パラレル番外
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恋歌がキッドとキラーに話をしている間にビッグマムはルフィを追いかけて採石場を一周しているようで、クイーンは高い場所に登ってビッグマムが現れるのを待っている。
『うん…これなら大丈夫そう』
キッド「………」
キラー「ファッファッ」
恋歌の実験に付き合った後、唖然としているキッドと笑っているキラー。
『ありがとうございました
ただこれが完成するまでもう少し待っててください
約束は必ず守ります』
キッド「…ああ」
半信半疑だった恋歌の実験がうまくいくということがわかり、準備が整えば必ずまた会いに来ると約束をした。
キッド「…その礼とやらは…ひとつだけか?」
『…わたしに叶えられる範囲ならある程度はいいですけど』
キッド「だったらお前の…顔見せろ」
『顔…ですか?』
知名度とは逆にほとんどが知らない桜姫の素顔。
純粋に気になったのもあるが、この願いを聞いてくれるかによってどこまでの礼をしてくれるのかを見極めようとした。
きょろきょろと辺りを見渡した恋歌は、周りはビッグマムの対策に必死でこちらに興味がなさそうというのを確認し、仮面を外した。
キッド「…名前は?」
『恋歌です』
思っていたより若い恋歌に驚きで目を見開いた後、なぜか自然に名前を聞いていた。
それにすらさらっと答えられ、キッドが小さく笑った。
海楼石がついたままの腕を恋歌に伸ばし、顔をよく見るために恋歌の頬に手を当てた。
『?』
キッド「お前…なんで顔を隠してる」
『それは…』
キッドの質問に答えようとしたが、その直後に看守たちから歓声が上がる。
だが、クイーンの攻撃でも倒れなかったビッグマムに、がたがたと震えだしている。
リン「おやー?お前はカイドウんとこの…クイーンだね…」
ク「(こ、こうなったら…!)
い、今のは桜姫がやったことだ!!」
リン「…桜姫だって?」
ル「あ!ずりぃぞ!」
攻撃の矛先が自分に向くのを避けるため、咄嗟にこの場にもう1人規格外の女がいることを思い出し、罪をなすりつけた。
リン「それがほんとなら連れてきな!」
ク「お、おい!あの女どこへ行った!?」
きょろきょろと看守たちが恋歌を探し始めたので、ため息をついた恋歌は仮面をつけて立ち上がる。
『こういう人たちに知られたら面倒なだけですよ』
「ク、クイーン様!!あそこに!!」
近くにいた看守がクイーンに報告し、一斉に視線が恋歌に集まる。
『…なんでしょう』
リン「本物…かい…?」
『……さぁ?』
驚いたような顔をするビッグマムに本物かどうかと聞かれるが、その質問の回答をするのが面倒になった恋歌は適当に返事をした。
リン「…思ったより小さいね」
『あなたたちが大きすぎるんですよ』
ずいっ、とビッグマムが顔を近づけてくる。
同じ女ではあるが体格差が倍以上。
ルフィもクイーンも看守たちもごくりと唾を飲み込んで見守る。
リン「まぁいい!あんたおれの息子の誰かと結婚しな!!
特別に誰でも選ばせてやる!」
『は?』
リン「あんたと血縁関係を結びたいと思ってたんだ
まさか…断らねぇよな?」
最初はにこにことしていたビッグマムだが、最後は断ったらどうなるかわかるよな?と言わんばかりに凄んできた。
『え、普通に嫌ですけど』
(((こ、断ったー!?)))
だが、恋歌はビッグマムに臆することなく嫌だと首を振った。
リン「おれの息子たちと…結婚するのが嫌だってのか…?」
『はい』
(((それ以上刺激するな!!)))
あっさり断られたビッグマムはぶるぶると震えて今にも暴れだしそう。
リン「じゃあお前の好みを言いな!
それにぴったり合う息子を紹介してやるよ!」
『好み…』
無理矢理作ったような引きつった笑みで気持ちを落ち着かせながら恋歌の回答を待つ。
しばらく考えるように顎に手を当てて考え、何かを閃いたように手を叩いた。
『うん…これなら大丈夫そう』
キッド「………」
キラー「ファッファッ」
恋歌の実験に付き合った後、唖然としているキッドと笑っているキラー。
『ありがとうございました
ただこれが完成するまでもう少し待っててください
約束は必ず守ります』
キッド「…ああ」
半信半疑だった恋歌の実験がうまくいくということがわかり、準備が整えば必ずまた会いに来ると約束をした。
キッド「…その礼とやらは…ひとつだけか?」
『…わたしに叶えられる範囲ならある程度はいいですけど』
キッド「だったらお前の…顔見せろ」
『顔…ですか?』
知名度とは逆にほとんどが知らない桜姫の素顔。
純粋に気になったのもあるが、この願いを聞いてくれるかによってどこまでの礼をしてくれるのかを見極めようとした。
きょろきょろと辺りを見渡した恋歌は、周りはビッグマムの対策に必死でこちらに興味がなさそうというのを確認し、仮面を外した。
キッド「…名前は?」
『恋歌です』
思っていたより若い恋歌に驚きで目を見開いた後、なぜか自然に名前を聞いていた。
それにすらさらっと答えられ、キッドが小さく笑った。
海楼石がついたままの腕を恋歌に伸ばし、顔をよく見るために恋歌の頬に手を当てた。
『?』
キッド「お前…なんで顔を隠してる」
『それは…』
キッドの質問に答えようとしたが、その直後に看守たちから歓声が上がる。
だが、クイーンの攻撃でも倒れなかったビッグマムに、がたがたと震えだしている。
リン「おやー?お前はカイドウんとこの…クイーンだね…」
ク「(こ、こうなったら…!)
い、今のは桜姫がやったことだ!!」
リン「…桜姫だって?」
ル「あ!ずりぃぞ!」
攻撃の矛先が自分に向くのを避けるため、咄嗟にこの場にもう1人規格外の女がいることを思い出し、罪をなすりつけた。
リン「それがほんとなら連れてきな!」
ク「お、おい!あの女どこへ行った!?」
きょろきょろと看守たちが恋歌を探し始めたので、ため息をついた恋歌は仮面をつけて立ち上がる。
『こういう人たちに知られたら面倒なだけですよ』
「ク、クイーン様!!あそこに!!」
近くにいた看守がクイーンに報告し、一斉に視線が恋歌に集まる。
『…なんでしょう』
リン「本物…かい…?」
『……さぁ?』
驚いたような顔をするビッグマムに本物かどうかと聞かれるが、その質問の回答をするのが面倒になった恋歌は適当に返事をした。
リン「…思ったより小さいね」
『あなたたちが大きすぎるんですよ』
ずいっ、とビッグマムが顔を近づけてくる。
同じ女ではあるが体格差が倍以上。
ルフィもクイーンも看守たちもごくりと唾を飲み込んで見守る。
リン「まぁいい!あんたおれの息子の誰かと結婚しな!!
特別に誰でも選ばせてやる!」
『は?』
リン「あんたと血縁関係を結びたいと思ってたんだ
まさか…断らねぇよな?」
最初はにこにことしていたビッグマムだが、最後は断ったらどうなるかわかるよな?と言わんばかりに凄んできた。
『え、普通に嫌ですけど』
(((こ、断ったー!?)))
だが、恋歌はビッグマムに臆することなく嫌だと首を振った。
リン「おれの息子たちと…結婚するのが嫌だってのか…?」
『はい』
(((それ以上刺激するな!!)))
あっさり断られたビッグマムはぶるぶると震えて今にも暴れだしそう。
リン「じゃあお前の好みを言いな!
それにぴったり合う息子を紹介してやるよ!」
『好み…』
無理矢理作ったような引きつった笑みで気持ちを落ち着かせながら恋歌の回答を待つ。
しばらく考えるように顎に手を当てて考え、何かを閃いたように手を叩いた。