エースの記憶喪失編
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4人で食堂に行き、扉を開けるとすでにクルーたちでいっぱいだった。
エ「すげー人数」
ニ「4人では座れなさそうね…」
所々空いているところはあるが、4人で座れそうなところは見当たらない。
サボ「じゃあここは男女にわかれるか」
エ「は?」
爽やかに笑いながらエースと肩を組んで、ずんずんと空いている席に向かうサボをニーナと苦笑いしながら見送り、食事を受け取って、ニーナと2人で向かい合って座った。
『ごめんね、サボに気を遣ってもらってるみたいで』
本当は2人で食べたいだろうに、優しいサボがエースを引き受けてくれているため、申し訳なさそうにしていると、ニーナがくすくすと笑う。
ニ「何言ってるんですか
わたしは恋歌と2人で嬉しいですよ」
『…うん、わたしも』
たまにはこういうわかれかたもいいものだなと2人で笑い合って夕飯を食べていると、珍しい光景にナースたちも周りに集まってきて女子会のような夕飯になった。
エ「お前さぁ…おれと一緒に食いたくねぇなら無理しなくていいのによぉ」
口いっぱいに食べ物を詰め込み、黙々と食べ続けるサボにそう言うと、食べる手を止めて口にあるものを全て飲み込んだ。
サボ「別におれはエースのことが嫌いなわけでも、一緒にいたくねぇわけでもねぇよ
ただな、お前記憶がなくて不用意な発言で母さんを傷つけたら、記憶が戻った時後悔するのはお前なんだ
親友として、兄弟として忠告してんだよ」
エ「ふーん…
おれさぁ、疑問なんだけど」
サボ「なんだ」
エ「おれの好みって変わったのか?」
サボ「あ?」
エ「予想でしかねぇけどおれって可愛い子より、綺麗な子が好みな気がすんだよ
あとは体型ももっとこう…」
サボ「そういうとこだよ!
黙ってろ!!」
手で何かの形を作ろうとしたエースの頭に拳を落とす。
エ「へーへー…なんだってんだよ」
殴られた場所を撫でながら話題を変えようと横の席に目をやると、手配書が置いてあったのでそれをじっと見つめる。
エ「懸賞金…」
「あ、エース隊長
聞いてくださいよ!おれ懸賞金上がったんすよ!!」
エ「ふーん
懸賞金って高いほどいいのか?」
「そりゃ実力と比例してるみたいなもんですからね!
海賊なら懸賞金はある意味ステータスですよ!」
興奮しながら話しているクルーと、机の上にある手配書の写真は同一人物。
懸賞金の金額は決して高いとは言えないが、本人は嬉しそうにしている。
エ「おれにも懸賞金ってついてるのか?」
「当たり前じゃないですか」
エ「いくら?」
「えー、っと…10億ぐらいですね」
エ「それはすごいのか?」
「そりゃあもう!!」
懸賞金にこだわりの強いクルーだったのか、いかにその金額がすごいのかを力説し、サボは小さくため息をついた。
エ「じゃあこの船で一番懸賞金が高いの誰なんだ?」
「そりゃ…「親父だよ」」
「え?」
サボ「この船で一番懸賞金が高いのは親父
だよな?」
余計なことは言うなと言わんばかりの笑顔の圧力に、クルーたちが勝てるはずもなく、小さく返事をした。
エ「へぇー、やっぱ船長ってのはすごいんだな
おれの手配書ないのか?」
「あ、ちょうど持ってますよ」
どうぞ、と渡された手配書を見てふーん、と呟きなぜかそれを持って急に立ち上がった。
エ「すげー人数」
ニ「4人では座れなさそうね…」
所々空いているところはあるが、4人で座れそうなところは見当たらない。
サボ「じゃあここは男女にわかれるか」
エ「は?」
爽やかに笑いながらエースと肩を組んで、ずんずんと空いている席に向かうサボをニーナと苦笑いしながら見送り、食事を受け取って、ニーナと2人で向かい合って座った。
『ごめんね、サボに気を遣ってもらってるみたいで』
本当は2人で食べたいだろうに、優しいサボがエースを引き受けてくれているため、申し訳なさそうにしていると、ニーナがくすくすと笑う。
ニ「何言ってるんですか
わたしは恋歌と2人で嬉しいですよ」
『…うん、わたしも』
たまにはこういうわかれかたもいいものだなと2人で笑い合って夕飯を食べていると、珍しい光景にナースたちも周りに集まってきて女子会のような夕飯になった。
エ「お前さぁ…おれと一緒に食いたくねぇなら無理しなくていいのによぉ」
口いっぱいに食べ物を詰め込み、黙々と食べ続けるサボにそう言うと、食べる手を止めて口にあるものを全て飲み込んだ。
サボ「別におれはエースのことが嫌いなわけでも、一緒にいたくねぇわけでもねぇよ
ただな、お前記憶がなくて不用意な発言で母さんを傷つけたら、記憶が戻った時後悔するのはお前なんだ
親友として、兄弟として忠告してんだよ」
エ「ふーん…
おれさぁ、疑問なんだけど」
サボ「なんだ」
エ「おれの好みって変わったのか?」
サボ「あ?」
エ「予想でしかねぇけどおれって可愛い子より、綺麗な子が好みな気がすんだよ
あとは体型ももっとこう…」
サボ「そういうとこだよ!
黙ってろ!!」
手で何かの形を作ろうとしたエースの頭に拳を落とす。
エ「へーへー…なんだってんだよ」
殴られた場所を撫でながら話題を変えようと横の席に目をやると、手配書が置いてあったのでそれをじっと見つめる。
エ「懸賞金…」
「あ、エース隊長
聞いてくださいよ!おれ懸賞金上がったんすよ!!」
エ「ふーん
懸賞金って高いほどいいのか?」
「そりゃ実力と比例してるみたいなもんですからね!
海賊なら懸賞金はある意味ステータスですよ!」
興奮しながら話しているクルーと、机の上にある手配書の写真は同一人物。
懸賞金の金額は決して高いとは言えないが、本人は嬉しそうにしている。
エ「おれにも懸賞金ってついてるのか?」
「当たり前じゃないですか」
エ「いくら?」
「えー、っと…10億ぐらいですね」
エ「それはすごいのか?」
「そりゃあもう!!」
懸賞金にこだわりの強いクルーだったのか、いかにその金額がすごいのかを力説し、サボは小さくため息をついた。
エ「じゃあこの船で一番懸賞金が高いの誰なんだ?」
「そりゃ…「親父だよ」」
「え?」
サボ「この船で一番懸賞金が高いのは親父
だよな?」
余計なことは言うなと言わんばかりの笑顔の圧力に、クルーたちが勝てるはずもなく、小さく返事をした。
エ「へぇー、やっぱ船長ってのはすごいんだな
おれの手配書ないのか?」
「あ、ちょうど持ってますよ」
どうぞ、と渡された手配書を見てふーん、と呟きなぜかそれを持って急に立ち上がった。