女たちの作戦
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恋歌たちが来たことに気づいた女性は立ち上がりお辞儀をする。
リ「わざわざご足労いただきありがとうございます
私がこのリーシャ海賊団船長、リーシャです」
マ「俺は白ひげ一番隊隊長マルコだ
あんたが呼んだサボとニーナはちょっと来れねぇから俺たちが代理できた」
リ「そうですか
直接あの方々に謝りたかったのですが…」
マ「一体あんたが何を謝るっていうんだよい?」
リ「……私もあのニーナという子の過去は僅かですが知っています
決して思い出したくもない過去でしょう
それなのにカムイがそれを思い出させるような発言をし、それに加えてその子の大事な方まで傷つけたとなれば私には謝罪することしかできません…」
目を伏せて本当に申し訳なさそうに言うリーシャに四人は驚いた。
一介の、しかも船長が見ず知らずの海賊に対してここまで考えることができるだろうか。
相手の心の傷を気遣い謝罪までする。
マ「あ、いや、こっちこそそっちのクルーを傷つけちまったしおあいこだよい…」
エ「そうそう、それに俺らは今回のこのことであいつに吹っ切らせてくれたから感謝してるぐらいだ」
リ「そう言っていただけると嬉しいです」
母親のような温かさを感じるリーシャは人の傷を自分の痛みのように感じられる優しい人間だということがわかった。
レ「優しい人みたいね」
『そうね
だからここのクルーたちはみんなリーシャさんを守ろうとするのかもね 』
左右に別れて立つクルーたちからは殺気や敵意は感じないが、恋歌たちがここに来てから一度も警戒が解かれていない。
有名な白ひげ海賊団の隊長が二人も来ているのだ。
大事な船長に何かあってはいけないとみんな守るためにここにいるのだ。
リ「せっかくですから、一緒に宴でもいかがですか?
出会えたのも何かの縁ということで」
マ「そりゃいい案だよい
さっそく親父に相談してくるよい」
マルコはエースに暫く頼んだと言い残し不死鳥になって空を飛んでいった。
リ「あれがかの有名な不死鳥マルコさんの不死鳥姿ですか
初めて見ましたが綺麗ですね」
エ「まぁ存在するのかどうかもわからねぇ鳥だからな
ほんとにあんな姿してんのかとかは想像もできねぇけど」
空を飛ぶマルコを見てリーシャは微笑む。
リ「あそこのお嬢さん方も白ひげ海賊団なのですか?」
リーシャはエースの後ろに立つ恋歌とレイラを見ながらエースに尋ねる。
エ「ああ、ナースと…んー、恋歌は何だ?
戦闘員じゃねぇし…ナースでもねぇし…」
変なところで悩みだしたエースを横に恋歌とリーシャが頭を下げる。
レ「はじめまして、白ひげ海賊団でナースをしています
レイラと申します」
『私は恋歌といいます』
リ「よろしくお願いしますね
恋歌さんはなぜ白ひげ海賊団に?」
エースの戦闘員でもなく、ナースでもないという言葉に軽い疑問を感じたのだろう。
『そうですね…傍にいたい人がいたから、ですね』
リ「それで海賊に?
危険だとわかっていてもですか?」
『"今の"私には何の力もないことはわかっています
足手まといになることも…
でも、』
エ「ん?」
"恋歌"としては何の力もなく、船の知識など無いに等しい恋歌は足手まといにしかならないことは承知している。
それでも白ひげはそれでいいと言ってくれた。
桜姫としての力がなくても自慢の娘だと、そう言ってくれた。
その言葉に甘えていることも確かだ。でも、
『でも、私はエースの傍にいたいんです』
リ「…そうですか
貴女は強いですね」
にこっ、と笑ってくれるリーシャに恋歌も笑って返す。
『いえ、ただ我が儘なだけですよ』
リ「わざわざご足労いただきありがとうございます
私がこのリーシャ海賊団船長、リーシャです」
マ「俺は白ひげ一番隊隊長マルコだ
あんたが呼んだサボとニーナはちょっと来れねぇから俺たちが代理できた」
リ「そうですか
直接あの方々に謝りたかったのですが…」
マ「一体あんたが何を謝るっていうんだよい?」
リ「……私もあのニーナという子の過去は僅かですが知っています
決して思い出したくもない過去でしょう
それなのにカムイがそれを思い出させるような発言をし、それに加えてその子の大事な方まで傷つけたとなれば私には謝罪することしかできません…」
目を伏せて本当に申し訳なさそうに言うリーシャに四人は驚いた。
一介の、しかも船長が見ず知らずの海賊に対してここまで考えることができるだろうか。
相手の心の傷を気遣い謝罪までする。
マ「あ、いや、こっちこそそっちのクルーを傷つけちまったしおあいこだよい…」
エ「そうそう、それに俺らは今回のこのことであいつに吹っ切らせてくれたから感謝してるぐらいだ」
リ「そう言っていただけると嬉しいです」
母親のような温かさを感じるリーシャは人の傷を自分の痛みのように感じられる優しい人間だということがわかった。
レ「優しい人みたいね」
『そうね
だからここのクルーたちはみんなリーシャさんを守ろうとするのかもね 』
左右に別れて立つクルーたちからは殺気や敵意は感じないが、恋歌たちがここに来てから一度も警戒が解かれていない。
有名な白ひげ海賊団の隊長が二人も来ているのだ。
大事な船長に何かあってはいけないとみんな守るためにここにいるのだ。
リ「せっかくですから、一緒に宴でもいかがですか?
出会えたのも何かの縁ということで」
マ「そりゃいい案だよい
さっそく親父に相談してくるよい」
マルコはエースに暫く頼んだと言い残し不死鳥になって空を飛んでいった。
リ「あれがかの有名な不死鳥マルコさんの不死鳥姿ですか
初めて見ましたが綺麗ですね」
エ「まぁ存在するのかどうかもわからねぇ鳥だからな
ほんとにあんな姿してんのかとかは想像もできねぇけど」
空を飛ぶマルコを見てリーシャは微笑む。
リ「あそこのお嬢さん方も白ひげ海賊団なのですか?」
リーシャはエースの後ろに立つ恋歌とレイラを見ながらエースに尋ねる。
エ「ああ、ナースと…んー、恋歌は何だ?
戦闘員じゃねぇし…ナースでもねぇし…」
変なところで悩みだしたエースを横に恋歌とリーシャが頭を下げる。
レ「はじめまして、白ひげ海賊団でナースをしています
レイラと申します」
『私は恋歌といいます』
リ「よろしくお願いしますね
恋歌さんはなぜ白ひげ海賊団に?」
エースの戦闘員でもなく、ナースでもないという言葉に軽い疑問を感じたのだろう。
『そうですね…傍にいたい人がいたから、ですね』
リ「それで海賊に?
危険だとわかっていてもですか?」
『"今の"私には何の力もないことはわかっています
足手まといになることも…
でも、』
エ「ん?」
"恋歌"としては何の力もなく、船の知識など無いに等しい恋歌は足手まといにしかならないことは承知している。
それでも白ひげはそれでいいと言ってくれた。
桜姫としての力がなくても自慢の娘だと、そう言ってくれた。
その言葉に甘えていることも確かだ。でも、
『でも、私はエースの傍にいたいんです』
リ「…そうですか
貴女は強いですね」
にこっ、と笑ってくれるリーシャに恋歌も笑って返す。
『いえ、ただ我が儘なだけですよ』