エースの記憶喪失編
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一緒に寝ると手を出してしまうかもしれないということで、別の場所で寝てくると夜中に飛び出していったエースは、朝食堂で見かけると、目の下に隈を作っていた。
マ「お前…なんて顔してんだよい…」
エ「いや…ちょっと、な」
結局エースがいたのは、自室の近くで、誰かが部屋に侵入して恋歌が襲われないように見張っていた。
だが、ふと目を閉じれば、手や唇に残った恋歌の感触を思い出し、仮眠すら取る事もできなかった。
サボ「で、結局記憶は戻ってないわけ?」
エ「あ、ああ…」
横に座ったサボに聞かれて、そういえばそうだったと思ったが、記憶が戻る気配はない。
『おはようございます』
マ「ああ、おはよう」
エ「お、はよ…」
サボ「おはよ」
朝の挨拶に来た恋歌にマルコとサボは普通に返したが、エースは帽子を目深にかぶって視線を逸らした。
サボ「何お前…反抗期?」
エ「はぁ?」
変な態度をとるエースにサボが冗談でそう言えば、わけがわからないというように首を傾げられた。
『マルコさん、今日の戦闘訓練の件なんですけど』
マ「ああ、そういや今日はおれらだったない」
『はい、お時間と内容を聞きに来ました』
マ「時間は1時間後、内容はいつも通りでいい
恋歌の武器は任せるよい」
『わかりました
?エース、どうかした?』
いつも通りの戦闘訓練の話が淡々と進んでいる横で、エースがフォークを落した。
エ「え、戦闘、訓練…?
恋歌が?」
『?
うん、これがわたしの仕事だから…』
エ「ま、マルコと!?」
『ううん、マルコさんじゃなくて、1番隊のみんなと』
エ「みんな!?
200人ぐらいいるんだろ!?」
『相手にするのはその半分の人数だから大丈夫』
エ「いやいやいや!!」
恋歌が桜姫であるという記憶がないエースは、恋歌の言っている事が理解できず、やめさせようと説得しているが、恋歌は大丈夫だと笑うだけ。
マ「記憶がねぇってのは不便だな」
サボ「ま、戦闘訓練見たら心配はいらねぇってのわかるだろ」
マ「だな」
エ「う、嘘…だろ…」
エースの主張は誰にも受け入れられず、いつも通り恋歌の戦闘訓練が始まり、心配で仕事を放りだして見に来ていたエースは、目の前の光景が信じられないというように口を開けてかたまっていた。
『連携は1番隊の皆さんはさすがの一言ですが、お互いに気を遣い過ぎて実力が発揮できてないかもしれないですね』
マ「なるほど
参考にさせてもらうよい」
『あとは…「ちょ、ちょっと待て!!」』
恋歌とマルコが今日の訓練の講評をしていると、エースが間に入ってきた。
『え、な、なに?』
真剣な顔でぺたぺたと恋歌の身体を触り始めたエースに、何をしているのかと困惑した恋歌だったが、何かを確認したいのかとされるがまま。
マ「なにしてんだよい!!」
エ「ってぇ!!」
だが、女性の身体を恋人という記憶がないエースがべたべたと触ることにいらっとしたマルコに拳骨を落された。
エ「いや、この細い身体のどこにこんなごつい奴らを倒せるだけの力があるのかと…」
マ「はぁ…恋歌はこの船…というか世界最強といわれる桜姫だ
おれらじゃ傷一つつけられねぇよい」
『そ、それは大げさですよ』
エ「世界最強!?この身体で!?」
マ「はぁ?」
一体何が言いたいのかと眉間にしわを寄せると、がしっと両手で恋歌の腰を掴んだ。
『ちょ…』
エ「ほら見ろ!!こんな細い腰してんだぞ!?
足も腕も細かった!
胸はあったけど…
けど!おれは納得できね…「あんたは何言ってんのよ!!」
ぶへっ!」
後ろから攻撃されたエースは受け身を取れず吹っ飛ばされたが、一直線上にいたマルコは飛んできたエースをひょい、と避けた。
二「ったく…サボに仕事押し付けてなにしてるのかと思えば…」
エ「なにすんだよ」
派手に吹っ飛んだだけで、あまり衝撃がなかったエースは、すぐに立ち上がって脱げた帽子をかぶりなおした。
二「変態は黙ってて」
エ「え、酷くね」
ぎゅっと腕に収めた恋歌を守るようにエースを睨むと、威嚇しているニーナの頭にぽん、と手が乗せられた。
マ「お前…なんて顔してんだよい…」
エ「いや…ちょっと、な」
結局エースがいたのは、自室の近くで、誰かが部屋に侵入して恋歌が襲われないように見張っていた。
だが、ふと目を閉じれば、手や唇に残った恋歌の感触を思い出し、仮眠すら取る事もできなかった。
サボ「で、結局記憶は戻ってないわけ?」
エ「あ、ああ…」
横に座ったサボに聞かれて、そういえばそうだったと思ったが、記憶が戻る気配はない。
『おはようございます』
マ「ああ、おはよう」
エ「お、はよ…」
サボ「おはよ」
朝の挨拶に来た恋歌にマルコとサボは普通に返したが、エースは帽子を目深にかぶって視線を逸らした。
サボ「何お前…反抗期?」
エ「はぁ?」
変な態度をとるエースにサボが冗談でそう言えば、わけがわからないというように首を傾げられた。
『マルコさん、今日の戦闘訓練の件なんですけど』
マ「ああ、そういや今日はおれらだったない」
『はい、お時間と内容を聞きに来ました』
マ「時間は1時間後、内容はいつも通りでいい
恋歌の武器は任せるよい」
『わかりました
?エース、どうかした?』
いつも通りの戦闘訓練の話が淡々と進んでいる横で、エースがフォークを落した。
エ「え、戦闘、訓練…?
恋歌が?」
『?
うん、これがわたしの仕事だから…』
エ「ま、マルコと!?」
『ううん、マルコさんじゃなくて、1番隊のみんなと』
エ「みんな!?
200人ぐらいいるんだろ!?」
『相手にするのはその半分の人数だから大丈夫』
エ「いやいやいや!!」
恋歌が桜姫であるという記憶がないエースは、恋歌の言っている事が理解できず、やめさせようと説得しているが、恋歌は大丈夫だと笑うだけ。
マ「記憶がねぇってのは不便だな」
サボ「ま、戦闘訓練見たら心配はいらねぇってのわかるだろ」
マ「だな」
エ「う、嘘…だろ…」
エースの主張は誰にも受け入れられず、いつも通り恋歌の戦闘訓練が始まり、心配で仕事を放りだして見に来ていたエースは、目の前の光景が信じられないというように口を開けてかたまっていた。
『連携は1番隊の皆さんはさすがの一言ですが、お互いに気を遣い過ぎて実力が発揮できてないかもしれないですね』
マ「なるほど
参考にさせてもらうよい」
『あとは…「ちょ、ちょっと待て!!」』
恋歌とマルコが今日の訓練の講評をしていると、エースが間に入ってきた。
『え、な、なに?』
真剣な顔でぺたぺたと恋歌の身体を触り始めたエースに、何をしているのかと困惑した恋歌だったが、何かを確認したいのかとされるがまま。
マ「なにしてんだよい!!」
エ「ってぇ!!」
だが、女性の身体を恋人という記憶がないエースがべたべたと触ることにいらっとしたマルコに拳骨を落された。
エ「いや、この細い身体のどこにこんなごつい奴らを倒せるだけの力があるのかと…」
マ「はぁ…恋歌はこの船…というか世界最強といわれる桜姫だ
おれらじゃ傷一つつけられねぇよい」
『そ、それは大げさですよ』
エ「世界最強!?この身体で!?」
マ「はぁ?」
一体何が言いたいのかと眉間にしわを寄せると、がしっと両手で恋歌の腰を掴んだ。
『ちょ…』
エ「ほら見ろ!!こんな細い腰してんだぞ!?
足も腕も細かった!
胸はあったけど…
けど!おれは納得できね…「あんたは何言ってんのよ!!」
ぶへっ!」
後ろから攻撃されたエースは受け身を取れず吹っ飛ばされたが、一直線上にいたマルコは飛んできたエースをひょい、と避けた。
二「ったく…サボに仕事押し付けてなにしてるのかと思えば…」
エ「なにすんだよ」
派手に吹っ飛んだだけで、あまり衝撃がなかったエースは、すぐに立ち上がって脱げた帽子をかぶりなおした。
二「変態は黙ってて」
エ「え、酷くね」
ぎゅっと腕に収めた恋歌を守るようにエースを睨むと、威嚇しているニーナの頭にぽん、と手が乗せられた。