女たちの作戦
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恋歌とニーナは買ったパーカーを着てナースたちと外に出る。
砂浜に降りた恋歌たちは周りを見渡して仲間を探す。
『あっちにいる』
恋歌が指差した方向には海に入れない能力者たちが砂遊びやパラソルの下でのんびりと過ごしていた。
近くでは隊員たちが海で遊んでいる。
そこに向かって恋歌たちは歩き出した。
エ「はぁ…」
サボ「ため息なんかついてどうした?」
砂遊びをしている二人はぺたぺたと何故か城を造っている。
エ「俺ら海に来ても入れねぇじゃん?
昔は入れたのになぁってよ…」
サボ「カナヅチのルフィのこと見て笑ってたのにな
今じゃ俺たちもカナヅチだ」
エ「どんなに海が好きでも嫌われちまったらしょーがねぇよなぁ…」
サボ「まぁでもこの力に救われてるところもあるし、カナヅチになるのを承知であの実を食べたんだ
文句は言えねぇさ」
エ「わかってるけどな
たまには海に触りたいって思うときもあるってことだ」
サボ「それは俺も否定しねぇよ」
楽しそうに遊ぶ部下たちを見て羨ましそうな視線を向けるエースとサボ。
『じゃあ海入ってみる?』
「「え?」」
突然後ろから聞こえた声に驚いて一斉にそちらを向く。
そこには水着の上からパーカーを着た恋歌とニーナが立っていた。
二人とも生足が出ていたのでしゃがんでいたエースとサボは一瞬そこに目を奪われたが、慌てて自分の意識を取り戻した。
エ「えっと、今何て言った?」
『だから海、入りたいんでしょ?
入れるよ?』
さらっと言う恋歌にエースとサボは顔を見合わせてはてなを浮かべる。
サボ「いや、でも俺たち能力者だし…」
『わかってるよ
でも入れるようにはできる
どうする?』
「「……」」
恋歌が言うからには嘘ではないのだろうが、果たしてそんなことができるのだろうか。
エ「入れるなら入りたいけどよ
どうするんだ?」
『そんな難しいことじゃないよ
エースたちが海に入れないのは能力者だから
能力者になる前には普通に泳げてたし、カナヅチだったわけでもない』
エ「まぁな」
『だったら簡単
二人の中にいる"悪魔"を一時的に外に出せばいいのよ』
「「へ?」」
『二人の中に悪魔がいるから海から嫌われた
でも二人自体は嫌われたわけじゃない
目瞑って』
エースとサボは何が何だかわからなかったが、とりあえず言われた通りに目を閉じる。
恋歌は片手づつ二人に向け何かを引っ張り出した。
ニ「なにこれ…」
エースからは赤い霧のようなものが、サボからは白い靄のようなものが出てきた。
そしてそれを二人がしているペンダントに仕舞う。
『はい、できたよ
これで二人は生身の人
能力は使えなくなったはず』
目を開けた二人は手を見つめて暫く黙る。
エ「ほんとだ…炎になれねぇ」
サボ「俺もだ
風になれねぇ…」
『これは一時的なものだから私が戻すか自動的に明日には戻ってるわ』
そう説明した恋歌の顔を一度見上げてエースとサボはお互いの顔を見る。
そして暫くして目をキラキラと輝かせた。
エ「マジか!恋歌すげぇな!」
サボ「生身の体なんか久しぶりだ!
海に入れるのか?」
『うん、入れるよ』
それを聞いた二人は一目散に海に飛び込んで行った。
それを見ていた周りの隊員はカナヅチの二人が海に飛び込んだことに焦り助けに行こうとしたが、海面に顔を出して笑いあっている二人を見て唖然としていた。
砂浜に降りた恋歌たちは周りを見渡して仲間を探す。
『あっちにいる』
恋歌が指差した方向には海に入れない能力者たちが砂遊びやパラソルの下でのんびりと過ごしていた。
近くでは隊員たちが海で遊んでいる。
そこに向かって恋歌たちは歩き出した。
エ「はぁ…」
サボ「ため息なんかついてどうした?」
砂遊びをしている二人はぺたぺたと何故か城を造っている。
エ「俺ら海に来ても入れねぇじゃん?
昔は入れたのになぁってよ…」
サボ「カナヅチのルフィのこと見て笑ってたのにな
今じゃ俺たちもカナヅチだ」
エ「どんなに海が好きでも嫌われちまったらしょーがねぇよなぁ…」
サボ「まぁでもこの力に救われてるところもあるし、カナヅチになるのを承知であの実を食べたんだ
文句は言えねぇさ」
エ「わかってるけどな
たまには海に触りたいって思うときもあるってことだ」
サボ「それは俺も否定しねぇよ」
楽しそうに遊ぶ部下たちを見て羨ましそうな視線を向けるエースとサボ。
『じゃあ海入ってみる?』
「「え?」」
突然後ろから聞こえた声に驚いて一斉にそちらを向く。
そこには水着の上からパーカーを着た恋歌とニーナが立っていた。
二人とも生足が出ていたのでしゃがんでいたエースとサボは一瞬そこに目を奪われたが、慌てて自分の意識を取り戻した。
エ「えっと、今何て言った?」
『だから海、入りたいんでしょ?
入れるよ?』
さらっと言う恋歌にエースとサボは顔を見合わせてはてなを浮かべる。
サボ「いや、でも俺たち能力者だし…」
『わかってるよ
でも入れるようにはできる
どうする?』
「「……」」
恋歌が言うからには嘘ではないのだろうが、果たしてそんなことができるのだろうか。
エ「入れるなら入りたいけどよ
どうするんだ?」
『そんな難しいことじゃないよ
エースたちが海に入れないのは能力者だから
能力者になる前には普通に泳げてたし、カナヅチだったわけでもない』
エ「まぁな」
『だったら簡単
二人の中にいる"悪魔"を一時的に外に出せばいいのよ』
「「へ?」」
『二人の中に悪魔がいるから海から嫌われた
でも二人自体は嫌われたわけじゃない
目瞑って』
エースとサボは何が何だかわからなかったが、とりあえず言われた通りに目を閉じる。
恋歌は片手づつ二人に向け何かを引っ張り出した。
ニ「なにこれ…」
エースからは赤い霧のようなものが、サボからは白い靄のようなものが出てきた。
そしてそれを二人がしているペンダントに仕舞う。
『はい、できたよ
これで二人は生身の人
能力は使えなくなったはず』
目を開けた二人は手を見つめて暫く黙る。
エ「ほんとだ…炎になれねぇ」
サボ「俺もだ
風になれねぇ…」
『これは一時的なものだから私が戻すか自動的に明日には戻ってるわ』
そう説明した恋歌の顔を一度見上げてエースとサボはお互いの顔を見る。
そして暫くして目をキラキラと輝かせた。
エ「マジか!恋歌すげぇな!」
サボ「生身の体なんか久しぶりだ!
海に入れるのか?」
『うん、入れるよ』
それを聞いた二人は一目散に海に飛び込んで行った。
それを見ていた周りの隊員はカナヅチの二人が海に飛び込んだことに焦り助けに行こうとしたが、海面に顔を出して笑いあっている二人を見て唖然としていた。