エースの記憶喪失編
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ある日急な敵襲があり、相手の数が多いためすぐに戦える者たちが、我先にと相手に向かって行った。
相手の海賊は数は多いものの、隊長たちも参加した戦いでは勝てるはずもなく、1時間もすれば戦いは白髭の完全勝利で終わった。
出撃したい者だけ出ていたので、恋歌は船で何かあった時の為に残ると伝え、待機をしていた。
「「「……」」」
だが、その相手の海賊に厄介な悪魔の実の能力者がいたようで、一番最初にその相手に突っ込んでいったエースが被害を受けた。
マ「外傷はなし
取り敢えずは悪魔の実の能力をくらった所為で気を失ってるだけだよい」
『そうですか
よかった』
倒れているところをマルコに連れて帰って来てもらい、今は甲板で眠っている。
『その能力ってなんだったんですか?』
マ「んー…まぁ簡単に言えば何かを消す能力だ」
『なにかを消す?』
マ「つまり、能力者の能力を制限したり、攻撃方法や技の制限だな
おれだったら不死鳥になれねぇとかそんなとこだよい」
『なるほど…
じゃあエースはなにを消されたんでしょう?』
マ「さぁ…」
倒れてから一度も目を覚ましていないので、その能力でなにを消されたのかわからない。
じっ、と甲板に横たわっているエースを見つめていると、ぴくりと指が動いて、ゆっくりと目が開いていく。
エ「…ん?」
『大丈夫?』
頭を押さえて上半身を起こしたエースの横に膝をついて声をかけると、じっと目を見つめられしばらく沈黙が流れる。
『え、っと…どうかした?』
ひらひらと目の前で手を振ると、その手をがしっと掴まれた。
エ「…可愛い」
マ「は?」
なに言ってんだこいつ、という顔でマルコがエースを見下ろすが、エースの視線は恋歌にしか向いていない。
エ「なぁなぁ!あんた名前は?」
『え、な、名前?
わたしの?』
エ「そう!」
にこにこと笑いながら顔を近づけてくるエースに困惑し、助けを求めるようにマルコに視線を向けると、ため息をついてごんっ、と勢いよく拳をエースの頭に下ろした。
エ「ってぇ!!なにすんだ!!」
マ「いいから、その手を離せクソガキ
それから離れろ」
エ「あ?なんだ
あんたの女か?いやー、そりゃ悪いことした」
ぱっ、と恋歌から手を離すエースに、頭痛がしてきたマルコは米神を抑えて、一先ず恋歌をエースから離した。
『マルコさん…もしかして…』
マ「ああ…めんどうなことになったよい…」
エ「?
ところであんたら誰だ?
それになんでおれ船に乗ってんだ?」
きょろきょろと辺りを見渡すエースに、まずは名前よりそちらを気にするべきなのではと、恋歌は苦笑いをし、マルコは重い重いため息をついた。
相手の海賊は数は多いものの、隊長たちも参加した戦いでは勝てるはずもなく、1時間もすれば戦いは白髭の完全勝利で終わった。
出撃したい者だけ出ていたので、恋歌は船で何かあった時の為に残ると伝え、待機をしていた。
「「「……」」」
だが、その相手の海賊に厄介な悪魔の実の能力者がいたようで、一番最初にその相手に突っ込んでいったエースが被害を受けた。
マ「外傷はなし
取り敢えずは悪魔の実の能力をくらった所為で気を失ってるだけだよい」
『そうですか
よかった』
倒れているところをマルコに連れて帰って来てもらい、今は甲板で眠っている。
『その能力ってなんだったんですか?』
マ「んー…まぁ簡単に言えば何かを消す能力だ」
『なにかを消す?』
マ「つまり、能力者の能力を制限したり、攻撃方法や技の制限だな
おれだったら不死鳥になれねぇとかそんなとこだよい」
『なるほど…
じゃあエースはなにを消されたんでしょう?』
マ「さぁ…」
倒れてから一度も目を覚ましていないので、その能力でなにを消されたのかわからない。
じっ、と甲板に横たわっているエースを見つめていると、ぴくりと指が動いて、ゆっくりと目が開いていく。
エ「…ん?」
『大丈夫?』
頭を押さえて上半身を起こしたエースの横に膝をついて声をかけると、じっと目を見つめられしばらく沈黙が流れる。
『え、っと…どうかした?』
ひらひらと目の前で手を振ると、その手をがしっと掴まれた。
エ「…可愛い」
マ「は?」
なに言ってんだこいつ、という顔でマルコがエースを見下ろすが、エースの視線は恋歌にしか向いていない。
エ「なぁなぁ!あんた名前は?」
『え、な、名前?
わたしの?』
エ「そう!」
にこにこと笑いながら顔を近づけてくるエースに困惑し、助けを求めるようにマルコに視線を向けると、ため息をついてごんっ、と勢いよく拳をエースの頭に下ろした。
エ「ってぇ!!なにすんだ!!」
マ「いいから、その手を離せクソガキ
それから離れろ」
エ「あ?なんだ
あんたの女か?いやー、そりゃ悪いことした」
ぱっ、と恋歌から手を離すエースに、頭痛がしてきたマルコは米神を抑えて、一先ず恋歌をエースから離した。
『マルコさん…もしかして…』
マ「ああ…めんどうなことになったよい…」
エ「?
ところであんたら誰だ?
それになんでおれ船に乗ってんだ?」
きょろきょろと辺りを見渡すエースに、まずは名前よりそちらを気にするべきなのではと、恋歌は苦笑いをし、マルコは重い重いため息をついた。