パラレル番外
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家の中に入ると恋歌の手を離して疲れたように畳に腰を下ろした。
ロー「何捕まってんだ、お前は」
『ご、ごめんなさい…
いつの間にか囲まれてまして…』
カイドウを簡単に気絶させるほどの力を持っているのに、一般人に囲まれてしまうというのはどういうことなのか。
ロー「まぁいい…
それよりも今日俺は花の都に行く
麦わら屋の仲間が情報収集をしてるはずだからな」
『わかりました』
ロー「恋歌はどうする」
ルフィの方の様子を確認すれば、牢には入れられているがまだそれだけ。
今のところ手助けも必要ないだろうと、自分も花の都に行くと告げた。
『でもわたしは別行動で花の都を回ってみてもいいですか?』
ロー「ああ、好きにしろ
背中向けろ」
今日は別行動をするということで話がまとまり、結えていない髪を結えるために恋歌の肩を押して背中を向けさせた。
ロー「オロチがいる場所に行くんだ、ちゃんと帽子はかぶっていけよ」
『はい』
手櫛で髪を整えてくれているので、その手に心地よさを感じながら、心配をしてくれていることに感謝した。
ロー「ほら、できたぞ」
『ありがとうございます』
簪までちゃんとつけてくれており、最後にぽんぽんと頭を撫でられた後、軽く頬にキスをされた。
ロー「その着物も普通のにした方がいいんじゃねぇか?」
『確かにそうですね
何か切れ端とか残ってないかな…』
切れ端だけでも残っていれば時間を巻き戻して着物に使える。
ごそごそと部屋を漁っていると、着物の切れ端のような布が何枚も出てきた。
とりあえず全て時間を巻き戻すと、3着の着物と帯が2つ現れた。
『着替えてきますね』
ロー「ああ」
その中から選んでローから隠れるように着物を着替える。
着替える時に聞こえるしゅるしゅるという音に、少しむらっとした。
だが、着替えを見たり、ちょっかいをかけたりすると怒られるとわかっているので、大人しく待つ。
しばらくしてこちらに向かってくる足音がしたので、振り向くと歩きにくそうにしている恋歌が立っていた。
『ど、どうでしょう…』
ロー「似合う」
たった一言だけだったが、お世辞など言わなさそうなローにそう言われて、恋歌は嬉しそうに笑った。
恋歌が選んだのは黒基調の着物で、裾にいくにつれて藤色のグラデーションになっている着物。
帯は灰色。
着物にも帯にも花が刺繍されており、帯留めは紫。
ロー「こけるなよ」
足が動かしにくい服装が苦手と言っていたので、手を差し出すと遠慮がちにローの手に自分の手を重ねた。
恋歌の小さな手を握り、横に座らせてやる。
ロー「恋歌」
『は、いっ…!』
くいっと顎を持ち上げられ、返事をすると急に口を塞がれた。
だが、すぐにキスをされているとわかったので、目を閉じると唇を甘噛みされたり、舐められたりと少しくすぐったいキスをされている。
いつものように舌を入れられるキスも、昨日のような荒々しいキスも好きだと思っていたが、こういう可愛いキスもいいなと思っていると、少ししてから唇を離された。
ロー「…そんな顔するな」
『…どんな顔してます?』
ロー「……もっと、って顔だな」
『ふふ、正解ですね』
唇を離した瞬間の寂しそうな顔で、恋歌の言いたいことがわかったが、いつものをしてしまうとローのスイッチが入ってしまう。
ロー「お前はほんと…俺を煽るのがうまいな」
『…昨日も言いましたけど、煽ってなんかないですよ』
理性を簡単に崩しにかかってくる恋歌にため息をついて、刀と帽子を持って立ち上がる。
帽子を恋歌にかぶせ、刀を肩に担ぐように持つと、恋歌へ手を差し出した。
ロー「とりあえず花の都に行くぞ」
『はい』
ローに手を引かれて立ち上がり、花の都に行くために2人で家を出た。
ロー「何捕まってんだ、お前は」
『ご、ごめんなさい…
いつの間にか囲まれてまして…』
カイドウを簡単に気絶させるほどの力を持っているのに、一般人に囲まれてしまうというのはどういうことなのか。
ロー「まぁいい…
それよりも今日俺は花の都に行く
麦わら屋の仲間が情報収集をしてるはずだからな」
『わかりました』
ロー「恋歌はどうする」
ルフィの方の様子を確認すれば、牢には入れられているがまだそれだけ。
今のところ手助けも必要ないだろうと、自分も花の都に行くと告げた。
『でもわたしは別行動で花の都を回ってみてもいいですか?』
ロー「ああ、好きにしろ
背中向けろ」
今日は別行動をするということで話がまとまり、結えていない髪を結えるために恋歌の肩を押して背中を向けさせた。
ロー「オロチがいる場所に行くんだ、ちゃんと帽子はかぶっていけよ」
『はい』
手櫛で髪を整えてくれているので、その手に心地よさを感じながら、心配をしてくれていることに感謝した。
ロー「ほら、できたぞ」
『ありがとうございます』
簪までちゃんとつけてくれており、最後にぽんぽんと頭を撫でられた後、軽く頬にキスをされた。
ロー「その着物も普通のにした方がいいんじゃねぇか?」
『確かにそうですね
何か切れ端とか残ってないかな…』
切れ端だけでも残っていれば時間を巻き戻して着物に使える。
ごそごそと部屋を漁っていると、着物の切れ端のような布が何枚も出てきた。
とりあえず全て時間を巻き戻すと、3着の着物と帯が2つ現れた。
『着替えてきますね』
ロー「ああ」
その中から選んでローから隠れるように着物を着替える。
着替える時に聞こえるしゅるしゅるという音に、少しむらっとした。
だが、着替えを見たり、ちょっかいをかけたりすると怒られるとわかっているので、大人しく待つ。
しばらくしてこちらに向かってくる足音がしたので、振り向くと歩きにくそうにしている恋歌が立っていた。
『ど、どうでしょう…』
ロー「似合う」
たった一言だけだったが、お世辞など言わなさそうなローにそう言われて、恋歌は嬉しそうに笑った。
恋歌が選んだのは黒基調の着物で、裾にいくにつれて藤色のグラデーションになっている着物。
帯は灰色。
着物にも帯にも花が刺繍されており、帯留めは紫。
ロー「こけるなよ」
足が動かしにくい服装が苦手と言っていたので、手を差し出すと遠慮がちにローの手に自分の手を重ねた。
恋歌の小さな手を握り、横に座らせてやる。
ロー「恋歌」
『は、いっ…!』
くいっと顎を持ち上げられ、返事をすると急に口を塞がれた。
だが、すぐにキスをされているとわかったので、目を閉じると唇を甘噛みされたり、舐められたりと少しくすぐったいキスをされている。
いつものように舌を入れられるキスも、昨日のような荒々しいキスも好きだと思っていたが、こういう可愛いキスもいいなと思っていると、少ししてから唇を離された。
ロー「…そんな顔するな」
『…どんな顔してます?』
ロー「……もっと、って顔だな」
『ふふ、正解ですね』
唇を離した瞬間の寂しそうな顔で、恋歌の言いたいことがわかったが、いつものをしてしまうとローのスイッチが入ってしまう。
ロー「お前はほんと…俺を煽るのがうまいな」
『…昨日も言いましたけど、煽ってなんかないですよ』
理性を簡単に崩しにかかってくる恋歌にため息をついて、刀と帽子を持って立ち上がる。
帽子を恋歌にかぶせ、刀を肩に担ぐように持つと、恋歌へ手を差し出した。
ロー「とりあえず花の都に行くぞ」
『はい』
ローに手を引かれて立ち上がり、花の都に行くために2人で家を出た。