パラレル番外
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小さく叩いたつもりだったが、恋歌の回答が気になり辺りが静まり返っているので音が良く響いた。
『わたしより強い人がいいですね』
リン「は?」
ビッグマムには見えていないが、仮面の下は笑顔で話しており、恋歌が絶対にいないであろう条件を思いついて名案とばかりに出した答えだった。
ル「それは…」
(((無理だろ!!!)))
世界最強と言われる恋歌に勝てる者などいるのかどうかもわからない。
リン「…お前より強ければ誰でもいいのか」
『はい
でも…あなたもわたしより弱いですよね?
だから言うことを聞く気もありません』
「「「ぎゃー!!!
何言ってんだあいつ!!?」」」
声からして笑って言っているのはわかるが、それは言ってはいけないこと。
ビッグマムも我慢の限界だったようで、拳を恋歌に向かって振り上げた。
リン「じゃあ先ずはおれがお前に勝てばいいってことだろ!!」
容赦なく振り下ろされた拳は恋歌に直撃した。
ヒ「な、なぁ…麦わらの人…!!
あの人潰れちまったんじゃ…!」
ル「大丈夫だ
この程度じゃ…相手にもならねぇ」
ビッグマムが振り下ろした拳は砂埃を巻き上げたが、今までのように地面が抉れていない。
『勝てるのなら…ですけどね』
リン「てめぇ…」
ル「にしし!ほらな!」
「「「う、受け止めた!!?」」」
クイーンですら二撃で倒した拳を、恋歌が片手で受け止めている。
しかも地面も割れていないということは全ての力を受け止めているということ。
リン「やはり本物…!!
なにがなんでもおれの息子と結婚させてやる!!」
軽々と自分の拳を受け止めたことが桜姫の証明となったのか、にやりと笑ってまた結婚を持ち出してきた。
『だから…嫌ですって』
リン「おれの子供たちが一斉にかかればお前1人ぐらい容易い!」
『…それでも絶対に負けません
それに自分の子をそんな風に使うなんて…』
ビッグマムの言い方であれば自分の子を政略結婚の道具のように扱っている。
血の繋がりはないが恋歌にも大切な子たちが4人いる。
だからこそビッグマムのこの言動が許せない。
それに…。
『一緒にいたいと思う人は…自分で決めます』
家族ではなくとも一緒にいたいと願う人もいる。
それが叶わないのに何故ビッグマムの息子と結婚しなければいけないのか。
リン「無理矢理にでも連れて帰ってやる!」
『はぁ…もういいです』
この会話をしている間にもビッグマムは恋歌に何度も拳を振り下ろし攻撃しているが避けられるか受け止められている。
どうしても桜姫とのつながりが欲しいビッグマムは恋歌の話を聞いてくれる様子がない。
もう話し合いで解決するのを諦めた恋歌はため息をついて大きく息を吸い込んだ。
『【雷炎竜の…】』
ル「やべ!ジジー伏せろ!」
『【咆哮】!!』
カイドウを倒した時と同じ攻撃が恋歌から放たれ、ビッグマムに直撃した。
リン「この…!」
『頑丈…!』
直撃したはずのビッグマムは全身が真っ黒になり、かなりダメージを受けているが倒れることはなかった。
リン「おれの息子たちのなにが不満だ!!
強くてお前にはもったいない男たちばかり!
お前のようなどこの馬の骨ともしれない小娘でも受け入れてやると言ってるんだ!
おれが欲しいのはお前の強ささ!
黙って息子と結婚すりゃいいんだよ!」
『絶対に嫌!!』
向かってくるビッグマムの頬を蹴り飛ばし、壁に激突させるがまだ立ち上がって向かってくる。
『しつっ…こい!!』
ビッグマムのしつこさにいらっとした恋歌は、頭にかかと落としをしてビッグマムの顔を地面にめり込ませた。
頭が地面に突き刺さったままぴくりとも動かなくなったビッグマムに、やっと気絶してくれたかと疲れたようにため息をついた。
『(最近ため息の数増えた気がする…)』
(((よ、容赦ねぇー…)))
こんなに一方的に攻撃されているビッグマムなど見たことがなく、クイーンですら気絶させることができなかった相手を、無傷で気絶させたことで恋歌はビッグマム以上に逆らってはいけない人物だと認識された。
ク「はっ!
今のうちに純度100%の海楼石を持ってこい!」
大人しくなったビッグマムに海楼石をつけるには今しかないとクイーンが看守たちに指示を出して、ビッグマムを鎖でグルグル巻きにしてカイドウの元へ連れて行った。
『わたしより強い人がいいですね』
リン「は?」
ビッグマムには見えていないが、仮面の下は笑顔で話しており、恋歌が絶対にいないであろう条件を思いついて名案とばかりに出した答えだった。
ル「それは…」
(((無理だろ!!!)))
世界最強と言われる恋歌に勝てる者などいるのかどうかもわからない。
リン「…お前より強ければ誰でもいいのか」
『はい
でも…あなたもわたしより弱いですよね?
だから言うことを聞く気もありません』
「「「ぎゃー!!!
何言ってんだあいつ!!?」」」
声からして笑って言っているのはわかるが、それは言ってはいけないこと。
ビッグマムも我慢の限界だったようで、拳を恋歌に向かって振り上げた。
リン「じゃあ先ずはおれがお前に勝てばいいってことだろ!!」
容赦なく振り下ろされた拳は恋歌に直撃した。
ヒ「な、なぁ…麦わらの人…!!
あの人潰れちまったんじゃ…!」
ル「大丈夫だ
この程度じゃ…相手にもならねぇ」
ビッグマムが振り下ろした拳は砂埃を巻き上げたが、今までのように地面が抉れていない。
『勝てるのなら…ですけどね』
リン「てめぇ…」
ル「にしし!ほらな!」
「「「う、受け止めた!!?」」」
クイーンですら二撃で倒した拳を、恋歌が片手で受け止めている。
しかも地面も割れていないということは全ての力を受け止めているということ。
リン「やはり本物…!!
なにがなんでもおれの息子と結婚させてやる!!」
軽々と自分の拳を受け止めたことが桜姫の証明となったのか、にやりと笑ってまた結婚を持ち出してきた。
『だから…嫌ですって』
リン「おれの子供たちが一斉にかかればお前1人ぐらい容易い!」
『…それでも絶対に負けません
それに自分の子をそんな風に使うなんて…』
ビッグマムの言い方であれば自分の子を政略結婚の道具のように扱っている。
血の繋がりはないが恋歌にも大切な子たちが4人いる。
だからこそビッグマムのこの言動が許せない。
それに…。
『一緒にいたいと思う人は…自分で決めます』
家族ではなくとも一緒にいたいと願う人もいる。
それが叶わないのに何故ビッグマムの息子と結婚しなければいけないのか。
リン「無理矢理にでも連れて帰ってやる!」
『はぁ…もういいです』
この会話をしている間にもビッグマムは恋歌に何度も拳を振り下ろし攻撃しているが避けられるか受け止められている。
どうしても桜姫とのつながりが欲しいビッグマムは恋歌の話を聞いてくれる様子がない。
もう話し合いで解決するのを諦めた恋歌はため息をついて大きく息を吸い込んだ。
『【雷炎竜の…】』
ル「やべ!ジジー伏せろ!」
『【咆哮】!!』
カイドウを倒した時と同じ攻撃が恋歌から放たれ、ビッグマムに直撃した。
リン「この…!」
『頑丈…!』
直撃したはずのビッグマムは全身が真っ黒になり、かなりダメージを受けているが倒れることはなかった。
リン「おれの息子たちのなにが不満だ!!
強くてお前にはもったいない男たちばかり!
お前のようなどこの馬の骨ともしれない小娘でも受け入れてやると言ってるんだ!
おれが欲しいのはお前の強ささ!
黙って息子と結婚すりゃいいんだよ!」
『絶対に嫌!!』
向かってくるビッグマムの頬を蹴り飛ばし、壁に激突させるがまだ立ち上がって向かってくる。
『しつっ…こい!!』
ビッグマムのしつこさにいらっとした恋歌は、頭にかかと落としをしてビッグマムの顔を地面にめり込ませた。
頭が地面に突き刺さったままぴくりとも動かなくなったビッグマムに、やっと気絶してくれたかと疲れたようにため息をついた。
『(最近ため息の数増えた気がする…)』
(((よ、容赦ねぇー…)))
こんなに一方的に攻撃されているビッグマムなど見たことがなく、クイーンですら気絶させることができなかった相手を、無傷で気絶させたことで恋歌はビッグマム以上に逆らってはいけない人物だと認識された。
ク「はっ!
今のうちに純度100%の海楼石を持ってこい!」
大人しくなったビッグマムに海楼石をつけるには今しかないとクイーンが看守たちに指示を出して、ビッグマムを鎖でグルグル巻きにしてカイドウの元へ連れて行った。