エースの記憶喪失編
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落ちてくる隕石に一番慌てているのは恋歌が避ければ直撃してしまう海兵たち。
『【七つの星に裁かれよ】』
「急に夜空になったぞ!?」
このまま味方の技で全滅も可哀想だと思った恋歌は、軍艦の上空を夜空に変え構えた。
『【七星剣(グランシャリオ)】』
藤「ほぅ…」
星空から放たれた7つの光が藤虎の落とした隕石に直撃し、隕石が粉々に砕ける。
「「「ぎゃあああああ!!」」」
粉々になった隕石がばらばらと雨のように軍艦に降り注ぎ、それから逃げるように海兵たちが船の腕走り回る。
藤「やはりこの程度じゃ傷一つつけられやしねぇんで」
『まぁ…隕石に直撃したらどうなるかわかりませんけどね』
当たった事がないからわからないと笑う恋歌に、藤虎は大きな声で笑い始めた。
藤「やはり捕まえるには惜しい人だ」
『捕まる気はありませんよ
あなたにも、他の人にも』
藤「…その方がこの世界にとっちゃいいのかもしれやせん」
『??』
実際桜姫という脅威がいる事が抑止力になっている事も多い。
海軍も桜姫がいるとなれば簡単に手出しはできず、名前を出すだけで小物の海賊であればすくみ上る。
その脅威がいなくなったとなれば、この世界パワーバランスは崩れる。
藤「最強、というのも苦労しやすね」
『…いいえ、わたしは自由ですから』
藤「違いない」
ルールや規律のある海軍とは違い、恋歌は好きな時に戦い、自分の信念だけで戦う事が出来る。
『でも…』
すっ、と手を上げた恋歌は、軍艦の周りに舞わせていた桜を集めた。
『”海軍”は敵なので、今日の所はお引き取りを』
藤「あんたを”取り逃がした”ということであれば上も納得する
またお会いしやしょう」
『…はい
【円舞 霧風】』
そんなことを大将が言ってもいいのかと思ったが、千本桜で2隻軍艦を沈め、最後の1隻のマストと砲台を破壊した。
「おのれ…桜姫!!
絶対につかまえてやるからな!!」
海水に浸かった海兵たちが恋歌に向かって声を荒げるが、恋歌も藤虎もやれやれと首を振った。
『わたしよりもっと捕まえるべき人たちがいるでしょう
それに捕まるならこの人と決めてる人がいるので、あなたには捕まりません』
藤「(海軍最大の敵と言われる桜姫にこう言われちゃあっしらもまだまだ…)」
『では、海軍のみなさん
風邪をひかれないように』
ぺこり、と一つお辞儀をした恋歌は海軍の前から姿を消した。
藤「あのお嬢さんだけはどうも捕まえにくくて困る…」
まったく困っていなさそうな表情で先ほどまで恋歌がいた場所を見えない視線で見つめ、海に落とされた海兵たちの救助を手伝いに向かった。
マ「お疲れさん」
軍艦から視界に入る白髭の船に戻ってきた恋歌は、マルコから労いの言葉を貰う。
変装を解いた恋歌は、”大した相手ではなかった”と笑う。
マ「お前からすればそうだろうな
それよりさっきのもしかして…新しい大将かよい」
『はい
たしか重力を操る能力者らしいですけど…』
サボ「それで隕石…
めちゃくちゃだな」
初めて藤虎の姿を見た白髭のクルーたちは、厄介な人物が大将になったもんだと苦笑いをした。
マ「で、お前はこれで恋歌に戦闘面の心配はねぇってのわかったのかよい」
まるでこれが当たり前とでもいうように恋歌に称賛の声を送っている。
エ「え、あ…いや…」
『?
どうかした?』
どこか戸惑っている様子のエースに、下から顔を覗き込むと、ぶわっと顔が真っ赤になった。
『【七つの星に裁かれよ】』
「急に夜空になったぞ!?」
このまま味方の技で全滅も可哀想だと思った恋歌は、軍艦の上空を夜空に変え構えた。
『【七星剣(グランシャリオ)】』
藤「ほぅ…」
星空から放たれた7つの光が藤虎の落とした隕石に直撃し、隕石が粉々に砕ける。
「「「ぎゃあああああ!!」」」
粉々になった隕石がばらばらと雨のように軍艦に降り注ぎ、それから逃げるように海兵たちが船の腕走り回る。
藤「やはりこの程度じゃ傷一つつけられやしねぇんで」
『まぁ…隕石に直撃したらどうなるかわかりませんけどね』
当たった事がないからわからないと笑う恋歌に、藤虎は大きな声で笑い始めた。
藤「やはり捕まえるには惜しい人だ」
『捕まる気はありませんよ
あなたにも、他の人にも』
藤「…その方がこの世界にとっちゃいいのかもしれやせん」
『??』
実際桜姫という脅威がいる事が抑止力になっている事も多い。
海軍も桜姫がいるとなれば簡単に手出しはできず、名前を出すだけで小物の海賊であればすくみ上る。
その脅威がいなくなったとなれば、この世界パワーバランスは崩れる。
藤「最強、というのも苦労しやすね」
『…いいえ、わたしは自由ですから』
藤「違いない」
ルールや規律のある海軍とは違い、恋歌は好きな時に戦い、自分の信念だけで戦う事が出来る。
『でも…』
すっ、と手を上げた恋歌は、軍艦の周りに舞わせていた桜を集めた。
『”海軍”は敵なので、今日の所はお引き取りを』
藤「あんたを”取り逃がした”ということであれば上も納得する
またお会いしやしょう」
『…はい
【円舞 霧風】』
そんなことを大将が言ってもいいのかと思ったが、千本桜で2隻軍艦を沈め、最後の1隻のマストと砲台を破壊した。
「おのれ…桜姫!!
絶対につかまえてやるからな!!」
海水に浸かった海兵たちが恋歌に向かって声を荒げるが、恋歌も藤虎もやれやれと首を振った。
『わたしよりもっと捕まえるべき人たちがいるでしょう
それに捕まるならこの人と決めてる人がいるので、あなたには捕まりません』
藤「(海軍最大の敵と言われる桜姫にこう言われちゃあっしらもまだまだ…)」
『では、海軍のみなさん
風邪をひかれないように』
ぺこり、と一つお辞儀をした恋歌は海軍の前から姿を消した。
藤「あのお嬢さんだけはどうも捕まえにくくて困る…」
まったく困っていなさそうな表情で先ほどまで恋歌がいた場所を見えない視線で見つめ、海に落とされた海兵たちの救助を手伝いに向かった。
マ「お疲れさん」
軍艦から視界に入る白髭の船に戻ってきた恋歌は、マルコから労いの言葉を貰う。
変装を解いた恋歌は、”大した相手ではなかった”と笑う。
マ「お前からすればそうだろうな
それよりさっきのもしかして…新しい大将かよい」
『はい
たしか重力を操る能力者らしいですけど…』
サボ「それで隕石…
めちゃくちゃだな」
初めて藤虎の姿を見た白髭のクルーたちは、厄介な人物が大将になったもんだと苦笑いをした。
マ「で、お前はこれで恋歌に戦闘面の心配はねぇってのわかったのかよい」
まるでこれが当たり前とでもいうように恋歌に称賛の声を送っている。
エ「え、あ…いや…」
『?
どうかした?』
どこか戸惑っている様子のエースに、下から顔を覗き込むと、ぶわっと顔が真っ赤になった。