ちびちび不死鳥
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エ「ったく、みんな忙しいんだからちょっとぐらい我慢しなきゃいけねぇーだろ?」
サッチが何を作ってきてくれるか楽しみなマルコには聞こえていないようなので、小さくため息をはく。
エ「マルコのやつガキの時はこんなわがままだったんだな…」
『みたいね…
今からは想像もできないけど』
エ「マルコがわがままなんか言ってるの聞いたことないもんな…」
『でも今だけでもわがまま言わしてあげてもいいんじゃない?
いつもみんなのことを、第一に考えて自分のことはあとまわしにする人だから』
エ「それもそうだな」
長男や一番隊隊長という立場だからかマルコのわがままなど船に乗ってから一度も聞いたことがない。
変なところで気を遣うマルコはわがままを聞いてはくれるが言わない。
だからこそ言ってくれるのならそれを叶えたいと思う。
サッチ「ほら、こんなもんでよかったら食いな」
マ「すごいおいしそうよい!」
きっとサッチだってそう。
サッチ「ただのパンケーキだけどな」
兄弟でもあり、親友でもある二人はエースと恋歌がここに来る前からの思い出もたくさんあるのだろう。
マ「はちみついっぱいよい!」
サッチ「甘い方がいいだろ?
パパかママにでも食べさせてもらえ
ほらフォークとナイフ」
エ「お、さんきゅ」
だから余計にわがままなど言わない、言えないマルコのことをよく知っているはず。
たった一週間されど一週間。
みんなで精一杯甘えさせてわがまま言わせてあげてもいいんじゃないかと思う。
『はい、マルコさん口開けて』
マ「あーん、よい
サッチ!おいしいよい!」
サッチ「そっか、そりゃよかった」
今は滅多に見せてくれない満面の笑顔が見れるのなら。
そのあと、クルー用に運ばれてきた朝食をエースと恋歌が食べ、仕事もないので食後のお散歩中である。
『今日は天気がいいわね』
エ「だなー
昼寝日和じゃね?」
『ちょっと勿体ない気もするけどたまにはいいかもね』
エ「よし、それじゃあ今日は昼飯まで日向ぼっこにするか!」
マ「ひなたぼっこよーい!」
ということで三人で日向ぼっこをすることになったのだが、甲板に行けばすでに先客が何人もいた。
みんないい天気なので考えることはおなじようだ。
エ「はー!空が青いなぁ」
空いている場所にごろん、と寝転んだエースは雲ひとつない空を見て眩しそうに目を細めた。
マ「マルもごろんするよい!」
マルコもエースの真似をして横にごろん、と寝転ぶ。
そして恋歌はその横に座った。
エース、マルコ、恋歌の順番で並んでいる。
マ「ぽかぽかよーい」
お腹いっぱいで暖かい陽射しにうとうとし始めたマルコは起きていようと目をこする。
エ「眠いなら寝たらいいぞ?
俺たちはどこにも行かない
もし行くとしてもちゃんとマルコも連れていくから」
マ「……よい…」
そのエースの言葉に安心したのかすぐにマルコは眠りについた。
サッチが何を作ってきてくれるか楽しみなマルコには聞こえていないようなので、小さくため息をはく。
エ「マルコのやつガキの時はこんなわがままだったんだな…」
『みたいね…
今からは想像もできないけど』
エ「マルコがわがままなんか言ってるの聞いたことないもんな…」
『でも今だけでもわがまま言わしてあげてもいいんじゃない?
いつもみんなのことを、第一に考えて自分のことはあとまわしにする人だから』
エ「それもそうだな」
長男や一番隊隊長という立場だからかマルコのわがままなど船に乗ってから一度も聞いたことがない。
変なところで気を遣うマルコはわがままを聞いてはくれるが言わない。
だからこそ言ってくれるのならそれを叶えたいと思う。
サッチ「ほら、こんなもんでよかったら食いな」
マ「すごいおいしそうよい!」
きっとサッチだってそう。
サッチ「ただのパンケーキだけどな」
兄弟でもあり、親友でもある二人はエースと恋歌がここに来る前からの思い出もたくさんあるのだろう。
マ「はちみついっぱいよい!」
サッチ「甘い方がいいだろ?
パパかママにでも食べさせてもらえ
ほらフォークとナイフ」
エ「お、さんきゅ」
だから余計にわがままなど言わない、言えないマルコのことをよく知っているはず。
たった一週間されど一週間。
みんなで精一杯甘えさせてわがまま言わせてあげてもいいんじゃないかと思う。
『はい、マルコさん口開けて』
マ「あーん、よい
サッチ!おいしいよい!」
サッチ「そっか、そりゃよかった」
今は滅多に見せてくれない満面の笑顔が見れるのなら。
そのあと、クルー用に運ばれてきた朝食をエースと恋歌が食べ、仕事もないので食後のお散歩中である。
『今日は天気がいいわね』
エ「だなー
昼寝日和じゃね?」
『ちょっと勿体ない気もするけどたまにはいいかもね』
エ「よし、それじゃあ今日は昼飯まで日向ぼっこにするか!」
マ「ひなたぼっこよーい!」
ということで三人で日向ぼっこをすることになったのだが、甲板に行けばすでに先客が何人もいた。
みんないい天気なので考えることはおなじようだ。
エ「はー!空が青いなぁ」
空いている場所にごろん、と寝転んだエースは雲ひとつない空を見て眩しそうに目を細めた。
マ「マルもごろんするよい!」
マルコもエースの真似をして横にごろん、と寝転ぶ。
そして恋歌はその横に座った。
エース、マルコ、恋歌の順番で並んでいる。
マ「ぽかぽかよーい」
お腹いっぱいで暖かい陽射しにうとうとし始めたマルコは起きていようと目をこする。
エ「眠いなら寝たらいいぞ?
俺たちはどこにも行かない
もし行くとしてもちゃんとマルコも連れていくから」
マ「……よい…」
そのエースの言葉に安心したのかすぐにマルコは眠りについた。