麦わら海賊団の元へ
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ニ「ここのナースさんたちも逞しい人が多いみたいですね」
『そうね
なかなか逃げも隠れもしない、なんて言えないわ
ましてや自分より強いとわかってる人相手にはね』
嬉し泣きをしていたナースたちも宴に戻り、恋歌とニーナも隅っこの方で宴を眺めている。
ロ「あんた隅っこ好きね」
『どうも宴というのには慣れなくて』
二人でいるところに近寄ってきたのはローラだ。
ロ「ずるいわよね
あんた最初から私に勝ち目がないってわかってて勝負受けたんだから」
『戦闘では誰にも負けるつもりはありません
守りたいものが守れないですから』
ロ「でも私は諦めないからね
いつかあんたにも勝ってやる
私だって守りたい家族があるんだから」
『守るものがある人は強くなれますからね
私もうかうかしてられませんね』
ロ「こっちからしたら暫く休んでて欲しいぐらいだわ
エース隊長にはあんたに勝ってから誘惑することにしたわ」
『それじゃあ一生私は貴女に負けられませんね』
クスクスと笑い合う二人。
ローラは一度宴の中に戻ってジョッキを3つ持ってきた。
そらを恋歌とニーナにひとつずつ渡す。
ロ「でもま、今日から家族なら一応歓迎はするわ」
ニ「明日は雨かな…」
ロ「何か言った!?」
ニ「別に…」
『まぁまぁ…』
ロ「ほんと可愛くないわね
サボ副隊長もこんなののどこがいいんだか…」
ローラの言葉の最後は小さかったため恋歌とニーナには聞こえなかった。
ロ「一回しか言わないからね
この白ひげ海賊団をあの頂上戦争から守ってくれたこと感謝してる
ありがとう」
ローラは早口にそう言うとそれぞれのジョッキに一回ずつ自分のものを当てて走って宴の中に戻って行った。
ニ「……やっぱり明日は雨ですね」
『案外雲ひとつない晴天かもよ?』
そして宴のあった次の日。
いつもの通りマルコの元に新聞が届けられた。
その新聞の一面を歩きながら見ていたマルコは一瞬何もないところで躓いた。
マ「……」
粗筋だけを読んで大体を理解すると一面に載っている人物の元に走った。
今日から病室を出て部屋に入ってもいいということなのでエースの部屋に引っ越し中だ。
とはいえ、荷物は服以外にあまりないので簡単なものだったが。
エ「今日はいい天気だからな
外行こうぜ」
『うん
(ほんとに晴天になっちゃった…)』
エースが日向ぼっこをすると言うので甲板に二人で行くと怖い顔をしたマルコに出会った。
エ「なんかいつもの極悪面が酷くなってんぞ」
マ「ほっとけよい!
それより恋歌!なんだこの記事!」
マルコに突きつけれた新聞をエースと二人で覗き込むとそこには昨日の桜姫な海軍本部襲撃の記事が書かれていた。
『へぇ…
新しい本部、どこになるかわからないんですね』
マ「……コメントはそれだけか?」
エ「…あの短時間でよくこれだけ破壊できたな…」
"桜姫復活!海軍本部襲撃事件!!
なんと海軍から死亡したとの報告をされた桜姫は生きていた!
前回の頂上戦争の際にも桜姫に本部を破壊されたためG-1に本部を移した海軍だったが、またしても桜姫により破壊された
襲撃の理由は明らかにされていないが桜姫の復活により海軍は一度消した桜姫の手配書をもう一度発行した
額は五十億、素顔の写真にだけでも数億の価値をつけると海軍は発表した
なお、新しい本部の建設場所は検討中とのことである"
エ「恋歌の写真だけで数億だってよ」
『あらま』
マ「五十億って異例すぎやしないかよい」
エ「海軍本部を二回も破壊する恋歌が異例なんだろうよ」
マ「なんでお前はそんなに冷静なんだよい」
エ「恋歌のこういう行動に慣れたというか…
すっげー機嫌よく帰ってきたときはどうしようかと思ったけど本部全壊ぐらいなら許容範囲だ」
マ「お前らの基準がわけわかんねぇよい…」
『なんにせよこれで海軍の人は懲りたはずですし、世界にも私が死んでないと知らせられました
心配してくれたみんなに私は生きていると言いに行きたいところですけど、こうやって新聞で記事になれば一斉に知らせられます』
マ「まさかそれも計算のうちか?」
『さぁて、どうでしょう?』
『そうね
なかなか逃げも隠れもしない、なんて言えないわ
ましてや自分より強いとわかってる人相手にはね』
嬉し泣きをしていたナースたちも宴に戻り、恋歌とニーナも隅っこの方で宴を眺めている。
ロ「あんた隅っこ好きね」
『どうも宴というのには慣れなくて』
二人でいるところに近寄ってきたのはローラだ。
ロ「ずるいわよね
あんた最初から私に勝ち目がないってわかってて勝負受けたんだから」
『戦闘では誰にも負けるつもりはありません
守りたいものが守れないですから』
ロ「でも私は諦めないからね
いつかあんたにも勝ってやる
私だって守りたい家族があるんだから」
『守るものがある人は強くなれますからね
私もうかうかしてられませんね』
ロ「こっちからしたら暫く休んでて欲しいぐらいだわ
エース隊長にはあんたに勝ってから誘惑することにしたわ」
『それじゃあ一生私は貴女に負けられませんね』
クスクスと笑い合う二人。
ローラは一度宴の中に戻ってジョッキを3つ持ってきた。
そらを恋歌とニーナにひとつずつ渡す。
ロ「でもま、今日から家族なら一応歓迎はするわ」
ニ「明日は雨かな…」
ロ「何か言った!?」
ニ「別に…」
『まぁまぁ…』
ロ「ほんと可愛くないわね
サボ副隊長もこんなののどこがいいんだか…」
ローラの言葉の最後は小さかったため恋歌とニーナには聞こえなかった。
ロ「一回しか言わないからね
この白ひげ海賊団をあの頂上戦争から守ってくれたこと感謝してる
ありがとう」
ローラは早口にそう言うとそれぞれのジョッキに一回ずつ自分のものを当てて走って宴の中に戻って行った。
ニ「……やっぱり明日は雨ですね」
『案外雲ひとつない晴天かもよ?』
そして宴のあった次の日。
いつもの通りマルコの元に新聞が届けられた。
その新聞の一面を歩きながら見ていたマルコは一瞬何もないところで躓いた。
マ「……」
粗筋だけを読んで大体を理解すると一面に載っている人物の元に走った。
今日から病室を出て部屋に入ってもいいということなのでエースの部屋に引っ越し中だ。
とはいえ、荷物は服以外にあまりないので簡単なものだったが。
エ「今日はいい天気だからな
外行こうぜ」
『うん
(ほんとに晴天になっちゃった…)』
エースが日向ぼっこをすると言うので甲板に二人で行くと怖い顔をしたマルコに出会った。
エ「なんかいつもの極悪面が酷くなってんぞ」
マ「ほっとけよい!
それより恋歌!なんだこの記事!」
マルコに突きつけれた新聞をエースと二人で覗き込むとそこには昨日の桜姫な海軍本部襲撃の記事が書かれていた。
『へぇ…
新しい本部、どこになるかわからないんですね』
マ「……コメントはそれだけか?」
エ「…あの短時間でよくこれだけ破壊できたな…」
"桜姫復活!海軍本部襲撃事件!!
なんと海軍から死亡したとの報告をされた桜姫は生きていた!
前回の頂上戦争の際にも桜姫に本部を破壊されたためG-1に本部を移した海軍だったが、またしても桜姫により破壊された
襲撃の理由は明らかにされていないが桜姫の復活により海軍は一度消した桜姫の手配書をもう一度発行した
額は五十億、素顔の写真にだけでも数億の価値をつけると海軍は発表した
なお、新しい本部の建設場所は検討中とのことである"
エ「恋歌の写真だけで数億だってよ」
『あらま』
マ「五十億って異例すぎやしないかよい」
エ「海軍本部を二回も破壊する恋歌が異例なんだろうよ」
マ「なんでお前はそんなに冷静なんだよい」
エ「恋歌のこういう行動に慣れたというか…
すっげー機嫌よく帰ってきたときはどうしようかと思ったけど本部全壊ぐらいなら許容範囲だ」
マ「お前らの基準がわけわかんねぇよい…」
『なんにせよこれで海軍の人は懲りたはずですし、世界にも私が死んでないと知らせられました
心配してくれたみんなに私は生きていると言いに行きたいところですけど、こうやって新聞で記事になれば一斉に知らせられます』
マ「まさかそれも計算のうちか?」
『さぁて、どうでしょう?』