」
ちゅ、と頬に軽くキスをすると、恋歌が小さく身じろぎする。
『え、あの…う、ん…』
「(素直に言うんだな)」
下着が小さくなったのだと素直に言う恋歌に、ふっ、と笑ったローはひょい、と恋歌を自分の膝の上に乗せ、正面から抱きしめた。
「(たしかに…少しでかくなったか)」
すり、っと胸に顔を埋めているローは、その感触で恋歌の胸が少し大きくなったことに気づいた。
どくどくと聞こえる恋歌の早い心臓の音に、強く恋歌を抱き締めると、昔してくれたように帽子越しに頭を撫でられた。
柔らかい胸に顔を埋め、恋歌の匂いや心臓の音を感じていると、ここ最近の徹夜がたたり、急に瞼が重くなってきた。
このまま眠ってしまいたいと思ったが、それはまた今度だと眠気を振り払い、恋歌の胸から顔を離す。
「なにかあれば全力で逃げろ
逃げる為なら魔法は使ってもいい
必ずおれたちが助けに行く」
『うん、約束する』
心配してくれるローに笑顔で返事をすると、また胸に顔を埋められて、ぐりぐりと顔を擦り付けられ、しばらく抱きしめられた後、すっ、と離してくれた。
「仕方ねぇ…
シャチのところに行くぞ」
がりがりと頭をかいたローは、恋歌を立ち上がらせ、手を引いて部屋から出た。
「え、次の島に恋歌1人で?」
食堂に行けば今日の勉強をしていた3人が揃っており、シャチに次の島では恋歌1人で行かせると伝えれば、”いいのか?”と狼狽えているのがわかる。
「この間その話してたろ
次の島についたら恋歌に1人で行かせる」
「してたけど…」
先日、そろそろ恋歌1人で買い物をさせてみてはどうかという内容を、ロー、シャチ、ペンギンで話していた。
ハートの海賊団唯一の女の子という事もあり、みんなと一緒にいる時には買えない物や、遠慮していることがあるかもしれない。
それに加えて、この先なにがあるかわからない為、1人で行動する練習もさせるべきではないかという話もしており、その時に備えてシャチがこっそり準備していたものがある。
「キャプテンがいいなら…」
一番その話に渋っていたローが許可を出したという事であれば、シャチに断る理由はない。
ベポに次の島までの到着日数を確認し、ローに言われた準備をすることにした。
『あ、あのっ…』
腰を撫でていた手が上に上がり、ぐりっと背中の留め具を押す。
「これが、小さくなったのか?」
ちゅ、と頬に軽くキスをすると、恋歌が小さく身じろぎする。
『え、あの…う、ん…』
「(素直に言うんだな)」
下着が小さくなったのだと素直に言う恋歌に、ふっ、と笑ったローはひょい、と恋歌を自分の膝の上に乗せ、正面から抱きしめた。
「(たしかに…少しでかくなったか)」
すり、っと胸に顔を埋めているローは、その感触で恋歌の胸が少し大きくなったことに気づいた。
どくどくと聞こえる恋歌の早い心臓の音に、強く恋歌を抱き締めると、昔してくれたように帽子越しに頭を撫でられた。
柔らかい胸に顔を埋め、恋歌の匂いや心臓の音を感じていると、ここ最近の徹夜がたたり、急に瞼が重くなってきた。
このまま眠ってしまいたいと思ったが、それはまた今度だと眠気を振り払い、恋歌の胸から顔を離す。
「なにかあれば全力で逃げろ
逃げる為なら魔法は使ってもいい
必ずおれたちが助けに行く」
『うん、約束する』
心配してくれるローに笑顔で返事をすると、また胸に顔を埋められて、ぐりぐりと顔を擦り付けられ、しばらく抱きしめられた後、すっ、と離してくれた。
「仕方ねぇ…
シャチのところに行くぞ」
がりがりと頭をかいたローは、恋歌を立ち上がらせ、手を引いて部屋から出た。
「え、次の島に恋歌1人で?」
食堂に行けば今日の勉強をしていた3人が揃っており、シャチに次の島では恋歌1人で行かせると伝えれば、”いいのか?”と狼狽えているのがわかる。
「この間その話してたろ
次の島についたら恋歌に1人で行かせる」
「してたけど…」
先日、そろそろ恋歌1人で買い物をさせてみてはどうかという内容を、ロー、シャチ、ペンギンで話していた。
ハートの海賊団唯一の女の子という事もあり、みんなと一緒にいる時には買えない物や、遠慮していることがあるかもしれない。
それに加えて、この先なにがあるかわからない為、1人で行動する練習もさせるべきではないかという話もしており、その時に備えてシャチがこっそり準備していたものがある。
「キャプテンがいいなら…」
一番その話に渋っていたローが許可を出したという事であれば、シャチに断る理由はない。
ベポに次の島までの到着日数を確認し、ローに言われた準備をすることにした。