ちびちび不死鳥
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騒がしい昼食も終わり、各自食べ終わった者から仕事に戻ったり、非番の者は部屋に戻ったりなど食堂から人が減っていく。
恋歌とエース、そしてマルコも部屋に戻ろうとしたのだが、立ち上がる前にサボに声をかけられた。
サボ「どうだいチビマルコは
いいパパやってるかよ」
からかうようにエースを小突きながら言うサボにエースは鬱陶しそうに眉間に皺を寄せた。
エ「んだよ、からかいに来たんなら仕事しろ」
サボ「お、その言葉を我らが二番隊隊長殿から聞けるとはね
ってことはマルコが元に戻ったら俺の仕事も少しは減るのかな?」
エ「………」
ほとんど書類仕事などはサボに任せていたためその言葉を言われてしまっては返す言葉もない。
エ「……用件はなんだ」
ぶすっ、っとした顔をしながらサボに視線を投げる。
サボ「実はさ、二人に手伝ってもらいたいことがあるんだけど…」
エ「二人?
って、俺と誰だ?」
サボ「母さん…」
『あ、私?』
申し訳なさそうに苦笑いしながら言うサボになんの仕事があるのだろうと二人で顔を見合わせた。
着いてきてほしいと言われたのでエースと恋歌、そしてマルコはサボに部屋に連れてこられた。
中にはニーナがいて、なにかを紙に書いている途中だった。
サボ「えーっ、と
確かこの辺りに…あ、あった」
山積みになっている書類の中から二枚の紙を取り出してエースと恋歌に一枚ずつ渡す。
それを下にいるマルコがぴょんびょんと跳ねながら覗こうとしているのに気づき恋歌がしゃがんで内容を読む。
マ「よめないよい…」
『んーっとね…
これは次の島の上陸前の偵察の報告書ね』
マ「ていさつ?ほうこくしょ?」
マルコには難しい言葉だったのか理解できないようで首を傾げている。
『簡単に言えばみんなが次の島で安全にお買い物とかができるかを見てきてほしいってことね
それで、そこがどんなところだったかをこの紙に書くの』
マ「よい?」
結局マルコにはわからなかったようで首を傾げたまま固まってしまった。
『うーん…ちょっと難しいかな?
それでこれを私たちに渡したってことは…』
サボ「お察しの通り、二人には偵察に行ってもらいたいんだ」
エ「俺はいいけどよ
マルコどーすんだ?」
サボ「この状態のマルコを連れて回ってもらうのも悪いし船の誰かが相手しとくよ」
二人でちらりと恋歌と話しているマルコを見る。
エ「……まぁ問題は…」
サボ「そうなんだよな……」
マ「いやよい!!」
「「はぁ……」」
予想通りの反応にエースとサボは二人でため息をついた。
『明日にはちゃんと帰ってくるから、ね?』
マ「それでもいやよい!!」
恋歌が優しく言っても頑なに首を縦に振ろうとしないマルコに恋歌自身も困り顔だ。
マルコがこれだけ嫌がっている内容はご察しの通り…
マ「マルもついていくよい!!」
『うんとね?偵察っていうのはみんなに危険がないか調べるためのものだからマルコさんはついてきちゃ危ないのよ?』
マ「だいじょうぶよい!
だからつれていってほしいよい!」
なにを根拠に大丈夫と言っているのかはわからないが恋歌のそばから離れようとしないので出発しようにもできないのだ。
エ「頑固なのは昔からだったみてぇだな」
サボ「ったく、もうちょっと可愛げがあってもいいものを」
エ「俺たちがそれを言えるか?」
サボ「……まぁ自分たちのことはおいといてだな!
さ、マルコ母さんが困ってるだろ?明日には戻ってくるって言ってるんだしさ」
マ「ふん!」
ぷい、とそっぽを向いてしまったマルコにため息がまた二つ聞こえた。
恋歌とエース、そしてマルコも部屋に戻ろうとしたのだが、立ち上がる前にサボに声をかけられた。
サボ「どうだいチビマルコは
いいパパやってるかよ」
からかうようにエースを小突きながら言うサボにエースは鬱陶しそうに眉間に皺を寄せた。
エ「んだよ、からかいに来たんなら仕事しろ」
サボ「お、その言葉を我らが二番隊隊長殿から聞けるとはね
ってことはマルコが元に戻ったら俺の仕事も少しは減るのかな?」
エ「………」
ほとんど書類仕事などはサボに任せていたためその言葉を言われてしまっては返す言葉もない。
エ「……用件はなんだ」
ぶすっ、っとした顔をしながらサボに視線を投げる。
サボ「実はさ、二人に手伝ってもらいたいことがあるんだけど…」
エ「二人?
って、俺と誰だ?」
サボ「母さん…」
『あ、私?』
申し訳なさそうに苦笑いしながら言うサボになんの仕事があるのだろうと二人で顔を見合わせた。
着いてきてほしいと言われたのでエースと恋歌、そしてマルコはサボに部屋に連れてこられた。
中にはニーナがいて、なにかを紙に書いている途中だった。
サボ「えーっ、と
確かこの辺りに…あ、あった」
山積みになっている書類の中から二枚の紙を取り出してエースと恋歌に一枚ずつ渡す。
それを下にいるマルコがぴょんびょんと跳ねながら覗こうとしているのに気づき恋歌がしゃがんで内容を読む。
マ「よめないよい…」
『んーっとね…
これは次の島の上陸前の偵察の報告書ね』
マ「ていさつ?ほうこくしょ?」
マルコには難しい言葉だったのか理解できないようで首を傾げている。
『簡単に言えばみんなが次の島で安全にお買い物とかができるかを見てきてほしいってことね
それで、そこがどんなところだったかをこの紙に書くの』
マ「よい?」
結局マルコにはわからなかったようで首を傾げたまま固まってしまった。
『うーん…ちょっと難しいかな?
それでこれを私たちに渡したってことは…』
サボ「お察しの通り、二人には偵察に行ってもらいたいんだ」
エ「俺はいいけどよ
マルコどーすんだ?」
サボ「この状態のマルコを連れて回ってもらうのも悪いし船の誰かが相手しとくよ」
二人でちらりと恋歌と話しているマルコを見る。
エ「……まぁ問題は…」
サボ「そうなんだよな……」
マ「いやよい!!」
「「はぁ……」」
予想通りの反応にエースとサボは二人でため息をついた。
『明日にはちゃんと帰ってくるから、ね?』
マ「それでもいやよい!!」
恋歌が優しく言っても頑なに首を縦に振ろうとしないマルコに恋歌自身も困り顔だ。
マルコがこれだけ嫌がっている内容はご察しの通り…
マ「マルもついていくよい!!」
『うんとね?偵察っていうのはみんなに危険がないか調べるためのものだからマルコさんはついてきちゃ危ないのよ?』
マ「だいじょうぶよい!
だからつれていってほしいよい!」
なにを根拠に大丈夫と言っているのかはわからないが恋歌のそばから離れようとしないので出発しようにもできないのだ。
エ「頑固なのは昔からだったみてぇだな」
サボ「ったく、もうちょっと可愛げがあってもいいものを」
エ「俺たちがそれを言えるか?」
サボ「……まぁ自分たちのことはおいといてだな!
さ、マルコ母さんが困ってるだろ?明日には戻ってくるって言ってるんだしさ」
マ「ふん!」
ぷい、とそっぽを向いてしまったマルコにため息がまた二つ聞こえた。