女たちの作戦
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カ「気絶してくれなかったんですね」
サボ「負けるわけにはいかないからな」
再び刀を構えあう二人の間にはピリピリとした空気が流れる。
カ「なぜそこまで俺と戦うんです?」
サボ「やっぱうじうじしてんのは俺の性に合わねぇわ
"海賊"なら欲しいものは奪えってな」
カ「……つまりあなたも結局は俺と同じってことですか」
サボ「まぁそういうことだな
だから負けられねぇんだ」
刀を強く握り締め自身の周りに風を起こす。
砂が舞い上がり、視界が悪くなる。
カ「そういえば悪魔の実の能力者でしたね
一度も使われないので忘れてました」
サボ「出し惜しみしてる場合じゃねぇからな
大事なもんは例え誰であろうと、何があろうと渡さねぇ
それが例え向こうが望まないことでも」
カ「それが海賊とでも言いますか」
サボ「ああ…
構えろ、次で最後だ」
雰囲気の変わったサボにカムイは本当に次で決めてくると悟った。
数瞬の沈黙の後、どんっ、という砂が抉られる音と共にサボの姿が消えた。
ギャラリーたちは何が起こったかわからない様子できょとんとしている。
『勝負ありってとこね』
エ「だな」
レ「えっ?」
レイラもわかっていないようで砂ぼこりが舞う中何が起こったのかと目を凝らす。
サボ「礼を言っておくよ
吹っ切らせてくれたのはあんただ」
カ「そんなお礼…いら、ない…です…」
どさ、と砂浜に倒れたのはカムイだった。
サボは刀を鞘に仕舞い、カムイを肩に担ぎ上げる。
サボ「峰打ちだけど風の力も込めたから暫くは目を覚まさないだろうよ」
グ「そうか…」
カムイをグレイに渡すとマルコに顔を向ける。
サボ「俺の勝ち?」
マ「ああ…
勝者サボ!」
マルコが名前を大声で言うとギャラリーから歓声があがる。
一般市民は凄まじい剣技が見れたことに興奮しているようだ。
サボ「こいつ貰っていく」
ニ「へ、ちょ…///」
ニーナのところにすたすたと歩いていき横抱きにして持ち上げる。
周りから、主に白ひげ海賊団からの冷やかしの声が飛び交う。
恋歌はニーナに助けを求めるような視線を送られたが、今回ばかりは助けるわけにもいかず手を振って歩いていく二人の背中を見送った。
サボ「負けるわけにはいかないからな」
再び刀を構えあう二人の間にはピリピリとした空気が流れる。
カ「なぜそこまで俺と戦うんです?」
サボ「やっぱうじうじしてんのは俺の性に合わねぇわ
"海賊"なら欲しいものは奪えってな」
カ「……つまりあなたも結局は俺と同じってことですか」
サボ「まぁそういうことだな
だから負けられねぇんだ」
刀を強く握り締め自身の周りに風を起こす。
砂が舞い上がり、視界が悪くなる。
カ「そういえば悪魔の実の能力者でしたね
一度も使われないので忘れてました」
サボ「出し惜しみしてる場合じゃねぇからな
大事なもんは例え誰であろうと、何があろうと渡さねぇ
それが例え向こうが望まないことでも」
カ「それが海賊とでも言いますか」
サボ「ああ…
構えろ、次で最後だ」
雰囲気の変わったサボにカムイは本当に次で決めてくると悟った。
数瞬の沈黙の後、どんっ、という砂が抉られる音と共にサボの姿が消えた。
ギャラリーたちは何が起こったかわからない様子できょとんとしている。
『勝負ありってとこね』
エ「だな」
レ「えっ?」
レイラもわかっていないようで砂ぼこりが舞う中何が起こったのかと目を凝らす。
サボ「礼を言っておくよ
吹っ切らせてくれたのはあんただ」
カ「そんなお礼…いら、ない…です…」
どさ、と砂浜に倒れたのはカムイだった。
サボは刀を鞘に仕舞い、カムイを肩に担ぎ上げる。
サボ「峰打ちだけど風の力も込めたから暫くは目を覚まさないだろうよ」
グ「そうか…」
カムイをグレイに渡すとマルコに顔を向ける。
サボ「俺の勝ち?」
マ「ああ…
勝者サボ!」
マルコが名前を大声で言うとギャラリーから歓声があがる。
一般市民は凄まじい剣技が見れたことに興奮しているようだ。
サボ「こいつ貰っていく」
ニ「へ、ちょ…///」
ニーナのところにすたすたと歩いていき横抱きにして持ち上げる。
周りから、主に白ひげ海賊団からの冷やかしの声が飛び交う。
恋歌はニーナに助けを求めるような視線を送られたが、今回ばかりは助けるわけにもいかず手を振って歩いていく二人の背中を見送った。