ちびちび不死鳥
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エ「さっぱりしたか?」
マ「よい!
パパのせなかマルがあらってあげるよい!」
エ「ははっ、そうか
じゃあ頼むわ」
泡立てたタオルをマルコに渡してやり、洗いやすいように地面に腰をおろす。
マ「んしょんしょ」
一生懸命エースの広い背中を洗うマルコは困ったように首を傾げた。
マ「パパのせなかのおえかきとれないよい」
エ「それはお絵かきじゃねぇよ
俺の誇りで大事なもんなんだ
擦ったぐらいじゃ消えねぇよ」
マ「パパのだいじなものよい?」
エ「ああ、そうだ
こいつは親父のマークだからな」
マ「ママよりだいじよい?」
エ「うーん…
親父への大事と恋歌への大事は違うもんなんだ
二人とも好きだけど意味が違う」
マ「んー…むずかしいよい…」
エ「そのうちわかるようになるさ」
マルコには難しい話だったらしく眉間に皺を寄せて難しい顔をしている。
そんなマルコの頭を撫でてやり、恋歌んとこ行ってこいと背中を押した。
エ「ちょっとあっち向いててくれ」
『はーい』
今度はエースが洗うらしく、腰に巻いていたタオルをとるために恋歌の視線を自分に向けないようにした。
恋歌が後ろを向いたことを確認してから洗い出した。
マ「むー…ねむいよい…」
風呂に入る前から眠そうだったマルコもとうとう限界がきたらしく風呂に浸かりながらうとうとしている。
恋歌はマルコを自分に寄りかからせるように抱き締めて背中をぽんぽんと叩いてやる。
『寝てもいいよ?
エースももうすぐ終わるだろうし』
マ「……ママは?」
『私はもうちょっとここにいるよ』
まだ自分だけ洗えていないので上がるわけにはいかない。
マ「…それじゃあマルもいるよい…」
エ「ガキは寝る時間だ」
恋歌の腕からマルコをひょい、と引き抜いたエースは今にも目を閉じてしまいそうなマルコを抱える。
エ「服頼む」
『うん』
せめて寝る前に服ぐらいはとニーナが持ってきてくれた布が置いてある脱衣場にマルコを連れていく。
小さく柏手を打ってただの布だったものをマルコサイズのパジャマに変える。
それをエースが着せてやると、マルコはぽてんとエースにもたれかかった。
エ「ふぅ…
寝ちまったな」
『みたいだね
先に部屋帰る?』
エ「いや、恋歌待ってる
その辺に誰かいるだろうからマルコ預けてくるな
恋歌は風邪ひいちまうから風呂戻ってて」
そう言うとエースはマルコを抱えて一旦外に顔だけを出して誰かを呼んでいた。
恋歌は言われた通りに風呂に戻った。
マ「よい!
パパのせなかマルがあらってあげるよい!」
エ「ははっ、そうか
じゃあ頼むわ」
泡立てたタオルをマルコに渡してやり、洗いやすいように地面に腰をおろす。
マ「んしょんしょ」
一生懸命エースの広い背中を洗うマルコは困ったように首を傾げた。
マ「パパのせなかのおえかきとれないよい」
エ「それはお絵かきじゃねぇよ
俺の誇りで大事なもんなんだ
擦ったぐらいじゃ消えねぇよ」
マ「パパのだいじなものよい?」
エ「ああ、そうだ
こいつは親父のマークだからな」
マ「ママよりだいじよい?」
エ「うーん…
親父への大事と恋歌への大事は違うもんなんだ
二人とも好きだけど意味が違う」
マ「んー…むずかしいよい…」
エ「そのうちわかるようになるさ」
マルコには難しい話だったらしく眉間に皺を寄せて難しい顔をしている。
そんなマルコの頭を撫でてやり、恋歌んとこ行ってこいと背中を押した。
エ「ちょっとあっち向いててくれ」
『はーい』
今度はエースが洗うらしく、腰に巻いていたタオルをとるために恋歌の視線を自分に向けないようにした。
恋歌が後ろを向いたことを確認してから洗い出した。
マ「むー…ねむいよい…」
風呂に入る前から眠そうだったマルコもとうとう限界がきたらしく風呂に浸かりながらうとうとしている。
恋歌はマルコを自分に寄りかからせるように抱き締めて背中をぽんぽんと叩いてやる。
『寝てもいいよ?
エースももうすぐ終わるだろうし』
マ「……ママは?」
『私はもうちょっとここにいるよ』
まだ自分だけ洗えていないので上がるわけにはいかない。
マ「…それじゃあマルもいるよい…」
エ「ガキは寝る時間だ」
恋歌の腕からマルコをひょい、と引き抜いたエースは今にも目を閉じてしまいそうなマルコを抱える。
エ「服頼む」
『うん』
せめて寝る前に服ぐらいはとニーナが持ってきてくれた布が置いてある脱衣場にマルコを連れていく。
小さく柏手を打ってただの布だったものをマルコサイズのパジャマに変える。
それをエースが着せてやると、マルコはぽてんとエースにもたれかかった。
エ「ふぅ…
寝ちまったな」
『みたいだね
先に部屋帰る?』
エ「いや、恋歌待ってる
その辺に誰かいるだろうからマルコ預けてくるな
恋歌は風邪ひいちまうから風呂戻ってて」
そう言うとエースはマルコを抱えて一旦外に顔だけを出して誰かを呼んでいた。
恋歌は言われた通りに風呂に戻った。