パラレル番外・続き
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島内での動きの作戦会議らしいが、すでにルフィたちは鬼ヶ島に向かっている上に、この討ち入りに間に合ったジンベエの歓迎の乾杯をしようとしている為、こちらの話は聞こえていない。
ロー「あいつらに作戦なんて与えるだけ無駄だろ」
『(今まで…振り回されてきたのかな…?)』
ミンク族の指揮はシシリアンが、ワノ国の侍たちはヒョウ五郎が指揮をとってくれることになった。
鬼ヶ島唯一の入り口である正面扉より島内へ向かい、城の裏側にある裏口より宴の酒に酔ったカイドウに奇襲を仕掛けるというのが作戦のようだが、他に作戦があるはずだと狂死郎が錦えもんに問いかける。
ロー「まず!!敵が討ち入りに気づいたとして奴らが潰してぇのはお前ら赤鞘の侍たち
それにおれ、麦わら屋、ユースタス屋この3人の船長だ
お前らがどんな作戦を立てようとも正面から乗り込むであろう”バカ”が約2名現れる!!」
『ふっ…』
そのバカが誰かわかってしまった恋歌は笑ってしまい、ローにぎろっと睨まれた。
ロー「…”バカ”はいい囮になる!
よって予定通り全員左右の山道を進む
…だがその兵たちも囮だ」
ローの作戦では錦えもん、狂死郎以外の赤鞘の侍たちを裏口に送り込み、奇襲を仕掛けるということだった。
錦「恋歌殿、お主はどうされる」
圧倒的な力を見た後、恋歌の手助けが必要だと再確認し、自分たちが探していた人物の噂に嘘はなかったんだと、恋歌の鬼ヶ島での動きが気になった。
『んー…そうですね…
鬼ヶ島まで皆さんをお送りする約束は果たしました
後は裏口から侵入するという皆さんを送り届けて…一度カイドウとビッグマムと話をしてきます』
錦「話…?」
『さっきの話を聞いてるとわたしが同盟の話を断ったのをわかってもらえていないみたいですから
その後は特に何も考えてないので、うろうろしておきます』
錦「う、うろうろ…でござるか…」
『まぁ…敵になることはありませんし、白髭海賊団の誰かの到着も待ちます
あなたたちに不利になるようなことはしません
それだけを信じてください』
ロー「錦、恋歌はおれたちの味方だ
こいつの力は計算に入れない
さっさと裏口に向かうぞ」
錦「う、うむ…
恋歌殿…最後にひとつ聞きたいことがござる」
『はい』
錦「カン十郎が間者ということは…存じておったのか?
それで…拙者たちに自分の正体を他の同志にも伝えるなと…?」
『はい、最初から…わかってました
でも、ずっと過ごしてきた仲間と…正体不明で嘘をついていたわたし
どちらを信じるかは…明白ですよね?』
赤鞘の侍として何年も過ごしてきた仲間を、錦えもんに裏切り者だと伝えたところで信じてもらえるとも思っていなかった。
だから伝えず自分の正体を言うなとだけ伝えた。
恋歌の言うことが図星だった錦えもんは、ぎゅっと唇を噛みしめた後、深く息を吐いた。
錦「そうか…気を遣わせてしまったようで…かたじけない…」
『いえ、それがあなたの優しさでもあり、リーダーとしての資質なんでしょうね
だから錦えもんさんはそのままでいいと思いますよ』
錦「恋歌殿…」
優しい言葉をかけられ一瞬目に涙が溜まりかけたが、それを拭いきりっとした顔をする。
錦「恋歌殿、貴殿に出会えたことが拙者の一生の運を遣い果たした結果だとしても、共に戦場に出られること誇りに思おう」
『あまり役には立たないかもしれませんけどね』
錦「はははっ、どこまでも謙遜される
…あまり無理はされるな」
恋歌の強さを目の当たりにしても心配してくれた錦えもんに、笑って返事を返すと、錦えもんと狂死郎は侍たちを率いて、正面の扉から鬼ヶ島へ。
ロー「裏口まではついてくるか?」
『乗せてもらえるならお願いします』
ロー「わかった、行くぞ」
残りの赤鞘の侍たちと、ハートの海賊団、恋歌は裏口へ向かう為に潜水艇で潜水を開始した。
ロー「あいつらに作戦なんて与えるだけ無駄だろ」
『(今まで…振り回されてきたのかな…?)』
ミンク族の指揮はシシリアンが、ワノ国の侍たちはヒョウ五郎が指揮をとってくれることになった。
鬼ヶ島唯一の入り口である正面扉より島内へ向かい、城の裏側にある裏口より宴の酒に酔ったカイドウに奇襲を仕掛けるというのが作戦のようだが、他に作戦があるはずだと狂死郎が錦えもんに問いかける。
ロー「まず!!敵が討ち入りに気づいたとして奴らが潰してぇのはお前ら赤鞘の侍たち
それにおれ、麦わら屋、ユースタス屋この3人の船長だ
お前らがどんな作戦を立てようとも正面から乗り込むであろう”バカ”が約2名現れる!!」
『ふっ…』
そのバカが誰かわかってしまった恋歌は笑ってしまい、ローにぎろっと睨まれた。
ロー「…”バカ”はいい囮になる!
よって予定通り全員左右の山道を進む
…だがその兵たちも囮だ」
ローの作戦では錦えもん、狂死郎以外の赤鞘の侍たちを裏口に送り込み、奇襲を仕掛けるということだった。
錦「恋歌殿、お主はどうされる」
圧倒的な力を見た後、恋歌の手助けが必要だと再確認し、自分たちが探していた人物の噂に嘘はなかったんだと、恋歌の鬼ヶ島での動きが気になった。
『んー…そうですね…
鬼ヶ島まで皆さんをお送りする約束は果たしました
後は裏口から侵入するという皆さんを送り届けて…一度カイドウとビッグマムと話をしてきます』
錦「話…?」
『さっきの話を聞いてるとわたしが同盟の話を断ったのをわかってもらえていないみたいですから
その後は特に何も考えてないので、うろうろしておきます』
錦「う、うろうろ…でござるか…」
『まぁ…敵になることはありませんし、白髭海賊団の誰かの到着も待ちます
あなたたちに不利になるようなことはしません
それだけを信じてください』
ロー「錦、恋歌はおれたちの味方だ
こいつの力は計算に入れない
さっさと裏口に向かうぞ」
錦「う、うむ…
恋歌殿…最後にひとつ聞きたいことがござる」
『はい』
錦「カン十郎が間者ということは…存じておったのか?
それで…拙者たちに自分の正体を他の同志にも伝えるなと…?」
『はい、最初から…わかってました
でも、ずっと過ごしてきた仲間と…正体不明で嘘をついていたわたし
どちらを信じるかは…明白ですよね?』
赤鞘の侍として何年も過ごしてきた仲間を、錦えもんに裏切り者だと伝えたところで信じてもらえるとも思っていなかった。
だから伝えず自分の正体を言うなとだけ伝えた。
恋歌の言うことが図星だった錦えもんは、ぎゅっと唇を噛みしめた後、深く息を吐いた。
錦「そうか…気を遣わせてしまったようで…かたじけない…」
『いえ、それがあなたの優しさでもあり、リーダーとしての資質なんでしょうね
だから錦えもんさんはそのままでいいと思いますよ』
錦「恋歌殿…」
優しい言葉をかけられ一瞬目に涙が溜まりかけたが、それを拭いきりっとした顔をする。
錦「恋歌殿、貴殿に出会えたことが拙者の一生の運を遣い果たした結果だとしても、共に戦場に出られること誇りに思おう」
『あまり役には立たないかもしれませんけどね』
錦「はははっ、どこまでも謙遜される
…あまり無理はされるな」
恋歌の強さを目の当たりにしても心配してくれた錦えもんに、笑って返事を返すと、錦えもんと狂死郎は侍たちを率いて、正面の扉から鬼ヶ島へ。
ロー「裏口まではついてくるか?」
『乗せてもらえるならお願いします』
ロー「わかった、行くぞ」
残りの赤鞘の侍たちと、ハートの海賊団、恋歌は裏口へ向かう為に潜水艇で潜水を開始した。