パラレル番外
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
頭を踏み潰されたカイドウはまた意識を失いかけたが、なんとか持ち堪え、頭を振って恋歌を引き剥がした。
『【雷炎竜の咆哮】!!』
カ「!!
熱息(ボロブレス)!」
大きく息を吸った後に恋歌の口から雷を纏った炎の攻撃が放たれたため、カイドウも咄嗟に熱息で相殺しようと攻撃を当てた。
カ「まさか…!」
だが、徐々に力負けし、最終的には恋歌が押し勝った。
攻撃をくらったカイドウはまたしても顔に食らったため、ダメージが蓄積されてきている。
ナ「恋歌が押し勝った!」
シ「あんな小さな身体のどこから出してんだよ…」
ペ「いや、でもすげぇよ
あのカイドウを押してるなんて…」
ナ「もう倒しちゃっていいわよ!!」
チ「恋歌ー!頑張れー!!」
おでん城前では恋歌への応援に熱が入り、なぜか盛り上がっている。
『【卍解 千本桜景義
イノセンス第二解放 鉄枷】』
恋歌の周りに数え切れないほどの桜が舞い、ブーツの形状が変化する。
カ「それが…桜姫の語源か
酒を飲む時にいいじゃねぇか
やっぱりおれの部下になれ!」
『だからお断りしますって…
言ってるじゃないですか!』
カイドウの頭上に移動した恋歌は、千本桜と黒い靴の攻撃力をカイドウの頭一点に集中させて地面に撃ち落とした。
『ふぅ…』
砂埃が舞っているが、どんどんカイドウは龍の姿から小さくなっていき、人型に戻った。
千本桜も元に戻し、ブーツの形状も元に戻して仰向けに倒れているカイドウの傍らに足をつけた。
『…気絶してます?』
見たところ頭から少し血を流してはいる程度の傷しかなく、気を失っているように見える。
手を目の前で振ってみるが反応はない。
『(返事がないなら気絶でいいかな)
というわけであとはお任せします
ちゃんと連れて帰ってください』
「「「は、はい!!」」」
桜姫にびびっているカイドウの部下たちは、素早くカイドウを回収しておこぼれ町から出て行った。
そしてその中にはルフィも入っており、連れて行かれるのを黙って見送るしかなかった。
『次はないよ…ルフィ』
ルフィを取り返したかったが、それは約束を破ることになるのでぐっと堪えておでん城前に戻ることにした。
ナ「恋歌!」
『ただいま』
戻った瞬間にナミに抱きつかれ、おかえりと返してくれた。
戻ってきたので変装を全て解き、少し震えているナミの背中を撫でてやる。
ペ「恋歌…倒しては…ないんだよな?」
『はい、気絶させただけですよ
加減が難しかったんでちょっと怪我させちゃいましたけど』
シ「あの攻撃受けてちょっとの怪我とか化物かよ…」
チ「恋歌は?
怪我はねぇのか!?」
『わたしは無傷だよ、ありがとう』
((いや、もっと化物いたわ…))
ベ「ねぇ恋歌…キャプテンは?」
ルフィは連れて行かれたのは知っているが、ローが連れて行かれるところは見ていない。
心配そうにベポが尋ねてきたが、わからないと首を振る。
『あの町にはもういなかったはずです』
ベ「そっか…」
ペ「キャプテンの居場所は…わかるのか…?」
落ち込んでいるベポを励ましながら、恋歌に問うと少しの間が空いて頷きが返ってきた。
ペ「場所を教えてくれ!
キャプテン怪我してんだろ!?」
『……教えられません』
ペ「なんでだよ!」
サ「おい、落ち着けって!」
恋歌につかみかかりそうな勢いでペンギンが迫ってくるが、その間にサンジが割って入ってくれる。
ペ「居場所がわかるくせになんで…!」
サ「レディにそんな声を荒げるもんじゃねぇよ
ちゃんと話を聞け」
『ありがとう
ペンギンさん、さっきローさんがここを離れる前に言ってましたよね?
カイドウに見つかってるのは3人だけだと
他のみんなが見つかってしまえば麦わらの一味とハートのみなさんの大捜索が始まります
ローさんが居る場所にあなたたちが行って、そこに行くまでに見つかってしまう可能性もあります
だから教えられません』
ペ「…っ!けど…!」
恋歌の言うことは正論で、作戦を台無しにしないためにはローの元へは行かない方がいいと、頭では理解した。
だが、心が納得していない。
ベ「恋歌は?」
『え?』
ベ「恋歌も行っちゃだめなの?」
シ「そ、そうだよ!
恋歌なら敵に見つからずにキャプテンのところまで行けるだろ!?」
桜姫である恋歌なら敵に見つかることなくローの元へ行ける上に、顔はばれていないから道中見つかっても大丈夫なはず。
『【雷炎竜の咆哮】!!』
カ「!!
熱息(ボロブレス)!」
大きく息を吸った後に恋歌の口から雷を纏った炎の攻撃が放たれたため、カイドウも咄嗟に熱息で相殺しようと攻撃を当てた。
カ「まさか…!」
だが、徐々に力負けし、最終的には恋歌が押し勝った。
攻撃をくらったカイドウはまたしても顔に食らったため、ダメージが蓄積されてきている。
ナ「恋歌が押し勝った!」
シ「あんな小さな身体のどこから出してんだよ…」
ペ「いや、でもすげぇよ
あのカイドウを押してるなんて…」
ナ「もう倒しちゃっていいわよ!!」
チ「恋歌ー!頑張れー!!」
おでん城前では恋歌への応援に熱が入り、なぜか盛り上がっている。
『【卍解 千本桜景義
イノセンス第二解放 鉄枷】』
恋歌の周りに数え切れないほどの桜が舞い、ブーツの形状が変化する。
カ「それが…桜姫の語源か
酒を飲む時にいいじゃねぇか
やっぱりおれの部下になれ!」
『だからお断りしますって…
言ってるじゃないですか!』
カイドウの頭上に移動した恋歌は、千本桜と黒い靴の攻撃力をカイドウの頭一点に集中させて地面に撃ち落とした。
『ふぅ…』
砂埃が舞っているが、どんどんカイドウは龍の姿から小さくなっていき、人型に戻った。
千本桜も元に戻し、ブーツの形状も元に戻して仰向けに倒れているカイドウの傍らに足をつけた。
『…気絶してます?』
見たところ頭から少し血を流してはいる程度の傷しかなく、気を失っているように見える。
手を目の前で振ってみるが反応はない。
『(返事がないなら気絶でいいかな)
というわけであとはお任せします
ちゃんと連れて帰ってください』
「「「は、はい!!」」」
桜姫にびびっているカイドウの部下たちは、素早くカイドウを回収しておこぼれ町から出て行った。
そしてその中にはルフィも入っており、連れて行かれるのを黙って見送るしかなかった。
『次はないよ…ルフィ』
ルフィを取り返したかったが、それは約束を破ることになるのでぐっと堪えておでん城前に戻ることにした。
ナ「恋歌!」
『ただいま』
戻った瞬間にナミに抱きつかれ、おかえりと返してくれた。
戻ってきたので変装を全て解き、少し震えているナミの背中を撫でてやる。
ペ「恋歌…倒しては…ないんだよな?」
『はい、気絶させただけですよ
加減が難しかったんでちょっと怪我させちゃいましたけど』
シ「あの攻撃受けてちょっとの怪我とか化物かよ…」
チ「恋歌は?
怪我はねぇのか!?」
『わたしは無傷だよ、ありがとう』
((いや、もっと化物いたわ…))
ベ「ねぇ恋歌…キャプテンは?」
ルフィは連れて行かれたのは知っているが、ローが連れて行かれるところは見ていない。
心配そうにベポが尋ねてきたが、わからないと首を振る。
『あの町にはもういなかったはずです』
ベ「そっか…」
ペ「キャプテンの居場所は…わかるのか…?」
落ち込んでいるベポを励ましながら、恋歌に問うと少しの間が空いて頷きが返ってきた。
ペ「場所を教えてくれ!
キャプテン怪我してんだろ!?」
『……教えられません』
ペ「なんでだよ!」
サ「おい、落ち着けって!」
恋歌につかみかかりそうな勢いでペンギンが迫ってくるが、その間にサンジが割って入ってくれる。
ペ「居場所がわかるくせになんで…!」
サ「レディにそんな声を荒げるもんじゃねぇよ
ちゃんと話を聞け」
『ありがとう
ペンギンさん、さっきローさんがここを離れる前に言ってましたよね?
カイドウに見つかってるのは3人だけだと
他のみんなが見つかってしまえば麦わらの一味とハートのみなさんの大捜索が始まります
ローさんが居る場所にあなたたちが行って、そこに行くまでに見つかってしまう可能性もあります
だから教えられません』
ペ「…っ!けど…!」
恋歌の言うことは正論で、作戦を台無しにしないためにはローの元へは行かない方がいいと、頭では理解した。
だが、心が納得していない。
ベ「恋歌は?」
『え?』
ベ「恋歌も行っちゃだめなの?」
シ「そ、そうだよ!
恋歌なら敵に見つからずにキャプテンのところまで行けるだろ!?」
桜姫である恋歌なら敵に見つかることなくローの元へ行ける上に、顔はばれていないから道中見つかっても大丈夫なはず。