パラレル番外
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恋歌が向かったえびす町には、討ち入りメンバーはナミ、フランキー、カン十郎の三人がいた。
降りようかどうしようか迷ったが、ちゃんとできているか不安な事がある為、人気のない所に降りて、偶然を装って姿を現した。
ナ「恋歌!!」
どうしてここにいるのかと聞きたそうなナミだったが、周りにバレないように口元に人差し指を持っていくと、ぐっと聞きたいのを我慢してくれた。
『トの康さん…どこにいる?』
ナ「え…カン十郎が…」
カン「ん?なんでござるか?」
えびす町の人たちがトの康との別れを終え、カン十郎が抱えているトの康にそっと手を添える。
『(うん…大丈夫…)
わたしもトの康さんにお世話になったのでお別れを』
カン「そうでござったか…」
触れて大丈夫だとわかった恋歌は、ほっと息をはいた。
ナ「あ、そうだ
ベポたちはうまく牢を抜け出せたみたいよ」
『…ふぅん、そうなんだ』
ナ「捕まったって聞いてたけど無事だったからよかったわ」
『うん、そうだね』
フ「俺たちは今から九里に向かう
恋歌はどうすんだ?」
『わたしは…したいことがあるから残るよ
何かあれば呼んで』
ナ「そう?あんたもいろいろ気を付けてね」
『うん、ありがとう』
ナミの言葉に疑問を感じた恋歌は、えびす町に残ると告げ、三人を見送った。
『(さて…)』
三人の姿が見えなくなった後、迷いなく目的の人たちがいる場所へ歩いていく。
円になってぴりついた雰囲気で作戦会議をしている為、恋歌が来た事には誰も気づいていない。
その作戦を聞いて、やっぱりかと小さくため息をついた。
『(頼ってくれないんだもんな…)』
ベ「じっとしてるなんて無理だ
悪いが「作戦」よりウチの船長の命だ」
『それ、わたしが行きますよ』
ベ「え…
ぎゃああああああ!!恋歌!?いつの間に!?」
誰も気づいてくれないので、手をあげて自己主張をすると、ベポが驚いて奇声を発した。
ベポ、ペンギン、シャチ以外のハートのクルーは、恋歌の正体を知らないため、なぜここにいるのかと視線を向ける。
『来たのはついさっきです
ちょっといろいろやりたいことがあるんで、そのついでと言ってはなんですが、わたしが行きます』
ベ「恋歌が行ってくれるなら…嬉しいけどさ…」
ペ「キャプテンの事は助けないんじゃなかったか?」
『わたしにも気が変わることぐらいありますよ
大事な人が危険な場所にいるとわかっていて、黙って見ているのは嫌なので』
ペ「はっ…ほんと、いいやつだよお前」
なぜかペンギンに笑われた恋歌は、どこかおかしい所があったかと首を傾げる。
ペ「恋歌一人に任せていいのか?」
『お安い御用です
あそこにいる人たちなど、敵ではありません』
シ「た、頼もしすぎる…」
ベ「かっこいい…」
(((結局…何者…?)))
ローが気に入っていた女だという事しかわからない為、ベポたちのような反応はできないが、自分達の大事な船長を助けに行ってくれるというのはわかった。
『まぁでもローさんの事なので、もしかしたら牢の中でも、なにか考えているかもしれません
すぐに連れて帰ってくることが出来ないかもしれないので、これを持っていてください』
珠をペンギンに渡し、一通り使い方を説明すると、大事そうに握りしめて頷いた。
『では、こちらはわたしに任せてください
みなさんも準備があるでしょうから、お気をつけて』
ベ「ああ、キャプテンを頼んだ!」
『はい』
一瞬で姿を消した恋歌に、三人以外が驚き、目をこすっている。
ペ「これでキャプテンは大丈夫だ」
シ「だな
おれたちはおれたちに出来る事をしよう」
結局恋歌の正体がわからなかった他のクルーたちに質問攻めにあい、恋歌の正体を教えたことにより、全員が驚きで絶叫するまであと数秒。
降りようかどうしようか迷ったが、ちゃんとできているか不安な事がある為、人気のない所に降りて、偶然を装って姿を現した。
ナ「恋歌!!」
どうしてここにいるのかと聞きたそうなナミだったが、周りにバレないように口元に人差し指を持っていくと、ぐっと聞きたいのを我慢してくれた。
『トの康さん…どこにいる?』
ナ「え…カン十郎が…」
カン「ん?なんでござるか?」
えびす町の人たちがトの康との別れを終え、カン十郎が抱えているトの康にそっと手を添える。
『(うん…大丈夫…)
わたしもトの康さんにお世話になったのでお別れを』
カン「そうでござったか…」
触れて大丈夫だとわかった恋歌は、ほっと息をはいた。
ナ「あ、そうだ
ベポたちはうまく牢を抜け出せたみたいよ」
『…ふぅん、そうなんだ』
ナ「捕まったって聞いてたけど無事だったからよかったわ」
『うん、そうだね』
フ「俺たちは今から九里に向かう
恋歌はどうすんだ?」
『わたしは…したいことがあるから残るよ
何かあれば呼んで』
ナ「そう?あんたもいろいろ気を付けてね」
『うん、ありがとう』
ナミの言葉に疑問を感じた恋歌は、えびす町に残ると告げ、三人を見送った。
『(さて…)』
三人の姿が見えなくなった後、迷いなく目的の人たちがいる場所へ歩いていく。
円になってぴりついた雰囲気で作戦会議をしている為、恋歌が来た事には誰も気づいていない。
その作戦を聞いて、やっぱりかと小さくため息をついた。
『(頼ってくれないんだもんな…)』
ベ「じっとしてるなんて無理だ
悪いが「作戦」よりウチの船長の命だ」
『それ、わたしが行きますよ』
ベ「え…
ぎゃああああああ!!恋歌!?いつの間に!?」
誰も気づいてくれないので、手をあげて自己主張をすると、ベポが驚いて奇声を発した。
ベポ、ペンギン、シャチ以外のハートのクルーは、恋歌の正体を知らないため、なぜここにいるのかと視線を向ける。
『来たのはついさっきです
ちょっといろいろやりたいことがあるんで、そのついでと言ってはなんですが、わたしが行きます』
ベ「恋歌が行ってくれるなら…嬉しいけどさ…」
ペ「キャプテンの事は助けないんじゃなかったか?」
『わたしにも気が変わることぐらいありますよ
大事な人が危険な場所にいるとわかっていて、黙って見ているのは嫌なので』
ペ「はっ…ほんと、いいやつだよお前」
なぜかペンギンに笑われた恋歌は、どこかおかしい所があったかと首を傾げる。
ペ「恋歌一人に任せていいのか?」
『お安い御用です
あそこにいる人たちなど、敵ではありません』
シ「た、頼もしすぎる…」
ベ「かっこいい…」
(((結局…何者…?)))
ローが気に入っていた女だという事しかわからない為、ベポたちのような反応はできないが、自分達の大事な船長を助けに行ってくれるというのはわかった。
『まぁでもローさんの事なので、もしかしたら牢の中でも、なにか考えているかもしれません
すぐに連れて帰ってくることが出来ないかもしれないので、これを持っていてください』
珠をペンギンに渡し、一通り使い方を説明すると、大事そうに握りしめて頷いた。
『では、こちらはわたしに任せてください
みなさんも準備があるでしょうから、お気をつけて』
ベ「ああ、キャプテンを頼んだ!」
『はい』
一瞬で姿を消した恋歌に、三人以外が驚き、目をこすっている。
ペ「これでキャプテンは大丈夫だ」
シ「だな
おれたちはおれたちに出来る事をしよう」
結局恋歌の正体がわからなかった他のクルーたちに質問攻めにあい、恋歌の正体を教えたことにより、全員が驚きで絶叫するまであと数秒。