パラレル番外
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
お互いに息を切らしてしばらく抱き合っていたが、恋歌がローの背中から手を離したことを確認し、恋歌の中から自身を引き抜いた。
ロー「…大丈夫か?」
『はい』
初めての相手にやりすぎたかと思ったが、頭を撫でてやると照れ臭そうに笑う。
『汗…かきましたね』
ロー「だから言ったろ」
2人ともせっかく身体を拭いたが汗で肌がべたべたになってしまった。
ごろん、と恋歌の横に寝転んだローは、これまでにないほど相手に気を遣った行為だったので、正直疲れており今からもう一度身体を拭くことはしたくなかった。
『お風呂…欲しいですね…』
初めてのことに疲れたのか、眠そうな目をしている恋歌を見て、布団をかぶせてやる。
うとうとしている恋歌の頭を腕に乗せ、ぽんぽんと頭を撫でてやるとすっ、と目を閉じた。
頭を撫でられるのも好きということを知っているローは、恋歌が眠るまで撫でてやるために、自分の眠気を振り払う。
『お風呂は…明日…ですね』
ロー「そうだな」
風呂のないえびす町で、どうするのかと疑問に思ったが寝ぼけているのかもしれないので、とりあえず返事はしておく。
恋歌が作った新しい手拭いで簡単に汗を拭き、恋歌の顔の汗も拭いてやるが、すでに恋歌は寝息をたてて寝ていた。
ロー「…言葉にすらさせてもらえねぇんだな」
気持ちを恋歌に伝えることができなかったローはこれでよかったのかと自分に問いかけるが、このまま諦めることもできなかったのは確か。
後悔もしていない。
言葉で伝えることができないのであれば…
ロー「行動で伝えるしかねぇな」
大事だと、特別だと。
ロー「逃げられると思うなよ」
『…ん』
そして次の日の朝。
目を覚ました恋歌は、いつもよりだるい身体と目の前で裸で寝ているローを見て昨日のことを思い出し、ぶわっと顔が一気に真っ赤になった。
『隈消えないのかな…』
ローが目を覚ましそうにないので、頬に手を当ててローの目の下を軽く指でなぞる。
『ほんとは年下…なんだよね…』
ロー「は?」
『!!?』
ローが起きていないと思ってぼそっ、と呟いた言葉に反応があり目を開けたローとばっちり目が合った。
『お、起きてたんですか!?』
ロー「恋歌が起きる前からな
というか、今のはどういうことだ?
恋歌が俺より年上?」
嘘をつくなと疑いの目で見られているが、恋歌は見た目と肉体的にはローより若いが、生きている年数は恋歌の方が上。
『えっ、と…』
ロー「…言いたくねぇなら無理には聞かねぇが」
『……信じられないかもですよ?』
ロー「嘘は…つかねぇんだろ?」
『はい』
信じてもらえるかどうかはわからなかったが、恋歌はここに…この世界にいる経緯、理由を全てローに話した。
異世界など到底信じられる話ではなかったが、恋歌が規格外の力を持っているのも事実。
そして、その話が本当であれば歳の変わらない恋歌を母と呼ぶルフィのことも納得ができた。
ロー「それで麦わら屋が恋歌の世界…」
『まぁルフィだけってわけじゃないですけど、わたしがこの世界に来たのは3人のためです
だからわたしは…ルフィを失うわけにはいかない…』
恋歌がルフィを守る理由も、桜姫となった経緯も全てが愛情。
『わたしはローさんに嘘はつきません
ですが、信じる信じないはお任せします』
ロー「信じるに決まってる
恋歌を信じないわけねぇだろ」
『ありがとうございます…』
白髭のみんなも、ローも恋歌の話を信じてくれた。
こんな世界を超えた話を。
話しているうちにかなり時間が経ったようで、外から笑い声が聞こえてくる。
ロー「話してくれてありがとな
俺の秘密…ってほどじゃねぇが、本当の名前はトラファルガー・D・ワーテル・ロー
一応教えとく」
『え…そんな名前なんて大事なんじゃ…』
この世界でDと名のつく人物は物語の中心にいることが多い。
そんな簡単に教えていいのかと聞いたが、大したことはないと言うだけだった。
ロー「俺たちも起きるぞ」
『わっ…!ちょ、ちょっと待ってください!!///』
布団から出たローは昨日のままだったので何も着ておらず、思わず布団をかぶって目を逸らしてしまった。
ロー「…すげぇ今更だな、お前」
『いや、その…なんというか…明るいところで見ちゃうのは違うと言いますか…///』
何が違うのかわからないが、とりあえず服を着るまでは恋歌が出てきそうになかったので、着物をきっちりと着た。
ロー「…早業か」
ローが着替えている間に恋歌も布団の中で着物を着ていたらしく、ローが着替え終わるのとほぼ同時に恋歌も顔を出した。
ロー「身体は大丈夫か?」
『ちょっとだけ…違和感ありますけど…///
丈夫なんで大丈夫です!!』
ロー「そうだったな
けど無理はするな」
『はい』
ロー「…大丈夫か?」
『はい』
初めての相手にやりすぎたかと思ったが、頭を撫でてやると照れ臭そうに笑う。
『汗…かきましたね』
ロー「だから言ったろ」
2人ともせっかく身体を拭いたが汗で肌がべたべたになってしまった。
ごろん、と恋歌の横に寝転んだローは、これまでにないほど相手に気を遣った行為だったので、正直疲れており今からもう一度身体を拭くことはしたくなかった。
『お風呂…欲しいですね…』
初めてのことに疲れたのか、眠そうな目をしている恋歌を見て、布団をかぶせてやる。
うとうとしている恋歌の頭を腕に乗せ、ぽんぽんと頭を撫でてやるとすっ、と目を閉じた。
頭を撫でられるのも好きということを知っているローは、恋歌が眠るまで撫でてやるために、自分の眠気を振り払う。
『お風呂は…明日…ですね』
ロー「そうだな」
風呂のないえびす町で、どうするのかと疑問に思ったが寝ぼけているのかもしれないので、とりあえず返事はしておく。
恋歌が作った新しい手拭いで簡単に汗を拭き、恋歌の顔の汗も拭いてやるが、すでに恋歌は寝息をたてて寝ていた。
ロー「…言葉にすらさせてもらえねぇんだな」
気持ちを恋歌に伝えることができなかったローはこれでよかったのかと自分に問いかけるが、このまま諦めることもできなかったのは確か。
後悔もしていない。
言葉で伝えることができないのであれば…
ロー「行動で伝えるしかねぇな」
大事だと、特別だと。
ロー「逃げられると思うなよ」
『…ん』
そして次の日の朝。
目を覚ました恋歌は、いつもよりだるい身体と目の前で裸で寝ているローを見て昨日のことを思い出し、ぶわっと顔が一気に真っ赤になった。
『隈消えないのかな…』
ローが目を覚ましそうにないので、頬に手を当ててローの目の下を軽く指でなぞる。
『ほんとは年下…なんだよね…』
ロー「は?」
『!!?』
ローが起きていないと思ってぼそっ、と呟いた言葉に反応があり目を開けたローとばっちり目が合った。
『お、起きてたんですか!?』
ロー「恋歌が起きる前からな
というか、今のはどういうことだ?
恋歌が俺より年上?」
嘘をつくなと疑いの目で見られているが、恋歌は見た目と肉体的にはローより若いが、生きている年数は恋歌の方が上。
『えっ、と…』
ロー「…言いたくねぇなら無理には聞かねぇが」
『……信じられないかもですよ?』
ロー「嘘は…つかねぇんだろ?」
『はい』
信じてもらえるかどうかはわからなかったが、恋歌はここに…この世界にいる経緯、理由を全てローに話した。
異世界など到底信じられる話ではなかったが、恋歌が規格外の力を持っているのも事実。
そして、その話が本当であれば歳の変わらない恋歌を母と呼ぶルフィのことも納得ができた。
ロー「それで麦わら屋が恋歌の世界…」
『まぁルフィだけってわけじゃないですけど、わたしがこの世界に来たのは3人のためです
だからわたしは…ルフィを失うわけにはいかない…』
恋歌がルフィを守る理由も、桜姫となった経緯も全てが愛情。
『わたしはローさんに嘘はつきません
ですが、信じる信じないはお任せします』
ロー「信じるに決まってる
恋歌を信じないわけねぇだろ」
『ありがとうございます…』
白髭のみんなも、ローも恋歌の話を信じてくれた。
こんな世界を超えた話を。
話しているうちにかなり時間が経ったようで、外から笑い声が聞こえてくる。
ロー「話してくれてありがとな
俺の秘密…ってほどじゃねぇが、本当の名前はトラファルガー・D・ワーテル・ロー
一応教えとく」
『え…そんな名前なんて大事なんじゃ…』
この世界でDと名のつく人物は物語の中心にいることが多い。
そんな簡単に教えていいのかと聞いたが、大したことはないと言うだけだった。
ロー「俺たちも起きるぞ」
『わっ…!ちょ、ちょっと待ってください!!///』
布団から出たローは昨日のままだったので何も着ておらず、思わず布団をかぶって目を逸らしてしまった。
ロー「…すげぇ今更だな、お前」
『いや、その…なんというか…明るいところで見ちゃうのは違うと言いますか…///』
何が違うのかわからないが、とりあえず服を着るまでは恋歌が出てきそうになかったので、着物をきっちりと着た。
ロー「…早業か」
ローが着替えている間に恋歌も布団の中で着物を着ていたらしく、ローが着替え終わるのとほぼ同時に恋歌も顔を出した。
ロー「身体は大丈夫か?」
『ちょっとだけ…違和感ありますけど…///
丈夫なんで大丈夫です!!』
ロー「そうだったな
けど無理はするな」
『はい』