パラレル番外
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出かける支度の整った恋歌は、小さな袋を出してその中から自分を…桜姫を呼ぶために必要な珠を取り出し4人にひとつずつ渡した。
『みんなは使い方わかるよね?』
ウ「うわ、俺これ貰うの初めなんだよなー
絶対なくさねぇようにしねぇと!!」
ロー「なんだこれは…」
『これは…わたしを呼ぶためのものです
これと同じものをロビンが持っているので居場所がわかります
使い方はわたしを呼びたいと思いながら割ること
そうすればわたしは…必ず割れた場所に行きます』
ロー「……」
受け取った珠をじっと見つめ、何も言わないローに不安を感じる。
サ「気持ちは嬉しいが…俺は自分でなんとかするからさ、俺の分ナミさんに渡してくれねぇか?
ロビンちゃんは持ってるみたいだし」
申し訳なさそうに珠を恋歌に返してくるが、大丈夫だと首を横に振る。
『ロビンの近くにナミもいるからこの後ちゃんと渡すよ』
サ「そういうことなら…ありがとう」
大事そうに珠をしまい、笑顔でお礼を言われた。
フ「俺もいいのか?」
『もちろん
今回はこれだけみんながばらばらだと、何かあったときにどこにいるかわからないし、わたしが不安だから渡そうと思ったんだよね
だから気にしないで』
四皇がいる敵地でこれだけばらばらになってしまうと、誰がどこにいるのかわからなくなってきている。
出来る限り怪我をして欲しくないため、自分のわがままで珠を持っていて欲しいと渡した。
ロー「……これはワノ国から出ても、使えるのか?」
『はい』
ロー「そうか」
どこか嬉しそうに少し笑ったローにどういう意味かと首を傾げたが、教えてくれることはなかった。
ウ「なくさねぇ場所で、いざというときにすぐに使える場所かー…」
簡単に懐にしまった3人とは違い、ウソップはまだどこにしまっておくかを悩んでいた。
『どこでもいいんじゃない?』
ウ「バカ言うな!俺の命がかかってんだぞ!?」
『え、ごめん…』
フ「なんで守ってくれる恋歌に怒鳴ってんだよ…」
ウソップにとって緊急時に恋歌を呼び出せないということは命に関わること。
人一倍必死に考えているウソップを見て、恋歌も何か方法はないかと少し考えたとき、ウソップの方からげこっ、というカエルの声が聞こえた。
ウ「お前も不安だよなー
どこかいい案はねぇかな?」
頭の上にいたカエルを掌に乗せ、話しかけているウソップを見て恋歌はかちん、と身体が固まった。
ロー「?
おい、恋歌?」
『そ、それ…飾りじゃなかったの…?』
異変に気づいたローに声をかけられるが、視線はカエルに向いていて返事はない。
ウ「ん?ああ!
可愛いだろ?」
ずいっ、とカエルを目の前に出されると、恋歌の顔色が一気に真っ白に。
ロー「鼻屋、やめてやれ
恋歌の顔色が悪い」
ゾウにいたときに爬虫類が苦手と聞いていたのもあり、カエルは両生類ではあるがあまり女に好かれる生き物ではないのでおそらく苦手なのだろうと察した。
しかも小さいカエルならまだしも、ウソップが持っているのはかなり大きなカエル。
男でも苦手な奴はいそうなレベルだ。
ウ「えー、こんなに可愛いのになー」
サ「やめとけって
レディの嫌がることをすんな」
フ「恋歌に嫌がらせばっかすると助けてもらえなくなるぞ」
ウ「そりゃやべぇ!
って、あー!!」
『……!!』
「「「あ」」」
フランキーにそう言われ、大人しく頭の上にカエルを戻そうとしたが、それより先にウソップの手からカエルが自力で飛んだ。
そのまま着地すれば行き先は恋歌の膝。
それが恋歌にはスローモーションに見え、ぞわっと鳥肌がたちカエルが自分に触れる前に自己防衛で何かが発動した。
ロー「おい…」
『ご、ごめんなさい…』
もはや恋歌も何が発動したかわからないが、恋歌を中心に家の中が吹き飛ぶほどの爆発が起こった。
ちなみにカエルは氷漬けになっている。
恋歌以外の4人は怪我はないようだが、いきなりの爆発に驚き反応はできなかった。
フ「ウソップおめぇ…恋歌にちょっかいかけたらこうなるってわかってただろうが!!」
ウ「い、いやここまでとは…」
爆発の原因であるウソップはサンジとフランキーにぼこぼこと殴られている。
『ほんとにごめんなさい…
わたしもびっくりして…もう何が原因でこうなったのかもわからなくて…』
ロー「はぁ…
まぁいい、怪我はないな?」
『はい…』
疲れたようにため息をつかれたが、ぼこぼこに殴られているウソップを見て怒る気も失せたようだった。
『みんなは使い方わかるよね?』
ウ「うわ、俺これ貰うの初めなんだよなー
絶対なくさねぇようにしねぇと!!」
ロー「なんだこれは…」
『これは…わたしを呼ぶためのものです
これと同じものをロビンが持っているので居場所がわかります
使い方はわたしを呼びたいと思いながら割ること
そうすればわたしは…必ず割れた場所に行きます』
ロー「……」
受け取った珠をじっと見つめ、何も言わないローに不安を感じる。
サ「気持ちは嬉しいが…俺は自分でなんとかするからさ、俺の分ナミさんに渡してくれねぇか?
ロビンちゃんは持ってるみたいだし」
申し訳なさそうに珠を恋歌に返してくるが、大丈夫だと首を横に振る。
『ロビンの近くにナミもいるからこの後ちゃんと渡すよ』
サ「そういうことなら…ありがとう」
大事そうに珠をしまい、笑顔でお礼を言われた。
フ「俺もいいのか?」
『もちろん
今回はこれだけみんながばらばらだと、何かあったときにどこにいるかわからないし、わたしが不安だから渡そうと思ったんだよね
だから気にしないで』
四皇がいる敵地でこれだけばらばらになってしまうと、誰がどこにいるのかわからなくなってきている。
出来る限り怪我をして欲しくないため、自分のわがままで珠を持っていて欲しいと渡した。
ロー「……これはワノ国から出ても、使えるのか?」
『はい』
ロー「そうか」
どこか嬉しそうに少し笑ったローにどういう意味かと首を傾げたが、教えてくれることはなかった。
ウ「なくさねぇ場所で、いざというときにすぐに使える場所かー…」
簡単に懐にしまった3人とは違い、ウソップはまだどこにしまっておくかを悩んでいた。
『どこでもいいんじゃない?』
ウ「バカ言うな!俺の命がかかってんだぞ!?」
『え、ごめん…』
フ「なんで守ってくれる恋歌に怒鳴ってんだよ…」
ウソップにとって緊急時に恋歌を呼び出せないということは命に関わること。
人一倍必死に考えているウソップを見て、恋歌も何か方法はないかと少し考えたとき、ウソップの方からげこっ、というカエルの声が聞こえた。
ウ「お前も不安だよなー
どこかいい案はねぇかな?」
頭の上にいたカエルを掌に乗せ、話しかけているウソップを見て恋歌はかちん、と身体が固まった。
ロー「?
おい、恋歌?」
『そ、それ…飾りじゃなかったの…?』
異変に気づいたローに声をかけられるが、視線はカエルに向いていて返事はない。
ウ「ん?ああ!
可愛いだろ?」
ずいっ、とカエルを目の前に出されると、恋歌の顔色が一気に真っ白に。
ロー「鼻屋、やめてやれ
恋歌の顔色が悪い」
ゾウにいたときに爬虫類が苦手と聞いていたのもあり、カエルは両生類ではあるがあまり女に好かれる生き物ではないのでおそらく苦手なのだろうと察した。
しかも小さいカエルならまだしも、ウソップが持っているのはかなり大きなカエル。
男でも苦手な奴はいそうなレベルだ。
ウ「えー、こんなに可愛いのになー」
サ「やめとけって
レディの嫌がることをすんな」
フ「恋歌に嫌がらせばっかすると助けてもらえなくなるぞ」
ウ「そりゃやべぇ!
って、あー!!」
『……!!』
「「「あ」」」
フランキーにそう言われ、大人しく頭の上にカエルを戻そうとしたが、それより先にウソップの手からカエルが自力で飛んだ。
そのまま着地すれば行き先は恋歌の膝。
それが恋歌にはスローモーションに見え、ぞわっと鳥肌がたちカエルが自分に触れる前に自己防衛で何かが発動した。
ロー「おい…」
『ご、ごめんなさい…』
もはや恋歌も何が発動したかわからないが、恋歌を中心に家の中が吹き飛ぶほどの爆発が起こった。
ちなみにカエルは氷漬けになっている。
恋歌以外の4人は怪我はないようだが、いきなりの爆発に驚き反応はできなかった。
フ「ウソップおめぇ…恋歌にちょっかいかけたらこうなるってわかってただろうが!!」
ウ「い、いやここまでとは…」
爆発の原因であるウソップはサンジとフランキーにぼこぼこと殴られている。
『ほんとにごめんなさい…
わたしもびっくりして…もう何が原因でこうなったのかもわからなくて…』
ロー「はぁ…
まぁいい、怪我はないな?」
『はい…』
疲れたようにため息をつかれたが、ぼこぼこに殴られているウソップを見て怒る気も失せたようだった。