ちびちび不死鳥
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エ「ま、間に合った…!」
『ありがと』
冷や汗を大量にかきながら恋歌の地面への直撃を防いだのは、恋歌が傾きはじめてから全力ダッシュしたエースだった。
エ「な、なんで桜?」
『リラックスも兼ねてね』
エ「戦闘中にリラックスか…」
船長室が桜で溢れていることに気付いたエースは恋歌の返答に苦笑いした。
『ところでさ…
このお腹に乗ってるのは?』
エ「あ!忘れてた!
こら!恋歌から離れろ!」
恋歌が倒れる原因となった金色の物体をエースは力づくで引っ張る。
『子ども?』
よくよく見るとそれは金髪の子どもだということがわかった。
だが、その子どもはエースが全力で引っ張っているにも関わらず恋歌の服をがっちり掴んで離さない。
エ「はーなーせー!!」
「いやよい!!」
『"よい"?』
聞き慣れた口癖が聞こえたような気がしたが、いつもより声が幾分か高い。
「おまえいたくするからいやよい!!」
エ「離れたらしねぇから恋歌から離れろって言ってんだ!」
「うそよい!!
しらないおじさんのいうことはきいちゃいけないっておしえられたよい!!」
エ「誰がおじさんだこら!」
『………』
エースに肩を抱き寄せられ、子どもに服を掴まれ、それを全力で引っ張っているエースに恋歌はため息をついた。
『エース、いいよ
服伸びちゃうし』
エ「うっ、わりぃ…」
渋々といった風に子どもを引っ張っていた手を離す。
ぴとっ、と恋歌にへばりついた状態の子どもの頭を恋歌が優しく撫でてやる。
『このお兄さんは何もしないから離してくれないかな?
勿論他の人たちも君に意地悪はしない
ちゃんと顔見てお話ししたいんだけど』
「…………」
少し考えるように沈黙があったあと、子どもはぴょん、と恋歌から離れた。
『いい子だね………!?』
子どもの目線に合わせるようにしゃがんだ恋歌だったが、子どもの顔を見た瞬間に固まった。
「?」
見つめられている子どもはくりくりの目を恋歌に向け、金髪をふわふわさせている。
ぶかぶかの服を着たその子どもの顔には見覚えがあった。
『………マルコ、さん?』
「!!」
恋歌がその名前を口にすると子どもの目が驚愕に見開かれる。
『の、隠し子?』
「「「「んなわけあるか!!」」」」
そのあとのボケには白ひげ海賊団全員から突っ込みが入ったが…。
『ありがと』
冷や汗を大量にかきながら恋歌の地面への直撃を防いだのは、恋歌が傾きはじめてから全力ダッシュしたエースだった。
エ「な、なんで桜?」
『リラックスも兼ねてね』
エ「戦闘中にリラックスか…」
船長室が桜で溢れていることに気付いたエースは恋歌の返答に苦笑いした。
『ところでさ…
このお腹に乗ってるのは?』
エ「あ!忘れてた!
こら!恋歌から離れろ!」
恋歌が倒れる原因となった金色の物体をエースは力づくで引っ張る。
『子ども?』
よくよく見るとそれは金髪の子どもだということがわかった。
だが、その子どもはエースが全力で引っ張っているにも関わらず恋歌の服をがっちり掴んで離さない。
エ「はーなーせー!!」
「いやよい!!」
『"よい"?』
聞き慣れた口癖が聞こえたような気がしたが、いつもより声が幾分か高い。
「おまえいたくするからいやよい!!」
エ「離れたらしねぇから恋歌から離れろって言ってんだ!」
「うそよい!!
しらないおじさんのいうことはきいちゃいけないっておしえられたよい!!」
エ「誰がおじさんだこら!」
『………』
エースに肩を抱き寄せられ、子どもに服を掴まれ、それを全力で引っ張っているエースに恋歌はため息をついた。
『エース、いいよ
服伸びちゃうし』
エ「うっ、わりぃ…」
渋々といった風に子どもを引っ張っていた手を離す。
ぴとっ、と恋歌にへばりついた状態の子どもの頭を恋歌が優しく撫でてやる。
『このお兄さんは何もしないから離してくれないかな?
勿論他の人たちも君に意地悪はしない
ちゃんと顔見てお話ししたいんだけど』
「…………」
少し考えるように沈黙があったあと、子どもはぴょん、と恋歌から離れた。
『いい子だね………!?』
子どもの目線に合わせるようにしゃがんだ恋歌だったが、子どもの顔を見た瞬間に固まった。
「?」
見つめられている子どもはくりくりの目を恋歌に向け、金髪をふわふわさせている。
ぶかぶかの服を着たその子どもの顔には見覚えがあった。
『………マルコ、さん?』
「!!」
恋歌がその名前を口にすると子どもの目が驚愕に見開かれる。
『の、隠し子?』
「「「「んなわけあるか!!」」」」
そのあとのボケには白ひげ海賊団全員から突っ込みが入ったが…。