パラレル番外
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ルフィのはちゃめちゃな行動に、兎丼の囚人たちはルフィや赤鞘九人男たちのことを信じ、力を貸してくれることになった。
『これ…大丈夫なの?』
囚人たちが力を貸してくれることになったのはいいが、ルフィが厄災弾で今にも干からびそうになっている。
チ「恋歌!絶対触るなよ!」
『あ、うん』
ルフィはチョッパーに怒られているが、今回に関しては自分が悪いとわかっているのか、素直に謝っている。
ルフィの事はチョッパーに任せ、なにかする事があるかとうろうろしていると、キッドとキラーがルフィに話しかけに行き、二人で採石場から出て行ってしまった。
それを見て渡せていないものがあったので、恋歌は二人の背中を慌てて追いかける。
『あの…!』
キッド「あ?」
呼び止めただけなのに、殺されそうな視線を向けられた。
『これ、持っててください』
キッド「んだこれ」
細工をした珠を渡すと、空に透かして不思議そうな顔をしている。
珠の使い方と、持っていてほしい理由を伝えると、めんどくさそうに珠をキラーに放り投げた。
キッド「おれたちは自分の仲間を探しに行く
お前はさっきの約束忘れんなよ」
『わかりました
お気をつけて』
キッド「…変な奴だな、お前」
噂とはあてにならないものだなと、キッドはキラーを連れて兎丼から立ち去った。
『じゃあわたしはやることが出来たからここから離れるけど、何かあったら呼んでね』
ル「おう」
チョッパーのおかげですっかり元気になったルフィは、ヒョウ五郎に戦い方を教えてもらう為に、ここに残るらしい。
恋歌はキッドとの約束のことと、トの康のことでやらなければいけない事がある為、一度ルフィの元から離れる事にした。
『討ち入り当日にも行くからもしこれから私を呼ばなかったとしても、当日また会いましょう』
ル「わかった
おれは…カイドウを必ずぶっ飛ばすからな」
『うん、信じてるよ』
ヒ「お嬢さん、すこしだけいいかい?」
腕をぐるぐると回しながら張り切っているルフィを見送り、ヒョウ五郎に話しかけられたためしゃがんで目線を合わせる。
『なんでしょう』
ヒ「あんたのこと…疑って悪かった
麦わらの人には必ずおれの技を教える
あんたみたいに強い人が力を貸してくれるって聞いて…嬉しかった
何かあった時…この国を頼んだ」
がばっと頭を下げてくるヒョウ五郎に、どう返事をすればいいかわからなくなった。
恋歌はルフィの味方であり、万が一ワノ国が滅びたとしても、関係ない。
はずだった。
『…この国が、大事ですか?』
ヒ「ああ…カイドウがいなきゃ…素晴らしく、美しい国だ」
『そうですか…』
ふぅと息をはいて、仮面を外し、ヒョウ五郎に笑いかける。
『あなたがルフィに与えてくれる事がある以上、その分に見合う分は期待に応えて見せますよ
世界最強の名に恥じない働きはしてみせます』
ヒ「そうかい…
恩に着る」
ぽかんとしているヒョウ五郎に笑い、国を救うために一致団結している兎丼の囚人たちを見つめる。
『(カイドウを倒す以外の事でできることはたくさんある
国の為に命を張れる、この人たちの為に
ルフィに力を貸してくれるすべての人の為に)』
先ずはトの康の事から、動こうとルフィに一言声をかけて、兎丼を後にした。
『これ…大丈夫なの?』
囚人たちが力を貸してくれることになったのはいいが、ルフィが厄災弾で今にも干からびそうになっている。
チ「恋歌!絶対触るなよ!」
『あ、うん』
ルフィはチョッパーに怒られているが、今回に関しては自分が悪いとわかっているのか、素直に謝っている。
ルフィの事はチョッパーに任せ、なにかする事があるかとうろうろしていると、キッドとキラーがルフィに話しかけに行き、二人で採石場から出て行ってしまった。
それを見て渡せていないものがあったので、恋歌は二人の背中を慌てて追いかける。
『あの…!』
キッド「あ?」
呼び止めただけなのに、殺されそうな視線を向けられた。
『これ、持っててください』
キッド「んだこれ」
細工をした珠を渡すと、空に透かして不思議そうな顔をしている。
珠の使い方と、持っていてほしい理由を伝えると、めんどくさそうに珠をキラーに放り投げた。
キッド「おれたちは自分の仲間を探しに行く
お前はさっきの約束忘れんなよ」
『わかりました
お気をつけて』
キッド「…変な奴だな、お前」
噂とはあてにならないものだなと、キッドはキラーを連れて兎丼から立ち去った。
『じゃあわたしはやることが出来たからここから離れるけど、何かあったら呼んでね』
ル「おう」
チョッパーのおかげですっかり元気になったルフィは、ヒョウ五郎に戦い方を教えてもらう為に、ここに残るらしい。
恋歌はキッドとの約束のことと、トの康のことでやらなければいけない事がある為、一度ルフィの元から離れる事にした。
『討ち入り当日にも行くからもしこれから私を呼ばなかったとしても、当日また会いましょう』
ル「わかった
おれは…カイドウを必ずぶっ飛ばすからな」
『うん、信じてるよ』
ヒ「お嬢さん、すこしだけいいかい?」
腕をぐるぐると回しながら張り切っているルフィを見送り、ヒョウ五郎に話しかけられたためしゃがんで目線を合わせる。
『なんでしょう』
ヒ「あんたのこと…疑って悪かった
麦わらの人には必ずおれの技を教える
あんたみたいに強い人が力を貸してくれるって聞いて…嬉しかった
何かあった時…この国を頼んだ」
がばっと頭を下げてくるヒョウ五郎に、どう返事をすればいいかわからなくなった。
恋歌はルフィの味方であり、万が一ワノ国が滅びたとしても、関係ない。
はずだった。
『…この国が、大事ですか?』
ヒ「ああ…カイドウがいなきゃ…素晴らしく、美しい国だ」
『そうですか…』
ふぅと息をはいて、仮面を外し、ヒョウ五郎に笑いかける。
『あなたがルフィに与えてくれる事がある以上、その分に見合う分は期待に応えて見せますよ
世界最強の名に恥じない働きはしてみせます』
ヒ「そうかい…
恩に着る」
ぽかんとしているヒョウ五郎に笑い、国を救うために一致団結している兎丼の囚人たちを見つめる。
『(カイドウを倒す以外の事でできることはたくさんある
国の為に命を張れる、この人たちの為に
ルフィに力を貸してくれるすべての人の為に)』
先ずはトの康の事から、動こうとルフィに一言声をかけて、兎丼を後にした。