弔いの島
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驚いた恋歌が離れようとしたが、後頭部に回された手が離れることを許してくれない。
しばらくしてボタンを外し終え、唇を離すと、恋歌は手でブラウスの前を押さえて、赤い顔で困惑した表情を浮かべている。
『(な、なに…?
どういうこと…?)』
どきどきと鳴る心臓をおさえていると、手首を掴まれてゆっくりと手をブラウスから離させた。
淡い色の下着に包まれている白い胸に、星の魔女の証である黒い魔方陣がくっきりと浮かび上がってる。
『ひっ…!』
「…なんだその色気のねぇ声」
ぺろっと首筋を舐められた為、びくっと身体を揺らして離れようとするが、手首を掴む力は緩まない。
ちゅ、ちゅと恋歌の白い肌に唇を落す度、恋歌の身体が反応するのを楽しんでいるローは、なぜこんなことをされているのかわかっていない恋歌の目に、涙が溜まっているのに気づいていない。
「…恋歌」
掴んでいる手から震えが伝わってきたため、視線を上げると恋歌はぎゅっと目を閉じて耐えるように震えている。
名前を呼べばゆっくり目を開け、真っ赤になっている頬にキスをすれば、もうどうすればいいのかわからないのか、視線をうろうろとさせている。
「嫌か…?」
その言葉にはゆっくり首を横に振られ、ここまでしても強い拒否をしない恋歌に、小さくため息をついた。
「恋歌…悪い
怖かったか?」
まだ少し涙が残る目尻にキスすると、怖かったか、という問いに対しては、少しの間が空いて頷きが返ってきた。
強く掴みすぎていた手首を離して抱きしめてやると、おずおずとローの背中に手を回す。
「なぁ…恋歌
もし…もしおれが…」
『?』
ぎゅっと抱きしめる力を強めてくるローは、何かを言いたそうに言葉を区切るが、ローの言葉の先はノックの音によって聞くことができなかった。
「キャプテーン、恋歌ー
夕飯の時間だぞー」
「…ああ
すぐに行く」
ペンギンの声に反応したローは、抱きしめていた恋歌を離して、外したボタンを全て留めて服装を整えてやる。
ロー「行くぞ」
『…うん』
何を言いたかったのかが気になったが、一度口を閉ざしてしまったローは、後で聞いたところで答えてはくれないとわかっている。
「(いつかおれの目的が果たせたら…ってのは、おれらしくねぇな)」
夕飯後は不寝番のシャチを残して、恋歌も自分の部屋に戻ってベッドに寝転んで寝る準備を始める。
『(今日のローは少し様子が変だったな…
最近は…たまに身体…触られてたけど…
あんなことされたのは初めてだった…)』
魔力供給のキスをしている時に服の上から身体を触られることは、これまでに何度かあったが、今日のように服を脱がされかけたのは初めてだった。
最後は様子のおかしかったローに、何も言う事はできなかったが、何かを耐えるような表情をしていたことには気づいた。
『(なにか悩みがあるのかな…)』
ローに触られることは嫌ではないが、今日のように急にいつもと違う雰囲気で触られると、少し恐怖心が出てしまったのも確か。
『(きっと話してくれないよね…)』
寝る準備を整えてもぞもぞと布団に入り、白クマのぬいぐるみを抱き締める。
『(わたしの身体を触ったら…ローの不安がなくなるのかな…)』
どうすればローの悩みが解消できるだろうかと考えたが答えは出ず、目を閉じて眠る事を優先した。
しばらくしてボタンを外し終え、唇を離すと、恋歌は手でブラウスの前を押さえて、赤い顔で困惑した表情を浮かべている。
『(な、なに…?
どういうこと…?)』
どきどきと鳴る心臓をおさえていると、手首を掴まれてゆっくりと手をブラウスから離させた。
淡い色の下着に包まれている白い胸に、星の魔女の証である黒い魔方陣がくっきりと浮かび上がってる。
『ひっ…!』
「…なんだその色気のねぇ声」
ぺろっと首筋を舐められた為、びくっと身体を揺らして離れようとするが、手首を掴む力は緩まない。
ちゅ、ちゅと恋歌の白い肌に唇を落す度、恋歌の身体が反応するのを楽しんでいるローは、なぜこんなことをされているのかわかっていない恋歌の目に、涙が溜まっているのに気づいていない。
「…恋歌」
掴んでいる手から震えが伝わってきたため、視線を上げると恋歌はぎゅっと目を閉じて耐えるように震えている。
名前を呼べばゆっくり目を開け、真っ赤になっている頬にキスをすれば、もうどうすればいいのかわからないのか、視線をうろうろとさせている。
「嫌か…?」
その言葉にはゆっくり首を横に振られ、ここまでしても強い拒否をしない恋歌に、小さくため息をついた。
「恋歌…悪い
怖かったか?」
まだ少し涙が残る目尻にキスすると、怖かったか、という問いに対しては、少しの間が空いて頷きが返ってきた。
強く掴みすぎていた手首を離して抱きしめてやると、おずおずとローの背中に手を回す。
「なぁ…恋歌
もし…もしおれが…」
『?』
ぎゅっと抱きしめる力を強めてくるローは、何かを言いたそうに言葉を区切るが、ローの言葉の先はノックの音によって聞くことができなかった。
「キャプテーン、恋歌ー
夕飯の時間だぞー」
「…ああ
すぐに行く」
ペンギンの声に反応したローは、抱きしめていた恋歌を離して、外したボタンを全て留めて服装を整えてやる。
ロー「行くぞ」
『…うん』
何を言いたかったのかが気になったが、一度口を閉ざしてしまったローは、後で聞いたところで答えてはくれないとわかっている。
「(いつかおれの目的が果たせたら…ってのは、おれらしくねぇな)」
夕飯後は不寝番のシャチを残して、恋歌も自分の部屋に戻ってベッドに寝転んで寝る準備を始める。
『(今日のローは少し様子が変だったな…
最近は…たまに身体…触られてたけど…
あんなことされたのは初めてだった…)』
魔力供給のキスをしている時に服の上から身体を触られることは、これまでに何度かあったが、今日のように服を脱がされかけたのは初めてだった。
最後は様子のおかしかったローに、何も言う事はできなかったが、何かを耐えるような表情をしていたことには気づいた。
『(なにか悩みがあるのかな…)』
ローに触られることは嫌ではないが、今日のように急にいつもと違う雰囲気で触られると、少し恐怖心が出てしまったのも確か。
『(きっと話してくれないよね…)』
寝る準備を整えてもぞもぞと布団に入り、白クマのぬいぐるみを抱き締める。
『(わたしの身体を触ったら…ローの不安がなくなるのかな…)』
どうすればローの悩みが解消できるだろうかと考えたが答えは出ず、目を閉じて眠る事を優先した。