パラレル番外・続き
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しばらく言いにくそうに沈黙した後、はぁ、とため息をついて口を開いた。
ロー「お前が…おれとこういうことをするのを、ほんとに嫌がってねぇかの確認と…まぁ、お前を抱けるのはおれだけっていう優越感に浸りたくてな」
恋歌は想像していた内容とは少し違う内容に、驚いたがそういうことかと、怒っているわけではないことに安心した。
ロー「恋歌は簡単に他の男に抱かれる女じゃねぇってのはわかってるが、おれとの行為は流されてるんじゃねぇかってな」
『そう…ですか…』
そのことに関しては薄々感づいていた。
いつもは言わせない言葉や、どうしたいという質問に、恋歌から言わせたいのだとわかったため、出来る限りのことでローに迫ったつもりだった。
ロー「まぁ気にすんな」
このまま恋歌が討ち入りの後に白ひげに帰る事を選択すると、二度と会えなくなる。
その不安から少し意地悪をしてしまったと言われれば、優柔不断な自分が悪いとわかっている上に、結局終始ローは優しかったので、責める理由もない。
『ローさん、わたし…こういう事をするのは…ローさんだけです』
ロー「恋歌…おれは…」
『たとえ…カイドウを倒した後、白ひげの船に帰って…これから先ずっと会えなくなったとしても…ローさん以外の人とは、こういうことはしません』
それだけは断言できると、自分の肩にあるローの頭に擦り寄る。
『わたしにこうやって触れるのは…この世界で、ローさんだけですよ』
ロー「お前…ほんと…おれを喜ばせるのがうまいな…」
計算して発言したわけではないのがわかる分、嬉しさがこみ上げてくる。
桜姫である恋歌と、自分がこういう関係になったこと自体が奇跡。
どんなに強い言葉を使おうと、恋歌に本気で逃げられれば、おそらくこの世界の誰も捕まえられない。
ロー「その言葉で充分だ
でも、ま、俺の上で自分で動けるようにはなってもらうからな」
『え…///』
冗談交じりにそう恋歌に伝えれば、ばっと振り向いた恋歌が顔を赤くしていたので、この姿を見れるのは自分だけなのだと、ローの優越感は完全に満たされた。
風呂から上がって、事後とわかるようなものは、恋歌が慌てて時間を巻き戻して元に戻し、その姿をローは肩を震わせて笑いながら見ていた。
数分してすべてを綺麗に直した恋歌は、特に大きな力を使ったわけではないのに、疲れ切っている。
また新品になった畳に並んで寝転がり、恋歌がはぁと息を吐く。
ロー「疲れたか?」
『いえ、なんだか…変な感じだなって』
ロー「変な感じ?
どこか痛めたか?」
無茶をさせたかと心配して頬を撫でてくれるが、大丈夫だと首を振った。
『この世界に来て20年経ちますけど…家族と過ごした時間より…白ひげのみんなと過ごした時間より、ローさんと過ごした時間の方が、長い気がします
実際は出会ってから数週間しか経ってないんですけどね』
ころん、と転がってくすくす笑いながらローの胸に頭をつける。
『それが変だなって思っただけです』
ロー「まぁ…それはたしかにそうだな」
1日1日が濃い為、出会ってから数週間しか経っていない事を忘れていた。
数週間前まで伝説の女としてしか認識のなかった桜姫である恋歌と、こんな関係になるとは想像もできなかった。
『討ち入りまで、一緒にいてもいいですか?』
ロー「ああ」
ずっと一緒にいればいい、という言葉はぐっと飲み込み、恋歌が眠れるように、頭にぽんと手を置いて撫でてやる。
『これ…してもらえないと寝られなくなりそうですね』
嬉しそうに笑う恋歌に、そうなればいいとぎゅっと抱きしめ、恋歌の寝息が聞こえた後に、ローも目を閉じた。
ロー「お前が…おれとこういうことをするのを、ほんとに嫌がってねぇかの確認と…まぁ、お前を抱けるのはおれだけっていう優越感に浸りたくてな」
恋歌は想像していた内容とは少し違う内容に、驚いたがそういうことかと、怒っているわけではないことに安心した。
ロー「恋歌は簡単に他の男に抱かれる女じゃねぇってのはわかってるが、おれとの行為は流されてるんじゃねぇかってな」
『そう…ですか…』
そのことに関しては薄々感づいていた。
いつもは言わせない言葉や、どうしたいという質問に、恋歌から言わせたいのだとわかったため、出来る限りのことでローに迫ったつもりだった。
ロー「まぁ気にすんな」
このまま恋歌が討ち入りの後に白ひげに帰る事を選択すると、二度と会えなくなる。
その不安から少し意地悪をしてしまったと言われれば、優柔不断な自分が悪いとわかっている上に、結局終始ローは優しかったので、責める理由もない。
『ローさん、わたし…こういう事をするのは…ローさんだけです』
ロー「恋歌…おれは…」
『たとえ…カイドウを倒した後、白ひげの船に帰って…これから先ずっと会えなくなったとしても…ローさん以外の人とは、こういうことはしません』
それだけは断言できると、自分の肩にあるローの頭に擦り寄る。
『わたしにこうやって触れるのは…この世界で、ローさんだけですよ』
ロー「お前…ほんと…おれを喜ばせるのがうまいな…」
計算して発言したわけではないのがわかる分、嬉しさがこみ上げてくる。
桜姫である恋歌と、自分がこういう関係になったこと自体が奇跡。
どんなに強い言葉を使おうと、恋歌に本気で逃げられれば、おそらくこの世界の誰も捕まえられない。
ロー「その言葉で充分だ
でも、ま、俺の上で自分で動けるようにはなってもらうからな」
『え…///』
冗談交じりにそう恋歌に伝えれば、ばっと振り向いた恋歌が顔を赤くしていたので、この姿を見れるのは自分だけなのだと、ローの優越感は完全に満たされた。
風呂から上がって、事後とわかるようなものは、恋歌が慌てて時間を巻き戻して元に戻し、その姿をローは肩を震わせて笑いながら見ていた。
数分してすべてを綺麗に直した恋歌は、特に大きな力を使ったわけではないのに、疲れ切っている。
また新品になった畳に並んで寝転がり、恋歌がはぁと息を吐く。
ロー「疲れたか?」
『いえ、なんだか…変な感じだなって』
ロー「変な感じ?
どこか痛めたか?」
無茶をさせたかと心配して頬を撫でてくれるが、大丈夫だと首を振った。
『この世界に来て20年経ちますけど…家族と過ごした時間より…白ひげのみんなと過ごした時間より、ローさんと過ごした時間の方が、長い気がします
実際は出会ってから数週間しか経ってないんですけどね』
ころん、と転がってくすくす笑いながらローの胸に頭をつける。
『それが変だなって思っただけです』
ロー「まぁ…それはたしかにそうだな」
1日1日が濃い為、出会ってから数週間しか経っていない事を忘れていた。
数週間前まで伝説の女としてしか認識のなかった桜姫である恋歌と、こんな関係になるとは想像もできなかった。
『討ち入りまで、一緒にいてもいいですか?』
ロー「ああ」
ずっと一緒にいればいい、という言葉はぐっと飲み込み、恋歌が眠れるように、頭にぽんと手を置いて撫でてやる。
『これ…してもらえないと寝られなくなりそうですね』
嬉しそうに笑う恋歌に、そうなればいいとぎゅっと抱きしめ、恋歌の寝息が聞こえた後に、ローも目を閉じた。