パラレル番外
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いそいそといろんな準備をしている恋歌を横目に、刀の手入れをしていたが、それも終わってしまい手持ち無沙汰な状況。
ちらりと恋歌を見ればまた桶の中に水を入れており、水からは湯気が出ているのでそれがお湯だと分かった。
『身体拭くだけでもしませんか?』
ロー「ああ…悪いな」
『先にどうぞ』
お湯の入った桶と手拭いを受け取ると、上だけ着物を脱ぎ手拭いをお湯へ浸けた。
意外と熱い温度だったが、手拭いで身体を拭くにはちょうどいい温度だった。
『背中だけ拭きますね』
ロー「…ああ」
2人きりで変に警戒されても困るが、こうもなんの警戒心もなく近寄って来られるのも困る。
本当に世界最強なのかと疑うぐらい無警戒。
『一応背中は全部拭けたと思うんですけど、気持ち悪いところはないですか?』
ロー「ああ、充分だ」
着物を着直したローを見て、桶と手拭いを下げ、横に布団を1組敷いた。
『わたしも身体拭いてから寝るので、先に寝てもらっていいですよ
体力も戻しとかないといけないでしょうし』
なにも言わなくてもてきぱきと準備を進めてくれる恋歌に、少し疑問を持った。
恋歌のおかげで新品同様になった布団は、たしかにすぐに寝転びたくなるほどふかふかしている。
ロー「お前…俺に早く寝てほしいだけだろ…」
『え…!』
なんでわかったのかという顔をしてしまい、やっぱりかとローはため息をついた。
ロー「俺の身体を気遣ってってのもあるだろうが…まだ寝るには早い時間だ
俺に起きてて欲しくない理由でもあるのか?」
『そ…れは…』
嘘をつくことが嫌いな恋歌は、言い訳をすることもできず、俯いて手をもじもじさせている。
恋歌が返答するまで逃す気はないらしく、無言で恋歌を見つめ続けていると、観念して口を開いた。
『あの…ローさんといると……その、触って欲しくなっちゃうので…』
ロー「……は?」
『みんな真剣に戦ってる中こんなこと考えちゃって…申し訳ないなって…
だからその…そばにはいたいですけど…眠ってほしいなと…思いまして…』
ロー「(こいつ…何言ってんだ…?)」
気にしないでほしいと笑う恋歌に、ローはこれまでの人生で一番頭の回転が悪くなったような錯覚に陥った。
この恋歌の発言を、自分の都合の良いように解釈していいのかわからない。
ロー「…なぜそれを恋歌が決める」
『え?』
ロー「こんな時に不謹慎だとか、申し訳ないとか考えるな
そういうのは聞いてから考えろ
1人で完結するんじゃねぇ」
『ご、ごめんなさい…』
怒られてしょんぼりしている恋歌に言い過ぎたかと思ったが、1人で勝手にこちらの気持ちを決めつけられるのも気に入らない。
ロー「取り敢えずこっちに来い」
ぽんと横を叩くと、素直に寄ってくる。
遠慮しているのか少し離れたところに座ったので、恋歌のお腹に腕を回して引き寄せて後ろから抱え込んだ。
まだかぶったままだった帽子を外し、刀と一緒にそばに置いた。
ロー「俺に触ってほしいなら近くに来い」
『で、でもまだ身体拭いてないから汚いです…』
ロー「じゃあ拭いてやるから早く準備しろ」
『え!自分でやります!!』
ロー「恋歌」
『は、いっ…!?』
逃げるために立ち上がろうとした瞬間、首筋を舐められたため背筋がぞわっとした。
『き、汚いですからやめてください!!///』
ロー「ならさっさと準備しろ」
急に意地悪になったローに困惑しながらも、お湯を入れ替えるために動こうとしたが、それも許してもらえずずっと抱えられたまま準備をすることになった。
ちらりと恋歌を見ればまた桶の中に水を入れており、水からは湯気が出ているのでそれがお湯だと分かった。
『身体拭くだけでもしませんか?』
ロー「ああ…悪いな」
『先にどうぞ』
お湯の入った桶と手拭いを受け取ると、上だけ着物を脱ぎ手拭いをお湯へ浸けた。
意外と熱い温度だったが、手拭いで身体を拭くにはちょうどいい温度だった。
『背中だけ拭きますね』
ロー「…ああ」
2人きりで変に警戒されても困るが、こうもなんの警戒心もなく近寄って来られるのも困る。
本当に世界最強なのかと疑うぐらい無警戒。
『一応背中は全部拭けたと思うんですけど、気持ち悪いところはないですか?』
ロー「ああ、充分だ」
着物を着直したローを見て、桶と手拭いを下げ、横に布団を1組敷いた。
『わたしも身体拭いてから寝るので、先に寝てもらっていいですよ
体力も戻しとかないといけないでしょうし』
なにも言わなくてもてきぱきと準備を進めてくれる恋歌に、少し疑問を持った。
恋歌のおかげで新品同様になった布団は、たしかにすぐに寝転びたくなるほどふかふかしている。
ロー「お前…俺に早く寝てほしいだけだろ…」
『え…!』
なんでわかったのかという顔をしてしまい、やっぱりかとローはため息をついた。
ロー「俺の身体を気遣ってってのもあるだろうが…まだ寝るには早い時間だ
俺に起きてて欲しくない理由でもあるのか?」
『そ…れは…』
嘘をつくことが嫌いな恋歌は、言い訳をすることもできず、俯いて手をもじもじさせている。
恋歌が返答するまで逃す気はないらしく、無言で恋歌を見つめ続けていると、観念して口を開いた。
『あの…ローさんといると……その、触って欲しくなっちゃうので…』
ロー「……は?」
『みんな真剣に戦ってる中こんなこと考えちゃって…申し訳ないなって…
だからその…そばにはいたいですけど…眠ってほしいなと…思いまして…』
ロー「(こいつ…何言ってんだ…?)」
気にしないでほしいと笑う恋歌に、ローはこれまでの人生で一番頭の回転が悪くなったような錯覚に陥った。
この恋歌の発言を、自分の都合の良いように解釈していいのかわからない。
ロー「…なぜそれを恋歌が決める」
『え?』
ロー「こんな時に不謹慎だとか、申し訳ないとか考えるな
そういうのは聞いてから考えろ
1人で完結するんじゃねぇ」
『ご、ごめんなさい…』
怒られてしょんぼりしている恋歌に言い過ぎたかと思ったが、1人で勝手にこちらの気持ちを決めつけられるのも気に入らない。
ロー「取り敢えずこっちに来い」
ぽんと横を叩くと、素直に寄ってくる。
遠慮しているのか少し離れたところに座ったので、恋歌のお腹に腕を回して引き寄せて後ろから抱え込んだ。
まだかぶったままだった帽子を外し、刀と一緒にそばに置いた。
ロー「俺に触ってほしいなら近くに来い」
『で、でもまだ身体拭いてないから汚いです…』
ロー「じゃあ拭いてやるから早く準備しろ」
『え!自分でやります!!』
ロー「恋歌」
『は、いっ…!?』
逃げるために立ち上がろうとした瞬間、首筋を舐められたため背筋がぞわっとした。
『き、汚いですからやめてください!!///』
ロー「ならさっさと準備しろ」
急に意地悪になったローに困惑しながらも、お湯を入れ替えるために動こうとしたが、それも許してもらえずずっと抱えられたまま準備をすることになった。