パラレル番外
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しばらく歩いてベポたちのいる村に帰ってきた2人は、早すぎる救出に驚かれ、さらにローが傷だらけなことに驚いて、慌てて治療を始めた。
恋歌は、ハートの海賊団にローを連れて帰ってきてくれたことを感謝され、涙ながらにお礼を言われた。
ロー「討ち入りまであと6日か…
麦わら屋はどうしてる」
『えっと、特訓してますね
なにか習得したい技があるとか言ってましたし』
ロー「錦えもんたちは?」
『まだ味方集めと、武器集めをしてるみたいです』
ロー「そうか…」
シャチとペンギンに傷の手当てをされながら、現状を把握するために、ローが恋歌に質問をすると、すぐにワノ国の情報が返ってくるため、まわりはぽかんとしている。
『そういえばビッグ・マムもこの国に来てますよ』
ロー「はぁ!?」
『さっきお会いしました
今はカイドウと…お話…いや、喧嘩中…?ですね』
シ「なんで四皇が2人もこの国に…?」
『そこまでは…』
カイドウ1人だけでも厄介なのに、四皇2人ともなると、その厄介さは純粋に2倍というわけにはいかない。
ペ「はい、取り敢えずはこれで大丈夫です」
ロー「ああ、悪いな」
傷の手当てが終わり、これからどうするかと頭を悩ませる。
『わたしはやりたいことがあるので、一先ずここを離れます
何かあれば呼んで下さい』
ロー「わかった
夜には一度戻って来い」
『はい』
いってきますと言って、恋歌がその場からいなくなった。
ペ「しかし…四皇が2人か…」
ロー「めんどくせぇことになった…」
ベ「これからどうする?キャプテン」
ロー「……こっちには恋歌がいるとは言え、カイドウは倒さねぇ約束だ
おそらくビッグ・マムもそうだ
おれたちでなんとかするしかねぇが…」
シ「キャプテンが恋歌に頼めばいいんじゃないすか?」
名案とばかりに、シャチが手を叩きながら言うと、ローは呆れたようにため息をついた。
ロー「麦わら屋と約束したことを、おれが頼んだところで変えるわけねぇだろ」
ペ「そうすかね?
恋歌って無茶なこと頼んでも、妥協案をくれるから一回言ってみるだけ言ってみればいいんすよ」
最初にカイドウに攻撃された時も、今回も、助けないと言いつつ、なんだかんだと手助けをしてくれている。
シ「ほら、麦わらんとこの航海士も言ってたでしょ?
恋歌はお人好しだって」
ロー「まぁ…」
恋歌のいいやつというのはわかりきっている話。
だが、四皇に対しての頼み事などし難いもの。
ペ「言ってみるだけ言ってみましょ!
だめならその時考えるってことで!」
ロー「……わかった」
クルーたちの圧力に負けて、恋歌が戻ってきたら、ローから恋歌に頼むことになった。
そして夜になって恋歌がどこかから戻ってきた。
『え?ビッグ・マムと会った時ですか?』
ロー「ああ…」
単刀直入に頼み辛かったローは、まずビッグ・マムと出会った時の話から切り出す。
ちなみに今はハートの海賊団のクルーが夕飯を作っており、恋歌も手伝いをしているところ。
他のクルーたちは、夕飯の準備をしながら、聞き耳を立てている。
『んー…そうですねぇ…
しつこかった…ですかね?』
ロー「しつこい…?」
四皇と対峙して、1番に出てくる感想が、しつこいというのはどういう感想なのか。
ぐるぐると鍋をかき混ぜながら、んー、としばらく唸っている。
『ビッグ・マムはわたしと血縁関係を結びたいらしいんですよね』
ロー「は?血縁…関係…?」
『わたしの強さが欲しいらしいです
だからビッグ・マムの息子の誰かと結婚しろって言われたんですよ
くだらないなー、って思って嫌だって言ったら、しつこく勧めてくるのでしつこいなって…
あ、これどうですか?』
ロー「ん?ああ…」
そんな話からしつこいという感想になったとは思わず、恋歌が味見をして欲しいという意味で出した器を持って、気のない返事をする。
恋歌は、ハートの海賊団にローを連れて帰ってきてくれたことを感謝され、涙ながらにお礼を言われた。
ロー「討ち入りまであと6日か…
麦わら屋はどうしてる」
『えっと、特訓してますね
なにか習得したい技があるとか言ってましたし』
ロー「錦えもんたちは?」
『まだ味方集めと、武器集めをしてるみたいです』
ロー「そうか…」
シャチとペンギンに傷の手当てをされながら、現状を把握するために、ローが恋歌に質問をすると、すぐにワノ国の情報が返ってくるため、まわりはぽかんとしている。
『そういえばビッグ・マムもこの国に来てますよ』
ロー「はぁ!?」
『さっきお会いしました
今はカイドウと…お話…いや、喧嘩中…?ですね』
シ「なんで四皇が2人もこの国に…?」
『そこまでは…』
カイドウ1人だけでも厄介なのに、四皇2人ともなると、その厄介さは純粋に2倍というわけにはいかない。
ペ「はい、取り敢えずはこれで大丈夫です」
ロー「ああ、悪いな」
傷の手当てが終わり、これからどうするかと頭を悩ませる。
『わたしはやりたいことがあるので、一先ずここを離れます
何かあれば呼んで下さい』
ロー「わかった
夜には一度戻って来い」
『はい』
いってきますと言って、恋歌がその場からいなくなった。
ペ「しかし…四皇が2人か…」
ロー「めんどくせぇことになった…」
ベ「これからどうする?キャプテン」
ロー「……こっちには恋歌がいるとは言え、カイドウは倒さねぇ約束だ
おそらくビッグ・マムもそうだ
おれたちでなんとかするしかねぇが…」
シ「キャプテンが恋歌に頼めばいいんじゃないすか?」
名案とばかりに、シャチが手を叩きながら言うと、ローは呆れたようにため息をついた。
ロー「麦わら屋と約束したことを、おれが頼んだところで変えるわけねぇだろ」
ペ「そうすかね?
恋歌って無茶なこと頼んでも、妥協案をくれるから一回言ってみるだけ言ってみればいいんすよ」
最初にカイドウに攻撃された時も、今回も、助けないと言いつつ、なんだかんだと手助けをしてくれている。
シ「ほら、麦わらんとこの航海士も言ってたでしょ?
恋歌はお人好しだって」
ロー「まぁ…」
恋歌のいいやつというのはわかりきっている話。
だが、四皇に対しての頼み事などし難いもの。
ペ「言ってみるだけ言ってみましょ!
だめならその時考えるってことで!」
ロー「……わかった」
クルーたちの圧力に負けて、恋歌が戻ってきたら、ローから恋歌に頼むことになった。
そして夜になって恋歌がどこかから戻ってきた。
『え?ビッグ・マムと会った時ですか?』
ロー「ああ…」
単刀直入に頼み辛かったローは、まずビッグ・マムと出会った時の話から切り出す。
ちなみに今はハートの海賊団のクルーが夕飯を作っており、恋歌も手伝いをしているところ。
他のクルーたちは、夕飯の準備をしながら、聞き耳を立てている。
『んー…そうですねぇ…
しつこかった…ですかね?』
ロー「しつこい…?」
四皇と対峙して、1番に出てくる感想が、しつこいというのはどういう感想なのか。
ぐるぐると鍋をかき混ぜながら、んー、としばらく唸っている。
『ビッグ・マムはわたしと血縁関係を結びたいらしいんですよね』
ロー「は?血縁…関係…?」
『わたしの強さが欲しいらしいです
だからビッグ・マムの息子の誰かと結婚しろって言われたんですよ
くだらないなー、って思って嫌だって言ったら、しつこく勧めてくるのでしつこいなって…
あ、これどうですか?』
ロー「ん?ああ…」
そんな話からしつこいという感想になったとは思わず、恋歌が味見をして欲しいという意味で出した器を持って、気のない返事をする。