女たちの作戦
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カ「俺とこんなに長い時間やりあえる人は船長以外じゃ久しぶりですよ」
サボ「そりゃどうも」
至極楽しそうに言うカムイに不機嫌そうに返すサボ。
お互いに体中に小さな切り傷がたくさんできている。
カ「ていうか何で邪魔するんです?」
サボ「はぁ?」
打ち合いながらも話すことを止めない二人。
カムイがちらっと横目で勝負を見ているニーナを盗み見る。
カ「ニーナさんの彼氏でもないんでしょう?
だったら俺の邪魔をするのは何なんです?」
サボ「俺は…」
カ「あなたたち白ひげ海賊団はクルーたち全員が家族であるということは聞いています
ならあなたにとってニーナさんは妹のような存在のはず
妹に近づく虫は排除しようってことですか?」
サボ「…違う」
カ「何が違うんです?
自分で言うのもなんですが、俺といることが幸せになるかもしれないじゃないですか
俺はニーナさんを悲しませるつもりはないし、泣かせるつもりもありません
過去がどうであれ俺は気にしないし、他のやつにも言わせない
そんな俺を邪魔してまで、何がしたいんです?」
サボはカムイの言葉を頭の中で繰り返し考え、答えを探す。
カ「そんなに長い時間考え事できるなんて俺も嘗められたもんですね」
サボ「…しまっ…!!」
返事を返せない自分に苛立ったサボは一瞬の隙をつかれて、峰打ちとはいえまともに喰らってしまい吹き飛ばされる。
ニ「サボ…」
この程度で死なないとはわかってはいるが、巻き込んでしまった自分を責める。
そもそもなぜこんな勝負を受けてくれたのか。
サボには何のメリットもないというのに…。
サボ「(はぁ…
何か色々考えすぎて疲れたな…)」
仰向けに倒れたまま流れる雲をぼんやりと見つめる。
すると上から砂が顔に落ちてきて、顔中砂まみれになった。
サボ「な、何すんだ!」
飛び上がりながら起き上がり砂の落ちてきた方を見るとエースがいた。
エ「お前馬鹿か」
サボ「はぁ?」
エ「お前は昔っから難しく考えすぎなんだよ
たまには本能の赴くままにでも突っ走ってみろよ」
サボ「本能の赴くままに…?」
エ「そ、たまにはな
野生の勘とかも必要な時があるってこと」
サボ「でも俺は…」
エ「なんであいつのことになるとそんなにうじうじすんだよ!
俺の知ってるサボは賢くていつも頼りになって俺の背中を支えてくれるやつだ
それに忘れたか?」
サボ「何をだ?」
エ「俺たちは"海賊"なんだ」
サボ「………はっ、そんなこと…
言われなくてもわかってる」
エ「ならケリつけてこい」
『何話してきたの?』
エ「なに、うじうじしてる兄弟に喝を入れにな」
『でもサボ、エースと話してから何かが吹っ切れたみたいな顔してる』
エ「兄弟ん中でも白ひげ海賊団の中でもサボと一番付き合いが長いのは俺だからな
あいつは変なとこで頭固いんだよ」
サボ「そりゃどうも」
至極楽しそうに言うカムイに不機嫌そうに返すサボ。
お互いに体中に小さな切り傷がたくさんできている。
カ「ていうか何で邪魔するんです?」
サボ「はぁ?」
打ち合いながらも話すことを止めない二人。
カムイがちらっと横目で勝負を見ているニーナを盗み見る。
カ「ニーナさんの彼氏でもないんでしょう?
だったら俺の邪魔をするのは何なんです?」
サボ「俺は…」
カ「あなたたち白ひげ海賊団はクルーたち全員が家族であるということは聞いています
ならあなたにとってニーナさんは妹のような存在のはず
妹に近づく虫は排除しようってことですか?」
サボ「…違う」
カ「何が違うんです?
自分で言うのもなんですが、俺といることが幸せになるかもしれないじゃないですか
俺はニーナさんを悲しませるつもりはないし、泣かせるつもりもありません
過去がどうであれ俺は気にしないし、他のやつにも言わせない
そんな俺を邪魔してまで、何がしたいんです?」
サボはカムイの言葉を頭の中で繰り返し考え、答えを探す。
カ「そんなに長い時間考え事できるなんて俺も嘗められたもんですね」
サボ「…しまっ…!!」
返事を返せない自分に苛立ったサボは一瞬の隙をつかれて、峰打ちとはいえまともに喰らってしまい吹き飛ばされる。
ニ「サボ…」
この程度で死なないとはわかってはいるが、巻き込んでしまった自分を責める。
そもそもなぜこんな勝負を受けてくれたのか。
サボには何のメリットもないというのに…。
サボ「(はぁ…
何か色々考えすぎて疲れたな…)」
仰向けに倒れたまま流れる雲をぼんやりと見つめる。
すると上から砂が顔に落ちてきて、顔中砂まみれになった。
サボ「な、何すんだ!」
飛び上がりながら起き上がり砂の落ちてきた方を見るとエースがいた。
エ「お前馬鹿か」
サボ「はぁ?」
エ「お前は昔っから難しく考えすぎなんだよ
たまには本能の赴くままにでも突っ走ってみろよ」
サボ「本能の赴くままに…?」
エ「そ、たまにはな
野生の勘とかも必要な時があるってこと」
サボ「でも俺は…」
エ「なんであいつのことになるとそんなにうじうじすんだよ!
俺の知ってるサボは賢くていつも頼りになって俺の背中を支えてくれるやつだ
それに忘れたか?」
サボ「何をだ?」
エ「俺たちは"海賊"なんだ」
サボ「………はっ、そんなこと…
言われなくてもわかってる」
エ「ならケリつけてこい」
『何話してきたの?』
エ「なに、うじうじしてる兄弟に喝を入れにな」
『でもサボ、エースと話してから何かが吹っ切れたみたいな顔してる』
エ「兄弟ん中でも白ひげ海賊団の中でもサボと一番付き合いが長いのは俺だからな
あいつは変なとこで頭固いんだよ」