ちびちび不死鳥
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サボ「ふぅ…こんなもんかな」
恋歌たちがでかけてから数時間部屋に引きこもり、わかる書類は全て終わらせたサボはひとつ椅子の上で伸びをする。
サボ「なんか達成感があるなぁ
まぁでも…」
サボはひとつ重苦しいため息をついて立ち上がり、外へ出るために扉を開けた。
サボ「次はこっちををなんとかしないとな…」
ニ「サ、サボ…」
やばいという顔をしたニーナとばっちり目があったサボはやれやれと肩をすぼめた。
サボ「さて、ちゃんと説明してくれるよな?」
ニ「は、はい…」
サボの背中から黒いオーラが見えた気がしたニーナは大人しくサボの目の前の現状の説明を始めた。
今サボの目の前は恋歌とエースがでていったときの面影がほとんどないほどにぐちゃぐちゃになっている。
船の上なのに甲板はびちゃびちゃ、酒の入った樽も割れたようでところどころ紫色になっている。
それを被ったクルーたちが何人もいて服にシミがついているので、一緒に遊んでいたのは明白だ。
ほぼ全員がサボが出てきた途端、顔を思いっきり青ざめたが唯一楽しそうにしているものが1人。
マ「あ!サボよい!!
おしごとおわったのかよい?」
全身びしゃびしゃになりながらもサボの姿を見た途端嬉しそうに駆け寄ってきた。
サボ「んー、ほんとはこれでおしまいなはずだったんだけど…な?ニーナ?」
ニ「あ、はい…」
サッチ「おいおい、ニーナちゃんばっか責めてやんなよー」
しゅん…としているニーナを庇おうとしたのがサッチが口を挟んできたが、ぎろっ、と睨まれ大人しく引き下がった。
サボ「言っておくが一緒に遊んでたお前も同罪だからな?」
サッチ「お、おう」
サボ「さて、説明してくれ
どうしてこんな風になったんだ?」
ニ「えっと…マルコが鬼ごっこがしたいって言ったんだけど2人じゃなんだからみんなでしようって私が提案したの
そこでサッチさんとか非番の人達とかと鬼ごっこを始めたんだけど…」
サッチ「いやー、つい逃げる方も捕まえる方も本気になってきちゃってさー
気がついたらこの有様でしたー、みたいな?」
無理やり明るい雰囲気を作ろうとしているサッチだったが、それもサボにスルーされる。
サボ「大の大人がこんなになるまで鬼ごっこに夢中だったと?」
ニ「はい…ごめんなさい…」
サボ「マルコがいたら雷落ちるどころじゃすまないぞ?」
マ「ん?マルはここにいるよい?」
サボ「もっとおっかねぇマルコのことさ」
マ「?」
サボ「それはさておき、お前ら!!
とっとと片付ける!
あと親父の酒の樽も壊したんだから覚悟しとけよ!!」
「「「「「ええー!!!!」」」」」
サボ「ええー!!じゃない!!
自分らで後始末はしろ!
加減ってものを覚えろよ…
いいな!ここが片付くまでお前ら飯は食わせねぇからな!!」
この最後の言葉が効いたのか渋々ながらも鬼ごっこに参加していたメンバーは片付けを始めた。
サボ「さぁ、マルコお前も散らかしたんだからみんなと一緒に片付けしてくるんだ」
マ「たのしかったのにだめなことなのかよい?」
今のこの惨状がいけないことだとわかっていないらしく片付けるクルーたちを不思議そうに見つめる。
サボ「ここはみんなが一緒に暮らしてる船だ
もしあんな風に甲板が濡れてて誰かが転んだりしたらどうする?
マルコだって誰かが怪我するのはいやだろ?」
マ「いやよい!」
サボ「よし、ならここを綺麗にしてみんなで安全に暮らせるようにしような」
マ「よい!」
元気よく返事をして、おそらくニーナが濡らしたのであろう甲板をごしごしと拭き始めた。
恋歌たちがでかけてから数時間部屋に引きこもり、わかる書類は全て終わらせたサボはひとつ椅子の上で伸びをする。
サボ「なんか達成感があるなぁ
まぁでも…」
サボはひとつ重苦しいため息をついて立ち上がり、外へ出るために扉を開けた。
サボ「次はこっちををなんとかしないとな…」
ニ「サ、サボ…」
やばいという顔をしたニーナとばっちり目があったサボはやれやれと肩をすぼめた。
サボ「さて、ちゃんと説明してくれるよな?」
ニ「は、はい…」
サボの背中から黒いオーラが見えた気がしたニーナは大人しくサボの目の前の現状の説明を始めた。
今サボの目の前は恋歌とエースがでていったときの面影がほとんどないほどにぐちゃぐちゃになっている。
船の上なのに甲板はびちゃびちゃ、酒の入った樽も割れたようでところどころ紫色になっている。
それを被ったクルーたちが何人もいて服にシミがついているので、一緒に遊んでいたのは明白だ。
ほぼ全員がサボが出てきた途端、顔を思いっきり青ざめたが唯一楽しそうにしているものが1人。
マ「あ!サボよい!!
おしごとおわったのかよい?」
全身びしゃびしゃになりながらもサボの姿を見た途端嬉しそうに駆け寄ってきた。
サボ「んー、ほんとはこれでおしまいなはずだったんだけど…な?ニーナ?」
ニ「あ、はい…」
サッチ「おいおい、ニーナちゃんばっか責めてやんなよー」
しゅん…としているニーナを庇おうとしたのがサッチが口を挟んできたが、ぎろっ、と睨まれ大人しく引き下がった。
サボ「言っておくが一緒に遊んでたお前も同罪だからな?」
サッチ「お、おう」
サボ「さて、説明してくれ
どうしてこんな風になったんだ?」
ニ「えっと…マルコが鬼ごっこがしたいって言ったんだけど2人じゃなんだからみんなでしようって私が提案したの
そこでサッチさんとか非番の人達とかと鬼ごっこを始めたんだけど…」
サッチ「いやー、つい逃げる方も捕まえる方も本気になってきちゃってさー
気がついたらこの有様でしたー、みたいな?」
無理やり明るい雰囲気を作ろうとしているサッチだったが、それもサボにスルーされる。
サボ「大の大人がこんなになるまで鬼ごっこに夢中だったと?」
ニ「はい…ごめんなさい…」
サボ「マルコがいたら雷落ちるどころじゃすまないぞ?」
マ「ん?マルはここにいるよい?」
サボ「もっとおっかねぇマルコのことさ」
マ「?」
サボ「それはさておき、お前ら!!
とっとと片付ける!
あと親父の酒の樽も壊したんだから覚悟しとけよ!!」
「「「「「ええー!!!!」」」」」
サボ「ええー!!じゃない!!
自分らで後始末はしろ!
加減ってものを覚えろよ…
いいな!ここが片付くまでお前ら飯は食わせねぇからな!!」
この最後の言葉が効いたのか渋々ながらも鬼ごっこに参加していたメンバーは片付けを始めた。
サボ「さぁ、マルコお前も散らかしたんだからみんなと一緒に片付けしてくるんだ」
マ「たのしかったのにだめなことなのかよい?」
今のこの惨状がいけないことだとわかっていないらしく片付けるクルーたちを不思議そうに見つめる。
サボ「ここはみんなが一緒に暮らしてる船だ
もしあんな風に甲板が濡れてて誰かが転んだりしたらどうする?
マルコだって誰かが怪我するのはいやだろ?」
マ「いやよい!」
サボ「よし、ならここを綺麗にしてみんなで安全に暮らせるようにしような」
マ「よい!」
元気よく返事をして、おそらくニーナが濡らしたのであろう甲板をごしごしと拭き始めた。
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