パラレル番外
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『(なんの音…?)』
何かが壊れていく音がこちらに近づいてきているのはわかるが、何が近づいてきているのかわからない。
それは看守たちも同じようで、何が起こっているのかとざわついている。
看守から連絡があり、正面と第二第三のゲートが破壊され破壊した人物が恋歌がいる場所までやってきた。
『(…誰?)』
壁を破壊して現れたのは大きな女。
恋歌は観たことがなかったので誰なのかを聞こうと振り向くとほぼ全員が目を飛び出させて驚いていた。
そしてそれでこの大きな女が白髭やカイドウと肩を並べる四皇ビッグマムということがわかった。
『(ふーん…この人が…)』
リン「お玉ちゃん早くおいでー!おしるこの香りがするよー!
一緒に食べよー!」
『…おしるこ?』
ここにあるおしるこは全て昨夜にルフィが食べてしまっているはず。
そのおしるこを探しているとなれば、ないと伝えるべきだろうかと悩む。
ク「おしること言ったな!?」
リン「そうだよ早くおくれ!
ここに来ればいっぱい食べられると聞いて遥々やって来たんだ」
ク「一体誰がそんな勝手なことを!!
おしるこは俺の大好物と知っての狼藉か!?」
相手が誰であるかを忘れ、大好物のおしるこのことで我を忘れているようで、どんどんとクイーンが変形していく。
ク「おしるこは大量にあるが全て俺のもの
一滴たりともやるかババア!」
リン「いいからおしるこを…
よこしなよぉー!!」
完璧に恐竜になったクイーンの頭にビッグマムの拳が振り下ろされ、巨体が沈む。
そのままクイーンの首を掴みぐるぐると振り回したビッグマムは、壁に投げつけた。
『…あぶな』
クイーンの巨体が自分たちのいる方へ飛んできたので、キッドとキラーを連れて避難をする。
キッド「おい…」
『はい』
キッド「……余計な世話だ」
普段どのような感じなのかがわからないが、ルフィと採石場で争っていた時はもう少し元気だったように思う。
元気がなさそうな声で話すキッドとまだ涙を流しながら笑っているキラーを見て、恋歌が目線を合わせるようにしゃがむ。
『わたしあなたたちにお願いがあるんです
だからここで死んでもらっては困ります』
キッド「桜姫がおれたちに…?」
後ろではおしるこを食べたのがルフィだと知ったビッグマムがルフィを追いかけ回している音が響いているが、首輪も無事に取れたようなので、今すぐに助けはいらないだろうと話を続ける。
『海賊であるあなたたちがわたしに借りを作れるのなら聞いてみるだけでも損にはならないと思いますよ?
それに…あなたにとっても悪い話じゃありません』
キッド「………言ってみろ
内容による…」
自分の前にしゃがんでいる恋歌からは敵意も何も感じず、簡単に潰してしまえそうなほど小さな身体。
顔は見えず声からして若そうということしかわからない。
それでも願いというのを聞いてみようと思ったのは、想像していたより優しい声で話しかけられたから。
『実は…』
恋歌がキッドに話をすると、最初はその話ができるはずもないことであり、これ以上仲間を危険な目に合わせたくないキッドは拒否をした。
だが、本来の恋歌のお願い先であるキラーが、自分の意思で恋歌の申し出を受けた。
『ありがとうございます
では、』
ビッグマムのおかげでゆっくりと話ができた恋歌は、キッドとキラーに礼を言ってお願いと言う名の実験をした。
何かが壊れていく音がこちらに近づいてきているのはわかるが、何が近づいてきているのかわからない。
それは看守たちも同じようで、何が起こっているのかとざわついている。
看守から連絡があり、正面と第二第三のゲートが破壊され破壊した人物が恋歌がいる場所までやってきた。
『(…誰?)』
壁を破壊して現れたのは大きな女。
恋歌は観たことがなかったので誰なのかを聞こうと振り向くとほぼ全員が目を飛び出させて驚いていた。
そしてそれでこの大きな女が白髭やカイドウと肩を並べる四皇ビッグマムということがわかった。
『(ふーん…この人が…)』
リン「お玉ちゃん早くおいでー!おしるこの香りがするよー!
一緒に食べよー!」
『…おしるこ?』
ここにあるおしるこは全て昨夜にルフィが食べてしまっているはず。
そのおしるこを探しているとなれば、ないと伝えるべきだろうかと悩む。
ク「おしること言ったな!?」
リン「そうだよ早くおくれ!
ここに来ればいっぱい食べられると聞いて遥々やって来たんだ」
ク「一体誰がそんな勝手なことを!!
おしるこは俺の大好物と知っての狼藉か!?」
相手が誰であるかを忘れ、大好物のおしるこのことで我を忘れているようで、どんどんとクイーンが変形していく。
ク「おしるこは大量にあるが全て俺のもの
一滴たりともやるかババア!」
リン「いいからおしるこを…
よこしなよぉー!!」
完璧に恐竜になったクイーンの頭にビッグマムの拳が振り下ろされ、巨体が沈む。
そのままクイーンの首を掴みぐるぐると振り回したビッグマムは、壁に投げつけた。
『…あぶな』
クイーンの巨体が自分たちのいる方へ飛んできたので、キッドとキラーを連れて避難をする。
キッド「おい…」
『はい』
キッド「……余計な世話だ」
普段どのような感じなのかがわからないが、ルフィと採石場で争っていた時はもう少し元気だったように思う。
元気がなさそうな声で話すキッドとまだ涙を流しながら笑っているキラーを見て、恋歌が目線を合わせるようにしゃがむ。
『わたしあなたたちにお願いがあるんです
だからここで死んでもらっては困ります』
キッド「桜姫がおれたちに…?」
後ろではおしるこを食べたのがルフィだと知ったビッグマムがルフィを追いかけ回している音が響いているが、首輪も無事に取れたようなので、今すぐに助けはいらないだろうと話を続ける。
『海賊であるあなたたちがわたしに借りを作れるのなら聞いてみるだけでも損にはならないと思いますよ?
それに…あなたにとっても悪い話じゃありません』
キッド「………言ってみろ
内容による…」
自分の前にしゃがんでいる恋歌からは敵意も何も感じず、簡単に潰してしまえそうなほど小さな身体。
顔は見えず声からして若そうということしかわからない。
それでも願いというのを聞いてみようと思ったのは、想像していたより優しい声で話しかけられたから。
『実は…』
恋歌がキッドに話をすると、最初はその話ができるはずもないことであり、これ以上仲間を危険な目に合わせたくないキッドは拒否をした。
だが、本来の恋歌のお願い先であるキラーが、自分の意思で恋歌の申し出を受けた。
『ありがとうございます
では、』
ビッグマムのおかげでゆっくりと話ができた恋歌は、キッドとキラーに礼を言ってお願いと言う名の実験をした。