ハートの海賊団初戦闘
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『【ホロロギウム
サジタリウス】』
「恋歌…」
「(なんだ…今の声…
あの女の声か…?)」
とけい座の星座の力を借り、ベポの頭から流れている血をと身体の動きを止め、自分の周りに数えきれないほどの矢を発現させる。
恋歌自身も弓を構えて男たちに向かって矢を放つ。
「悪魔の実の能力者か!!」
この世界で不思議な力は、ほとんどが悪魔の実の能力。
それと勘違いしてくれるのであれば好都合だと、矢を止めることなく打ち続ける。
だが、武器で弾かれたり、躱されたりと相手を行動不能にするほどの傷は与えられない。
『(矢を撃ち続けるのも魔力がいる…
別の方法で…)』
あまりベポの傍を離れたくないが、これでは勝てないと弓矢を消して、足元に魔方陣を展開させる。
『【アリエス】』
「(声が特殊…あれが能力を発現させているってわけか)」
魔方陣から白い靄を出現させ、風の魔法で風向きを調節する。
「な、んだ…急に眠く…」
何人かがふらっと倒れてぐーぐー、といびきをかき始める。
「ちっ、お前らその靄を吸い込むな!」
一番後ろで指示を出している男の声に反応し、眠らなかった男たちは様々な方法で口と鼻を覆った。
「恋歌、この魔法…解いてくれ…!」
傷の時間と身体の時間を止められているベポは加勢したくとも動くことができないので、恋歌に魔法を解除してほしいと伝えるが、首を横に振られるだけ。
『(これ以上血を流したら危ないかもしれない
ローが帰ってくるまでこの魔法は絶対に解かない)』
「そのクマは動けねぇ!!
全員で一斉にかかれ!」
「恋歌!!」
5人の男たちが一斉に恋歌に飛びかかり、男の1人が刀を振り下ろしてきたのでそれを杖で受け止める。
『(力…強い…)
【レオ】!』
「「「ら、ライオン!?」」」
牡牛座の力を借りて筋力を上げているとはいえ、力に押し負けそうになり、獅子座のライオンを召喚し、4人の男たちを蹴散らした。
『(あと少し…!)』
立っている敵が目の前の男と、最後まで指示を出しているだけだった男だけになり、後2人だと息を吸い込もうとすると、背筋がぞわっとするような殺気に声が出せなくなった。
「頑張ったが、ここまでだ」
いつの間に背後に回られたのかわからないが、後ろから首を絞められ、殺気の所為だけではなく物理的に声を出せなくされた。
杖が手から離れ、からん、と軽い音がして足元に転がる。
ベ「恋歌!!恋歌!
おれの魔法解いて!!」
「魔法…?」
『(声…でな…っ)』
恋歌の細い首を片手で締め上げ、足を床から離して死なない程度に力を緩める。
ベポは無理やり身体を動かそうと腕に力を入れているが、魔法が解除されていない為動くことができない。
「お前…さっきの良い声もう一回聞かせろよ」
『…っ!!』
にやっと笑った男が、首から手を離して恋歌の頬を打ち、その所為で口の中に血の味が広がる。
「あれ、我慢すんなよな」
もう一度頬を叩いて声を出させようとするが、血が出る程唇を噛み締め声を出さないようにする。
かなり強い力で叩かれた為、目の前がちかちかして視界が揺らぐ。
「お前…!!」
集中力が切れた所為で、ベポにかけていた魔法が解け、解けた瞬間にベポが恋歌の頬を殴った男に飛びかかった。
「はいはい、クマさんはおれが相手な」
「!!」
もう一人の男が今度はベポに斬りかかり、咄嗟に避けていたが、刀はベポの腕をかすり、わずかに血が滲んでいる。
『(ベポ…魔法、解けちゃった…)』
これ以上ベポに血を流させたくないが、もう一度ベポに魔法をかける為の声が出ない。
サジタリウス】』
「恋歌…」
「(なんだ…今の声…
あの女の声か…?)」
とけい座の星座の力を借り、ベポの頭から流れている血をと身体の動きを止め、自分の周りに数えきれないほどの矢を発現させる。
恋歌自身も弓を構えて男たちに向かって矢を放つ。
「悪魔の実の能力者か!!」
この世界で不思議な力は、ほとんどが悪魔の実の能力。
それと勘違いしてくれるのであれば好都合だと、矢を止めることなく打ち続ける。
だが、武器で弾かれたり、躱されたりと相手を行動不能にするほどの傷は与えられない。
『(矢を撃ち続けるのも魔力がいる…
別の方法で…)』
あまりベポの傍を離れたくないが、これでは勝てないと弓矢を消して、足元に魔方陣を展開させる。
『【アリエス】』
「(声が特殊…あれが能力を発現させているってわけか)」
魔方陣から白い靄を出現させ、風の魔法で風向きを調節する。
「な、んだ…急に眠く…」
何人かがふらっと倒れてぐーぐー、といびきをかき始める。
「ちっ、お前らその靄を吸い込むな!」
一番後ろで指示を出している男の声に反応し、眠らなかった男たちは様々な方法で口と鼻を覆った。
「恋歌、この魔法…解いてくれ…!」
傷の時間と身体の時間を止められているベポは加勢したくとも動くことができないので、恋歌に魔法を解除してほしいと伝えるが、首を横に振られるだけ。
『(これ以上血を流したら危ないかもしれない
ローが帰ってくるまでこの魔法は絶対に解かない)』
「そのクマは動けねぇ!!
全員で一斉にかかれ!」
「恋歌!!」
5人の男たちが一斉に恋歌に飛びかかり、男の1人が刀を振り下ろしてきたのでそれを杖で受け止める。
『(力…強い…)
【レオ】!』
「「「ら、ライオン!?」」」
牡牛座の力を借りて筋力を上げているとはいえ、力に押し負けそうになり、獅子座のライオンを召喚し、4人の男たちを蹴散らした。
『(あと少し…!)』
立っている敵が目の前の男と、最後まで指示を出しているだけだった男だけになり、後2人だと息を吸い込もうとすると、背筋がぞわっとするような殺気に声が出せなくなった。
「頑張ったが、ここまでだ」
いつの間に背後に回られたのかわからないが、後ろから首を絞められ、殺気の所為だけではなく物理的に声を出せなくされた。
杖が手から離れ、からん、と軽い音がして足元に転がる。
ベ「恋歌!!恋歌!
おれの魔法解いて!!」
「魔法…?」
『(声…でな…っ)』
恋歌の細い首を片手で締め上げ、足を床から離して死なない程度に力を緩める。
ベポは無理やり身体を動かそうと腕に力を入れているが、魔法が解除されていない為動くことができない。
「お前…さっきの良い声もう一回聞かせろよ」
『…っ!!』
にやっと笑った男が、首から手を離して恋歌の頬を打ち、その所為で口の中に血の味が広がる。
「あれ、我慢すんなよな」
もう一度頬を叩いて声を出させようとするが、血が出る程唇を噛み締め声を出さないようにする。
かなり強い力で叩かれた為、目の前がちかちかして視界が揺らぐ。
「お前…!!」
集中力が切れた所為で、ベポにかけていた魔法が解け、解けた瞬間にベポが恋歌の頬を殴った男に飛びかかった。
「はいはい、クマさんはおれが相手な」
「!!」
もう一人の男が今度はベポに斬りかかり、咄嗟に避けていたが、刀はベポの腕をかすり、わずかに血が滲んでいる。
『(ベポ…魔法、解けちゃった…)』
これ以上ベポに血を流させたくないが、もう一度ベポに魔法をかける為の声が出ない。