パラレル番外
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
建物が崩れる音と悲鳴に紛れてサンジと頭巾をかぶった女を呼ぶ声が混じっている。
サンジはその声を聞いて、騒ぎのする方へ走って行ってしまった。
『あ、サンジ待っ…!』
恋歌がサンジの後を追いかけようとすると、ローに手を掴まれたため、追いかける事ができなかった。
ウソップとフランキーはサンジを追いかけて行ってしまっている。
ロー「恋歌…
身体は…大丈夫なんだな?」
『……はい、身体に負担がかかる戦い方はしません』
何かを言いたそうに何度も口を開いては閉じ、最後に掴んでいる手を強く握りしめて息を吐いた。
ロー「えびす町で待ってるぞ…」
『はい
ローさん』
ロー「…!」
『…また後で』
掴まれていた手を離される前に引っ張り、ローの頬にキスをすれば驚いたように目を見開かれた。
ぽかんとしているローの手を離して、サンジたちの元へ向かった。
ペ「もう1人…女がいたはずだ」
サ「知らねぇな
知ってたとしてもお前には教えねぇけどな
(居合わせた恋歌さんが桜姫ってバレてねぇなら好都合か…)」
恐竜と能力者と対峙し、黒い筒のようなものを取り出す。
ペ「狂死?一家に手を出した女がいねぇなら出てくるまで、暴れるだけだ」
サ「……」
『お呼びですか?』
サ「(恋歌さんは優しいからそんなこと言われたら出てきちまうよな…)」
サンジとページワンの間に急に現れた恋歌に、ページワンは驚いた様子だったが、小さな電伝虫で恋歌とサンジがいる場所を伝えた。
ペ「お前が例の女か…顔を見せろ」
『……この世界のほとんどが知らないわたしの顔なんか見たって誰だかわかるわけないじゃないですか』
今は頭巾で顔が見えないが、この言葉でカイドウを気絶させたという女がこの国に来ていると言っていたことを思い出した。
その女もいつも仮面をかぶっており、素顔は誰も知らないということも。
ペ「貴様…まさか例の…
その蕎麦屋とはどんな繋がりだ」
『…知らない人です
カイドウにも言いましたが、わたしはここに観光で来ています
話題のお蕎麦屋さんに並んでいただけですよ』
カイドウと戦った時に苦し紛れに言った観光という理由が、意外と使えるということに気づいた。
この返答にページワンも納得したようで、サンジとは他人だとわかってくれたようだった。
サ「残念だが知らないレディでも戦わせるわけにはいかねぇ
こいつの相手は俺に任せてもらおう」
『……いいですよ
じゃあこのトカゲさんはお任せします
わたしは…その他全て引き受けますので』
ペ「トカゲ…だと?」
ページワンの連絡で人が集まりつつあり、数だけは圧倒的に相手が多い。
サ「ああ!任された!!」
飛び上がったサンジが持っていた黒い筒から光が出始め、その光がサンジを包み込む。
『(ルフィたちが喜びそう…)』
変身をしたサンジは真っ黒いスーツに身を包み、屋根の上に着地した。
ロー「なぜ奴があのスーツを持っている!
あれは間違いなく悪の軍団ジェルマ66のNo.3
ステルス・ブラック!!」
『(え、名前あるんだ…)』
サ「何でお前が詳しいんだよ!」
ロー「北の海の常識だ!!」
サ「知るか!俺を二度とそう呼ぶな!」
ロー「俺は正当な読者
ジェルマは嫌いだった」
サ「俺もだよ!!」
忍者を楽しみにしていたときのような雰囲気が出ているローは、おそらくそのジェルマ66が大好きなのだろうとわかった。
ただ、恋歌にはジェルマ66がどういう人物なのかわからない。
ウソップやフランキーも初めて見る感じでサンジの変身に興奮している。
ただの変装なのか、それとも何か別の力があるのか。
ペ「ただの蕎麦屋じゃなかったか
名乗れ!!」
サ「おそばマスク!」
『(おそばマスク…)』
サ「行くぞ!トカゲ!!」
命名権をくれとウソップとフランキーが叫んでいるが、それを無視してサンジはページワンに突っ込んでいく。
『(おお、いつもより速い…
姿も見えなくできるんだ)』
恋歌は目で追えているが、他の3人は見えていないようでサンジが消えたように感じている。
ロー「昔新聞に載っていた
絵物語 海の戦士ソラ
そこへ敵対する悪の軍団 ジェルマ66
そのメンバーステルス・ブラックは姿を消せる厄介な戦闘員!!
全身に背景を投影し目に映らなくなる!」
ウ「詳しすぎだろ!!」
『(結局サンジの格好は悪の軍団ってこと?
ていうか…ローさん…やっぱり男の子だね)
【卍解 千本桜景義】』
サンジの戦いを見ながら、ページワン以外の戦闘員を倒すために千本桜を出す。
ローが活き活きとして不覚にも可愛いと思ってしまったので、その姿をもう少し見ていたかったが、ページワン以外は引き受けたため相手をしなければならない。
逃げるために適当にあしらえればいいので、気絶にできる程度で攻撃していく。
「こ、こいつもしかして…!」
「カイドウ様を倒した桜の女神の化身とかいう…!?」
『………』
恋歌が先日カイドウを気絶させた女だと気づき狼狽だすが、戦わずして逃げる事ができない。
『その呼び方…やめてほしいんですけど…』
「は?」
『…不本意ではありますが、わたしのことは桜姫で統一してください』
ウ「あいつはどこを気にしてんだよ…」
いくつも呼び名があるのも気にくわないし、そんな大層な名前で呼ばれるのも嫌な恋歌は、自分でつけた名前ではないが呼ばれ慣れた桜姫という名前の方が良く思えた。
ロー「……おい、俺たちは今のうちに逃げるぞ」
フ「お、おい!」
3人が逃げたことを確認した恋歌とサンジはお互いの敵にとどめを刺す。
『では、名前の統一お願いしますね』
恋歌の相手は大した事がなかったので、あっという間に片付き、サンジの方もページワンを倒し終えている。
『すごいね、そのスーツ』
サ「恋歌さんにそう言ってもらえると照れるなー!!」
少し壊してしまった都を2人で上空から見下ろし、取り敢えず残党がいないことを確認する。
『えびす町にいるらしいから行こうか』
誰も起き上がらないことを確認して、2人で空からえびす町に向かった。
サンジはその声を聞いて、騒ぎのする方へ走って行ってしまった。
『あ、サンジ待っ…!』
恋歌がサンジの後を追いかけようとすると、ローに手を掴まれたため、追いかける事ができなかった。
ウソップとフランキーはサンジを追いかけて行ってしまっている。
ロー「恋歌…
身体は…大丈夫なんだな?」
『……はい、身体に負担がかかる戦い方はしません』
何かを言いたそうに何度も口を開いては閉じ、最後に掴んでいる手を強く握りしめて息を吐いた。
ロー「えびす町で待ってるぞ…」
『はい
ローさん』
ロー「…!」
『…また後で』
掴まれていた手を離される前に引っ張り、ローの頬にキスをすれば驚いたように目を見開かれた。
ぽかんとしているローの手を離して、サンジたちの元へ向かった。
ペ「もう1人…女がいたはずだ」
サ「知らねぇな
知ってたとしてもお前には教えねぇけどな
(居合わせた恋歌さんが桜姫ってバレてねぇなら好都合か…)」
恐竜と能力者と対峙し、黒い筒のようなものを取り出す。
ペ「狂死?一家に手を出した女がいねぇなら出てくるまで、暴れるだけだ」
サ「……」
『お呼びですか?』
サ「(恋歌さんは優しいからそんなこと言われたら出てきちまうよな…)」
サンジとページワンの間に急に現れた恋歌に、ページワンは驚いた様子だったが、小さな電伝虫で恋歌とサンジがいる場所を伝えた。
ペ「お前が例の女か…顔を見せろ」
『……この世界のほとんどが知らないわたしの顔なんか見たって誰だかわかるわけないじゃないですか』
今は頭巾で顔が見えないが、この言葉でカイドウを気絶させたという女がこの国に来ていると言っていたことを思い出した。
その女もいつも仮面をかぶっており、素顔は誰も知らないということも。
ペ「貴様…まさか例の…
その蕎麦屋とはどんな繋がりだ」
『…知らない人です
カイドウにも言いましたが、わたしはここに観光で来ています
話題のお蕎麦屋さんに並んでいただけですよ』
カイドウと戦った時に苦し紛れに言った観光という理由が、意外と使えるということに気づいた。
この返答にページワンも納得したようで、サンジとは他人だとわかってくれたようだった。
サ「残念だが知らないレディでも戦わせるわけにはいかねぇ
こいつの相手は俺に任せてもらおう」
『……いいですよ
じゃあこのトカゲさんはお任せします
わたしは…その他全て引き受けますので』
ペ「トカゲ…だと?」
ページワンの連絡で人が集まりつつあり、数だけは圧倒的に相手が多い。
サ「ああ!任された!!」
飛び上がったサンジが持っていた黒い筒から光が出始め、その光がサンジを包み込む。
『(ルフィたちが喜びそう…)』
変身をしたサンジは真っ黒いスーツに身を包み、屋根の上に着地した。
ロー「なぜ奴があのスーツを持っている!
あれは間違いなく悪の軍団ジェルマ66のNo.3
ステルス・ブラック!!」
『(え、名前あるんだ…)』
サ「何でお前が詳しいんだよ!」
ロー「北の海の常識だ!!」
サ「知るか!俺を二度とそう呼ぶな!」
ロー「俺は正当な読者
ジェルマは嫌いだった」
サ「俺もだよ!!」
忍者を楽しみにしていたときのような雰囲気が出ているローは、おそらくそのジェルマ66が大好きなのだろうとわかった。
ただ、恋歌にはジェルマ66がどういう人物なのかわからない。
ウソップやフランキーも初めて見る感じでサンジの変身に興奮している。
ただの変装なのか、それとも何か別の力があるのか。
ペ「ただの蕎麦屋じゃなかったか
名乗れ!!」
サ「おそばマスク!」
『(おそばマスク…)』
サ「行くぞ!トカゲ!!」
命名権をくれとウソップとフランキーが叫んでいるが、それを無視してサンジはページワンに突っ込んでいく。
『(おお、いつもより速い…
姿も見えなくできるんだ)』
恋歌は目で追えているが、他の3人は見えていないようでサンジが消えたように感じている。
ロー「昔新聞に載っていた
絵物語 海の戦士ソラ
そこへ敵対する悪の軍団 ジェルマ66
そのメンバーステルス・ブラックは姿を消せる厄介な戦闘員!!
全身に背景を投影し目に映らなくなる!」
ウ「詳しすぎだろ!!」
『(結局サンジの格好は悪の軍団ってこと?
ていうか…ローさん…やっぱり男の子だね)
【卍解 千本桜景義】』
サンジの戦いを見ながら、ページワン以外の戦闘員を倒すために千本桜を出す。
ローが活き活きとして不覚にも可愛いと思ってしまったので、その姿をもう少し見ていたかったが、ページワン以外は引き受けたため相手をしなければならない。
逃げるために適当にあしらえればいいので、気絶にできる程度で攻撃していく。
「こ、こいつもしかして…!」
「カイドウ様を倒した桜の女神の化身とかいう…!?」
『………』
恋歌が先日カイドウを気絶させた女だと気づき狼狽だすが、戦わずして逃げる事ができない。
『その呼び方…やめてほしいんですけど…』
「は?」
『…不本意ではありますが、わたしのことは桜姫で統一してください』
ウ「あいつはどこを気にしてんだよ…」
いくつも呼び名があるのも気にくわないし、そんな大層な名前で呼ばれるのも嫌な恋歌は、自分でつけた名前ではないが呼ばれ慣れた桜姫という名前の方が良く思えた。
ロー「……おい、俺たちは今のうちに逃げるぞ」
フ「お、おい!」
3人が逃げたことを確認した恋歌とサンジはお互いの敵にとどめを刺す。
『では、名前の統一お願いしますね』
恋歌の相手は大した事がなかったので、あっという間に片付き、サンジの方もページワンを倒し終えている。
『すごいね、そのスーツ』
サ「恋歌さんにそう言ってもらえると照れるなー!!」
少し壊してしまった都を2人で上空から見下ろし、取り敢えず残党がいないことを確認する。
『えびす町にいるらしいから行こうか』
誰も起き上がらないことを確認して、2人で空からえびす町に向かった。