パラレル番外
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家の外に出ると今日も笑い声が町中に響き渡っていた。
それは不自然なほどに。
この町の人たちであれば恋歌を見ても大丈夫だろうと、帽子はローがかぶっている。
髪もとりあえず何もせず、いつも通りおろしているだけ。
康「お!旦那方昨日はお楽しみでやんしたね!アハハハハ!!」
ロー「!!?」
『お楽しみ?』
家の外に出た瞬間に出会ったトの康に笑顔でからかわれたローはトの康の着物を掴んでずるずると引きずり恋歌から遠ざけた。
『?』
ロー「なんで知ってる!」
康「いやー、あっしもわざとじゃないんですよ?
ただ夜中にちょいと外に出た時にね?
あのお嬢さんが可愛いのはわかりますが、ほどほどにね!アハハハハ!!」
ロー「あいつには絶対に言うなよ!いいな!」
あの行為の声を第三者に聞かれていたと恋歌が知れば、もうワノ国にいる間はさせてくれなくなるかも知れない。
時間が限られてる中で恋歌を逃さないようにするために必死なローは、トの康に釘を刺して他言しないと約束させた。
ロー「(俺以外のやつに恋歌のあの時の声を聞かせたくねぇから次から気をつけるか…)」
トの康と話をつけて恋歌のところへ戻ると、恋歌は空き家の中を覗いたり、叩いたりして何かを確認していた。
ロー「なにしてる」
『お風呂を作ろうと思いまして…』
ロー「(本気だったのか…)」
『この家使っていいそうなんです
ローさんもお風呂入りたいですよね?』
ロー「まぁあるならな…」
ローの返事ににこっと笑った恋歌は空き家の中へ入っていく。
なにをするつもりなのかとローも続いて中に入るが、中は自分たちにあてがわれた家と同じくボロボロ。
おそらく昨日のお湯や桶などと同じく桜姫の力を使うのだろうと、邪魔をしないように扉にもたれかかるように立って見守ることにした。
『よし【双天帰盾】』
空き家全体を包むように時間を巻き戻していき、その家が新築に見違えるほどまで巻き戻すと、室内の設備も全て新品同様になった。
『次は…』
ぱん、と柏手をうって板間や畳に触れ、どんどんと室内が変わっていく。
「なんだ!?家が綺麗になってる!アハハハハ!!」
「ほんとだ!アハハハハ!」
ボロボロの家の中に一軒だけ綺麗な家になったということで、すぐに何かしていることを気づかれ、えびす町の人たちが集まって来る。
康「おやまぁ!お嬢さんは女神様か何かだったのかい!?アハハハハ!!」
その騒ぎを聞きつけトの康も野次馬に混じり、空き家の中を見て驚いたようなポーズをとっている。
ロー「(やっぱなんでもあり…ってことだな)」
新築同様になった空き家の中は湯屋のようになっており、大きな桶のようなものと、脱衣所まで作られていた。
『氷輪丸、流刃若火
あとはお願いね』
「「はっ」」
お湯を2人に任せ、扉の方を振り向くと笑顔で中の様子を見られていた。
『みなさんもお風呂、入りませんか?』
恋歌の言葉に笑顔で顔を見合わせあっている町人たちだったが、中にお湯が溜まってきていることに気付いて本当にお風呂に入れるのだとわかり我先にと中に入ってこようとする。
『あ、あの!お湯は何度でも入れ替えますから先に女性とお子さんから入らせてもらえないですか?』
お風呂を作った張本人である恋歌が言うことに全員が従い、先ずは女子供から風呂に入れることになった。
ロー「(ん?待てよ…)」
かなり大きなお風呂を作ったはずだったが、それでも一気に入れるのは10人程度。
一気に入ることはできないので、順番に入ることになった。
ロー「おい、恋歌」
恋歌もお風呂は最後の方でいいと思っていたため、一度空き家の外に出るとローから呼ばれた。
こっちに来いと手を引かれ、連れて行かれた先は昨日泊まった家。
ロー「恋歌、お前この町のやつらと風呂に入るつもりか?」
『あ、はい』
ロー「お前がいいならいいが…自分の身体ちゃんと見たか?」
『身体?』
何かおかしなところがあるかと自分の身体を見下ろしてみるが、とくに変なところはないように見える。
どこか変なのかとローに視線を向けると、呆れたようにため息をつかれた。
ロー「教えてやるから脱げ」
『え!?な、なんでですか!?///』
ロー「いいから」
脅しではなさそうな声だったが、すでに着物に手をかけられており、肩から着物をずり下ろされた。
『あの…恥ずかしいんですけど…///』
手で胸を隠している恋歌は、ローに胸をつつかれてちゃんと見ろと言われた。
ローに背を向けて自分の身体を見下ろしてみると、帯で見えないところもあるが胸のあたりを中心に赤い痕がついていることに気づいた。
鬱血なのでどこかにぶつけたのだろうかと思ったが、どこかにぶつけたぐらいで鬱血する身体ではない。
ロー「わかったか?」
『なんか…鬱血してますね…』
ロー「(絶対わかってねぇな)
それは俺がつけた」
『ローさんが?』
なぜ?という顔をしている恋歌にため息をついて、恋歌の正面に周りひょいと抱えた。
『え!?///』
恋歌が手で隠していない胸に少し強めに吸いつき、唇を離すと新しい痕ができていた。
『な、なんですか?これ…』
ロー「…俺のっていう印みたいなもんだ
それ見られたら…まぁ俺と昨日したことがバレるな」
『しるし…ですか…』
新しくつけられた痕を指でなぞり、しばらく黙った後恋歌は嬉しそうに笑った。
『ふふ、じゃあ消せませんね』
鬱血程度であればいつでも治せる。
それをローもわかっているが、嬉しそうに消せないと言われ何かが身体の奥から迫り上がってきた。
ロー「はぁ…」
恋歌の胸に顔を埋めると、なぜか恋歌に頭を撫でられた。
ロー「お前…ばかだろ…」
『え、なんでですか?』
それは不自然なほどに。
この町の人たちであれば恋歌を見ても大丈夫だろうと、帽子はローがかぶっている。
髪もとりあえず何もせず、いつも通りおろしているだけ。
康「お!旦那方昨日はお楽しみでやんしたね!アハハハハ!!」
ロー「!!?」
『お楽しみ?』
家の外に出た瞬間に出会ったトの康に笑顔でからかわれたローはトの康の着物を掴んでずるずると引きずり恋歌から遠ざけた。
『?』
ロー「なんで知ってる!」
康「いやー、あっしもわざとじゃないんですよ?
ただ夜中にちょいと外に出た時にね?
あのお嬢さんが可愛いのはわかりますが、ほどほどにね!アハハハハ!!」
ロー「あいつには絶対に言うなよ!いいな!」
あの行為の声を第三者に聞かれていたと恋歌が知れば、もうワノ国にいる間はさせてくれなくなるかも知れない。
時間が限られてる中で恋歌を逃さないようにするために必死なローは、トの康に釘を刺して他言しないと約束させた。
ロー「(俺以外のやつに恋歌のあの時の声を聞かせたくねぇから次から気をつけるか…)」
トの康と話をつけて恋歌のところへ戻ると、恋歌は空き家の中を覗いたり、叩いたりして何かを確認していた。
ロー「なにしてる」
『お風呂を作ろうと思いまして…』
ロー「(本気だったのか…)」
『この家使っていいそうなんです
ローさんもお風呂入りたいですよね?』
ロー「まぁあるならな…」
ローの返事ににこっと笑った恋歌は空き家の中へ入っていく。
なにをするつもりなのかとローも続いて中に入るが、中は自分たちにあてがわれた家と同じくボロボロ。
おそらく昨日のお湯や桶などと同じく桜姫の力を使うのだろうと、邪魔をしないように扉にもたれかかるように立って見守ることにした。
『よし【双天帰盾】』
空き家全体を包むように時間を巻き戻していき、その家が新築に見違えるほどまで巻き戻すと、室内の設備も全て新品同様になった。
『次は…』
ぱん、と柏手をうって板間や畳に触れ、どんどんと室内が変わっていく。
「なんだ!?家が綺麗になってる!アハハハハ!!」
「ほんとだ!アハハハハ!」
ボロボロの家の中に一軒だけ綺麗な家になったということで、すぐに何かしていることを気づかれ、えびす町の人たちが集まって来る。
康「おやまぁ!お嬢さんは女神様か何かだったのかい!?アハハハハ!!」
その騒ぎを聞きつけトの康も野次馬に混じり、空き家の中を見て驚いたようなポーズをとっている。
ロー「(やっぱなんでもあり…ってことだな)」
新築同様になった空き家の中は湯屋のようになっており、大きな桶のようなものと、脱衣所まで作られていた。
『氷輪丸、流刃若火
あとはお願いね』
「「はっ」」
お湯を2人に任せ、扉の方を振り向くと笑顔で中の様子を見られていた。
『みなさんもお風呂、入りませんか?』
恋歌の言葉に笑顔で顔を見合わせあっている町人たちだったが、中にお湯が溜まってきていることに気付いて本当にお風呂に入れるのだとわかり我先にと中に入ってこようとする。
『あ、あの!お湯は何度でも入れ替えますから先に女性とお子さんから入らせてもらえないですか?』
お風呂を作った張本人である恋歌が言うことに全員が従い、先ずは女子供から風呂に入れることになった。
ロー「(ん?待てよ…)」
かなり大きなお風呂を作ったはずだったが、それでも一気に入れるのは10人程度。
一気に入ることはできないので、順番に入ることになった。
ロー「おい、恋歌」
恋歌もお風呂は最後の方でいいと思っていたため、一度空き家の外に出るとローから呼ばれた。
こっちに来いと手を引かれ、連れて行かれた先は昨日泊まった家。
ロー「恋歌、お前この町のやつらと風呂に入るつもりか?」
『あ、はい』
ロー「お前がいいならいいが…自分の身体ちゃんと見たか?」
『身体?』
何かおかしなところがあるかと自分の身体を見下ろしてみるが、とくに変なところはないように見える。
どこか変なのかとローに視線を向けると、呆れたようにため息をつかれた。
ロー「教えてやるから脱げ」
『え!?な、なんでですか!?///』
ロー「いいから」
脅しではなさそうな声だったが、すでに着物に手をかけられており、肩から着物をずり下ろされた。
『あの…恥ずかしいんですけど…///』
手で胸を隠している恋歌は、ローに胸をつつかれてちゃんと見ろと言われた。
ローに背を向けて自分の身体を見下ろしてみると、帯で見えないところもあるが胸のあたりを中心に赤い痕がついていることに気づいた。
鬱血なのでどこかにぶつけたのだろうかと思ったが、どこかにぶつけたぐらいで鬱血する身体ではない。
ロー「わかったか?」
『なんか…鬱血してますね…』
ロー「(絶対わかってねぇな)
それは俺がつけた」
『ローさんが?』
なぜ?という顔をしている恋歌にため息をついて、恋歌の正面に周りひょいと抱えた。
『え!?///』
恋歌が手で隠していない胸に少し強めに吸いつき、唇を離すと新しい痕ができていた。
『な、なんですか?これ…』
ロー「…俺のっていう印みたいなもんだ
それ見られたら…まぁ俺と昨日したことがバレるな」
『しるし…ですか…』
新しくつけられた痕を指でなぞり、しばらく黙った後恋歌は嬉しそうに笑った。
『ふふ、じゃあ消せませんね』
鬱血程度であればいつでも治せる。
それをローもわかっているが、嬉しそうに消せないと言われ何かが身体の奥から迫り上がってきた。
ロー「はぁ…」
恋歌の胸に顔を埋めると、なぜか恋歌に頭を撫でられた。
ロー「お前…ばかだろ…」
『え、なんでですか?』