パラレル番外
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えびす町から姿が見えなくなったあたりから服装を変え、画面をつけて採石場へ向かった。
着物は動きやすい様に錦えもんにしてもらった様に、膝上の丈に袖なし。
しばらく普通の着物を着ていたので、久しぶりに足を出した様な気がした。
『(なんかすーすーする感じ…)』
ルフィのペンダントの気配がする採石場を上から眺めていると、なぜかルフィと老人が土俵の上で戦っていた。
『(…なにをしてるんだろ)』
ルフィであれば簡単に倒せる相手なのに違う違うと唸りながら攻撃を止めているため相手を倒せていない。
そのやりとりがしばらく続くとルフィと一緒に戦っていた老人がアルパカのような看守を倒した。
『(覇気とはちょっと違うのかな?)』
この老人がしたことがルフィのしたいことらしく、次々と敵を倒していくが見たところいつもの武装色の覇気。
違う違うと言い続けながら夜になったため就寝時間ということで今日の戦いは終了した様だった。
ル「畜生…!!
また明日だとー!?もっとやらせろー!」
『なにしてるの?』
ル「え!?」
腹減ったとお腹を鳴らしながら寝転んでいるルフィの横に降りると驚いたルフィががばっと起き上がった。
ル「びっくりした…
母ちゃ…あ、」
桜姫の格好をしているため周りの見張りたちを覇王色の覇気で気絶させてくれた。
ヒ「麦わらの人…この人は…?」
ル「ん?あ、あー
この姿この国のやつら知らねぇんだよな
言ってもいいか?」
『うん』
ル「桜姫って言ってめちゃくちゃ強ぇえって有名なんだ
この国のやつらは全然知らねぇみてぇだけど…」
ヒ「麦わらの人と一緒に瓦版に載っていた人かい…?」
ル「ああ
普通はこの姿見ただけで大体のこと知ってるやつばっかりだからこんな説明すんの変な感じだな…」
がりがりと頭をかきながら桜姫の説明など初めてしたルフィはうーん、と唸っている。
ヒ「その…強い人がなんでこんなところに?」
あまり強いということに納得がいっていないようだが、なぜ採石場にいるのかと首を傾げる。
ル「あー、そうだ
その説明もしねぇとだ!」
ルフィがヒョウ五郎にカイドウが四皇と呼ばれていること、自分はその四皇を倒して海賊王になるということを説明した。
その話に途中から錦えもんの名前が登場し、それにヒョウ五郎が驚いていると雷ぞうとカリブーが現れ、さらに雷ぞうがいることにも驚いていた。
おでんの妻であるトキの力により20年の時を超えてきたと知り、ヒョウ五郎は歓喜のあまり震えている。
カ「!!?さ、さささ桜姫ぇえええ!?」
雷「なぬ!?」
そしてカリブーが恋歌の存在に気づいて驚いていると、雷ぞうも自分たちが探していた人物がいることに驚いている。
ヒ「?
やはり有名人なのかい?」
雷「ゆ、有名もなにも!この女人こそ我らが探していた最強の助っ人になり得る人物…で…?
ん?」
なにかに気づいた雷ぞうはじーっと恋歌を見つめて頭から足先を順番に見ると、徐々に冷や汗をかいていく。
雷「ま、まさか…お主!!」
『…なんでわかったのかあまり聞きたくはありませんが、内緒にしてくださいね』
恋歌の身体的特徴をよく見ていた雷ぞうは仮面をつけた程度では欺けなかったのだろう。
あまりバレたことのない変装をあっさりと見破られてしまった。
カ「ちょ、ちょっと待て!
なんで桜姫と知り合いなんだ!?てかなんでここに!?」
ル「細けぇことはいいじゃねぇか」
カ「いいわけねぇでしょ!?
桜姫と言やぁ世界最強の肩書を持つ、歴代最高の懸賞金額をつけられた女!
顔もどこにいるのかもわからねぇ上にその他の詳しい情報もなにもわからねぇっていう伝説上の人物…!!」
『…大袈裟ですね』
ル「ジジー、桜姫ってのはこういうことだ
この国以外のやつらならこんな反応が見慣れた光景って感じだな」
ヒ「そ、そんなお人が…なぜここに…」
雷ぞうとカリブーの驚き方を見て本当に有名人なのだとわかったヒョウ五郎は、そんな有名人がここにいる理由がさらにわからなくなった。
『…それはまた今度お話ししますね
ところでおじいさん、昔この国でヤクザだったヒョウ五郎親分というのはおじいさんのことですか?』
ヒ「…ああ」
『よかった
あなたの話を聞いて会いにきました』
ヒ「おれに?」
『はい』
ル「えー!やっぱ昔すごかったのかジジー!」
雷「ジジーて!!」
湯屋でしのぶが言っていた人物はやはりルフィのそばにいた老人で間違いなかった。
ちゃんと自分のことも含めて話そうとしたが、ルフィのお腹の音がずっと鳴り響いているので取り敢えず腹ごしらえをしようということになった。
ル「あっちからすげー美味そうな匂いがするんだよなー」
『あっちだね、わかった』
恋歌には匂いはわからないが、ルフィが食べ物の匂いがするというのならなにかあるのだろうと恋歌が言われた方角に歩いていく。
姿が見えなくなったところで、カリブーがルフィに顔を近づけこそこそとなにかを話し始めた。
カ「旦那ぁ…」
ル「なんだよお前…気持ち悪い声出すな」
猫撫で声のような声を出して擦り寄ってくるカリブーにルフィが嫌そうな顔をするが、そんなことはお構いなしに媚を売るように手をすり合わせる。
カ「俺にも桜姫とのコネ、作ってくださいよー」
ル「はぁ?」
カ「この海で桜姫との繋がりを持つことは航海に役に立つ
あの様子じゃ桜姫と麦わらさんは知らねえ仲ってわけじゃねぇんでしょ?」
ル「お前心入れ替えたんじゃないのかよ!
それに俺はコネなんか持ってねぇよ!」
カ「またまたぁー!
じゃあどうして桜姫がここに…『わたしがどこにいようと勝手でしょう?』
げっ!」
ル「うぉ!美味そうな匂い!!」
音も気配もなく帰ってきた恋歌にカリブーが驚きルフィから離れると、恋歌の手には大きな鍋。
『いい匂いってこれかな?
中はおしるこみたい』
蓋を開ければ大量に入ったおしるこ。
それを見たルフィはよだれを垂らしながら鍋に飛びついておしるこを食べ始めた。
その様子を見て鍋ひとつ分はルフィ1人で食べてしまいそうだと、次の鍋を取りに行く。
『早く食べないと全部ルフィが食べちゃいますよ?』
ヒ「あ、ああ」
ヒョウ五郎も取り敢えずは腹ごしらえかと、恋歌に渡された器を受け取り、おしるこを食べ始めた。
着物は動きやすい様に錦えもんにしてもらった様に、膝上の丈に袖なし。
しばらく普通の着物を着ていたので、久しぶりに足を出した様な気がした。
『(なんかすーすーする感じ…)』
ルフィのペンダントの気配がする採石場を上から眺めていると、なぜかルフィと老人が土俵の上で戦っていた。
『(…なにをしてるんだろ)』
ルフィであれば簡単に倒せる相手なのに違う違うと唸りながら攻撃を止めているため相手を倒せていない。
そのやりとりがしばらく続くとルフィと一緒に戦っていた老人がアルパカのような看守を倒した。
『(覇気とはちょっと違うのかな?)』
この老人がしたことがルフィのしたいことらしく、次々と敵を倒していくが見たところいつもの武装色の覇気。
違う違うと言い続けながら夜になったため就寝時間ということで今日の戦いは終了した様だった。
ル「畜生…!!
また明日だとー!?もっとやらせろー!」
『なにしてるの?』
ル「え!?」
腹減ったとお腹を鳴らしながら寝転んでいるルフィの横に降りると驚いたルフィががばっと起き上がった。
ル「びっくりした…
母ちゃ…あ、」
桜姫の格好をしているため周りの見張りたちを覇王色の覇気で気絶させてくれた。
ヒ「麦わらの人…この人は…?」
ル「ん?あ、あー
この姿この国のやつら知らねぇんだよな
言ってもいいか?」
『うん』
ル「桜姫って言ってめちゃくちゃ強ぇえって有名なんだ
この国のやつらは全然知らねぇみてぇだけど…」
ヒ「麦わらの人と一緒に瓦版に載っていた人かい…?」
ル「ああ
普通はこの姿見ただけで大体のこと知ってるやつばっかりだからこんな説明すんの変な感じだな…」
がりがりと頭をかきながら桜姫の説明など初めてしたルフィはうーん、と唸っている。
ヒ「その…強い人がなんでこんなところに?」
あまり強いということに納得がいっていないようだが、なぜ採石場にいるのかと首を傾げる。
ル「あー、そうだ
その説明もしねぇとだ!」
ルフィがヒョウ五郎にカイドウが四皇と呼ばれていること、自分はその四皇を倒して海賊王になるということを説明した。
その話に途中から錦えもんの名前が登場し、それにヒョウ五郎が驚いていると雷ぞうとカリブーが現れ、さらに雷ぞうがいることにも驚いていた。
おでんの妻であるトキの力により20年の時を超えてきたと知り、ヒョウ五郎は歓喜のあまり震えている。
カ「!!?さ、さささ桜姫ぇえええ!?」
雷「なぬ!?」
そしてカリブーが恋歌の存在に気づいて驚いていると、雷ぞうも自分たちが探していた人物がいることに驚いている。
ヒ「?
やはり有名人なのかい?」
雷「ゆ、有名もなにも!この女人こそ我らが探していた最強の助っ人になり得る人物…で…?
ん?」
なにかに気づいた雷ぞうはじーっと恋歌を見つめて頭から足先を順番に見ると、徐々に冷や汗をかいていく。
雷「ま、まさか…お主!!」
『…なんでわかったのかあまり聞きたくはありませんが、内緒にしてくださいね』
恋歌の身体的特徴をよく見ていた雷ぞうは仮面をつけた程度では欺けなかったのだろう。
あまりバレたことのない変装をあっさりと見破られてしまった。
カ「ちょ、ちょっと待て!
なんで桜姫と知り合いなんだ!?てかなんでここに!?」
ル「細けぇことはいいじゃねぇか」
カ「いいわけねぇでしょ!?
桜姫と言やぁ世界最強の肩書を持つ、歴代最高の懸賞金額をつけられた女!
顔もどこにいるのかもわからねぇ上にその他の詳しい情報もなにもわからねぇっていう伝説上の人物…!!」
『…大袈裟ですね』
ル「ジジー、桜姫ってのはこういうことだ
この国以外のやつらならこんな反応が見慣れた光景って感じだな」
ヒ「そ、そんなお人が…なぜここに…」
雷ぞうとカリブーの驚き方を見て本当に有名人なのだとわかったヒョウ五郎は、そんな有名人がここにいる理由がさらにわからなくなった。
『…それはまた今度お話ししますね
ところでおじいさん、昔この国でヤクザだったヒョウ五郎親分というのはおじいさんのことですか?』
ヒ「…ああ」
『よかった
あなたの話を聞いて会いにきました』
ヒ「おれに?」
『はい』
ル「えー!やっぱ昔すごかったのかジジー!」
雷「ジジーて!!」
湯屋でしのぶが言っていた人物はやはりルフィのそばにいた老人で間違いなかった。
ちゃんと自分のことも含めて話そうとしたが、ルフィのお腹の音がずっと鳴り響いているので取り敢えず腹ごしらえをしようということになった。
ル「あっちからすげー美味そうな匂いがするんだよなー」
『あっちだね、わかった』
恋歌には匂いはわからないが、ルフィが食べ物の匂いがするというのならなにかあるのだろうと恋歌が言われた方角に歩いていく。
姿が見えなくなったところで、カリブーがルフィに顔を近づけこそこそとなにかを話し始めた。
カ「旦那ぁ…」
ル「なんだよお前…気持ち悪い声出すな」
猫撫で声のような声を出して擦り寄ってくるカリブーにルフィが嫌そうな顔をするが、そんなことはお構いなしに媚を売るように手をすり合わせる。
カ「俺にも桜姫とのコネ、作ってくださいよー」
ル「はぁ?」
カ「この海で桜姫との繋がりを持つことは航海に役に立つ
あの様子じゃ桜姫と麦わらさんは知らねえ仲ってわけじゃねぇんでしょ?」
ル「お前心入れ替えたんじゃないのかよ!
それに俺はコネなんか持ってねぇよ!」
カ「またまたぁー!
じゃあどうして桜姫がここに…『わたしがどこにいようと勝手でしょう?』
げっ!」
ル「うぉ!美味そうな匂い!!」
音も気配もなく帰ってきた恋歌にカリブーが驚きルフィから離れると、恋歌の手には大きな鍋。
『いい匂いってこれかな?
中はおしるこみたい』
蓋を開ければ大量に入ったおしるこ。
それを見たルフィはよだれを垂らしながら鍋に飛びついておしるこを食べ始めた。
その様子を見て鍋ひとつ分はルフィ1人で食べてしまいそうだと、次の鍋を取りに行く。
『早く食べないと全部ルフィが食べちゃいますよ?』
ヒ「あ、ああ」
ヒョウ五郎も取り敢えずは腹ごしらえかと、恋歌に渡された器を受け取り、おしるこを食べ始めた。