パラレル番外
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刀を肩に担いで歩くローの後ろを、外に出てからも追いかけるが、声をかけてもいいのかわからず、無言でついていく。
ロー「恋歌」
『はい』
ぴたっと足を止めたローに合わせて、その場で立ち止まると、横を指さされた。
ロー「何回も言わせるな
横か前を歩け」
『はい』
視界に入っていないと不安ということを言うには強い口調だが、その言葉に笑顔で頷いて横に並ぶ。
『これも、お返ししますね』
ロー「ああ」
帽子をローに渡すとそれをかぶってゆっくりと歩みを進める。
ロー「お前は…これからどうすんだ」
『……そうですね
これからのことを…相談…してもいいですか?』
ロー「恋歌がおれに?」
『正直…これが最善であるかはわかりません
ただ…わたしなりにできることを考えまして…』
自分がしていることが正しいのか、これが喜ばれることなのか、やっていいことなのか何もわからない。
今やっていること、やろうとしていることを、歩きながらぽつぽつと伝えると、ローはぽかんとしたような顔になった。
ロー「お前…ほんとになんでもありだな…」
『できることは…たくさんあります
でも…それがこの国にとって…この国の人たちにとって…いいことなのかわからないんです
わたしがもらったこの力は、本来はこの世界にない力
わたしがいなくてもこの世界は…あるべき方向へ進んでいきます
それを…邪魔してないかって…ずっと…不安なんです』
頂上戦争以降のこの世界の物語は何も知らない。
主人公であるルフィに、イレギュラーな存在である自分が関わることで、悪い方に物語が進むのではと不安で仕方ない。
ましてや四皇との戦い。
不安にならない方がおかしい。
ロー「…不安になるのは恋歌がこの世界に来た理由から考えれば仕方のねぇことだ
けど、おれたちは…おれは恋歌のしてくれること、恋歌という存在が味方でいてくれること…まぁ出会えたことも含めて、全部に感謝してる
自分がいることで悪い方に向かってるのか不安なら、それを気にしなくていいように、自分で最善と思うことをしてりゃいい
できるだろ?世界最強と名高い桜姫なら」
にやっと笑って差し出してくれた手を握り返し、言われた言葉を頭の中で心に刻む。
ロー「今やってることに、後悔はあるか?」
『…ありません』
この国のために自分ができることを、約束を違えない範囲でやっている。
そのことに後悔などあるはずもない。
後悔はないが、不安があっただけ。
それを取り除いてくれる言葉に安心し、手を握る力を強める。
ロー「それならいい
大体な、恋歌が動いたぐらいで麦わら屋の暴走癖が止まるわけねぇだろ」
振り回されっぱなしのローは、疲れた顔をしてため息をついた。
『ありがとうございます…』
ロー「ああ」
ロー「恋歌」
『はい』
ぴたっと足を止めたローに合わせて、その場で立ち止まると、横を指さされた。
ロー「何回も言わせるな
横か前を歩け」
『はい』
視界に入っていないと不安ということを言うには強い口調だが、その言葉に笑顔で頷いて横に並ぶ。
『これも、お返ししますね』
ロー「ああ」
帽子をローに渡すとそれをかぶってゆっくりと歩みを進める。
ロー「お前は…これからどうすんだ」
『……そうですね
これからのことを…相談…してもいいですか?』
ロー「恋歌がおれに?」
『正直…これが最善であるかはわかりません
ただ…わたしなりにできることを考えまして…』
自分がしていることが正しいのか、これが喜ばれることなのか、やっていいことなのか何もわからない。
今やっていること、やろうとしていることを、歩きながらぽつぽつと伝えると、ローはぽかんとしたような顔になった。
ロー「お前…ほんとになんでもありだな…」
『できることは…たくさんあります
でも…それがこの国にとって…この国の人たちにとって…いいことなのかわからないんです
わたしがもらったこの力は、本来はこの世界にない力
わたしがいなくてもこの世界は…あるべき方向へ進んでいきます
それを…邪魔してないかって…ずっと…不安なんです』
頂上戦争以降のこの世界の物語は何も知らない。
主人公であるルフィに、イレギュラーな存在である自分が関わることで、悪い方に物語が進むのではと不安で仕方ない。
ましてや四皇との戦い。
不安にならない方がおかしい。
ロー「…不安になるのは恋歌がこの世界に来た理由から考えれば仕方のねぇことだ
けど、おれたちは…おれは恋歌のしてくれること、恋歌という存在が味方でいてくれること…まぁ出会えたことも含めて、全部に感謝してる
自分がいることで悪い方に向かってるのか不安なら、それを気にしなくていいように、自分で最善と思うことをしてりゃいい
できるだろ?世界最強と名高い桜姫なら」
にやっと笑って差し出してくれた手を握り返し、言われた言葉を頭の中で心に刻む。
ロー「今やってることに、後悔はあるか?」
『…ありません』
この国のために自分ができることを、約束を違えない範囲でやっている。
そのことに後悔などあるはずもない。
後悔はないが、不安があっただけ。
それを取り除いてくれる言葉に安心し、手を握る力を強める。
ロー「それならいい
大体な、恋歌が動いたぐらいで麦わら屋の暴走癖が止まるわけねぇだろ」
振り回されっぱなしのローは、疲れた顔をしてため息をついた。
『ありがとうございます…』
ロー「ああ」