パラレル番外
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ローに全員ここにいろと言われたため動かずにいるが、錦えもんは妻のお鶴がおこぼれ町にいると菊に聞いてしまったため2人でおこぼれ町へ行ってしまった。
ベ「キャプテン…大丈夫かな…」
ペ「きっと無事に帰ってくるさ」
追いかけて行ったローを心配するハートのクルーは、双眼鏡で町の様子を見ている。
今のところカイドウは現れただけであり、まだ何もしてこない。
ベ「ん?あれ?
こっちに向かって来てねぇか!?」
だが、おこぼれ町からは到底見える距離にいないはずのカイドウが、おでん城に向かって来ている。
サ「あの距離で気づくワケが…!!
逃げろ…!!!」
カイドウの狙いは間違いなくおでん城。
おでん城にいる者たちはカイドウから逃げるために走り出す。
カ「熱息(ボロブレス)」
『わぁ…んっ!?』
カイドウの口から火のレーザーのような攻撃が放たれ、驚いていると足元ががくん、と崩れた。
誰かが地面に穴を開け、全員をそこに落としカイドウの攻撃から守ってくれたようだった。
ナ「た、助かったの?」
菊「ええ、しのちゃんの術です
しのちゃんの触れたものは何でも腐るんです」
サ「そうか
とにかく助かった、ありがとな
外の様子を見てくる、みんなはここで待っててくれ」
サンジが穴の外に出て安全を確認し、女性を次々に穴の外へ運び出してくれた。
サ「ふう、何とかレディは運び終わった…」
「「「俺たちも助けんかいー!!!」」」
文句を言いながらも渋々全員を助け出し、どうなったのかとシャチとペンギンが双眼鏡で町を覗く。
シ「げっ!麦わらがやられてる!!」
ナ「え!?」
『…気絶してるみたいだね
もうちょっとダメージ与えられたら死んじゃうかも』
その言葉を聞いた麦わらの一味はやばいという顔をして顔を見合わせ頷き合った。
ナ「恋歌、あんたカイドウを倒さなくていいからあそこから遠ざけてきて!」
『え…』
ナ「ルフィとの約束は聞いてたし知ってるけど、ここで終わりなんてあんまりじゃない!!」
チ「そうだぞ!
ルフィの傷なら俺が治すから!」
『えっ、と…』
ナ「ほらモモちゃん!
あんたも頼みなさい!」
モモ「ルフィの母上…どうか!どうか!」
泣きながらすがりついてくるモモ、顔を随分と近づけて話すナミ、腕にひっつきながら懇願してくるチョッパー、緊張した面持ちで見守るサンジとブルック、そのほかの面々も先程の約束を知っているため恋歌を見つめている。
『はぁ…もうわかりましたよ』
ナ「ほんと!?行ってくれるの!?」
『カイドウをあそこから追い出すだけだからね
ルフィもローさんも助けない
それでいい?』
ナ「もちろん!!」
ナミに抱きつかれた恋歌は、小さくため息をついて一瞬で桜姫の姿に変わる。
『こっちに攻撃こないようにするからみんなはここにいて』
ナ「おっけー!」
笑顔でナミに見送られ、一瞬でその場から消えた。
ペ「正直半信半疑だったけど…」
シ「ああ…桜姫になったな…」
『こんにちは』
カ「あ?」
おこぼれ町に着いた恋歌は、龍のままのカイドウの視界に入る距離で声をかけた。
同じ高さから声が聞こえることが珍しいので、カイドウはすぐに恋歌を見つけることができたが、その姿を見て目を見開いた。
カ「なぜ貴様がここにいる…」
『…観光のようなものです』
なぜ、と問われて咄嗟に観光と言ってしまったが、嘘をつくことが慣れていないので仮面の下の目は泳いでいる。
カ「ウォロロロロ
まさか桜姫がこの国にいるとはな!
俺を殺しにきてくれたのか?」
『いえ…わたしはあなたとは戦いません』
カ「そうか…ならばおれを殺したくなるようにしてやろう!!」
がばっ、と口を開いたカイドウはまた口の中に火をためていく。
『(さっきのか…)』
恋歌の後ろはおでん城。
この攻撃を避けるわけにはいかない。
ペ「おい!またさっきの来るぞ!」
菊「逃げましょう!!」
ナ「大丈夫
恋歌がここにいろって言ったのよ」
サ「ああ…ここを動く方が危ねぇ」
チ「お、俺も恋歌を信じるぞ!」
ブ「ヨホホ
ではわたしも」
『(一度見ておいてよかった)
【波悉く我が盾となれ 雷悉く我が刃となれ 双魚理】』
解号を口にすれば現れたのは二本の刀。
それを構えてカイドウの攻撃を待つ。
菊「あんな変な刀でどうするんですか!?」
ペ「やっぱり逃げた方が…」
ナ「うるっさいわね!いいから黙って恋歌を信じなさいよ!!
あの子は…伝説とまでいわれた本物の桜姫よ」
ベ「キャプテン…大丈夫かな…」
ペ「きっと無事に帰ってくるさ」
追いかけて行ったローを心配するハートのクルーは、双眼鏡で町の様子を見ている。
今のところカイドウは現れただけであり、まだ何もしてこない。
ベ「ん?あれ?
こっちに向かって来てねぇか!?」
だが、おこぼれ町からは到底見える距離にいないはずのカイドウが、おでん城に向かって来ている。
サ「あの距離で気づくワケが…!!
逃げろ…!!!」
カイドウの狙いは間違いなくおでん城。
おでん城にいる者たちはカイドウから逃げるために走り出す。
カ「熱息(ボロブレス)」
『わぁ…んっ!?』
カイドウの口から火のレーザーのような攻撃が放たれ、驚いていると足元ががくん、と崩れた。
誰かが地面に穴を開け、全員をそこに落としカイドウの攻撃から守ってくれたようだった。
ナ「た、助かったの?」
菊「ええ、しのちゃんの術です
しのちゃんの触れたものは何でも腐るんです」
サ「そうか
とにかく助かった、ありがとな
外の様子を見てくる、みんなはここで待っててくれ」
サンジが穴の外に出て安全を確認し、女性を次々に穴の外へ運び出してくれた。
サ「ふう、何とかレディは運び終わった…」
「「「俺たちも助けんかいー!!!」」」
文句を言いながらも渋々全員を助け出し、どうなったのかとシャチとペンギンが双眼鏡で町を覗く。
シ「げっ!麦わらがやられてる!!」
ナ「え!?」
『…気絶してるみたいだね
もうちょっとダメージ与えられたら死んじゃうかも』
その言葉を聞いた麦わらの一味はやばいという顔をして顔を見合わせ頷き合った。
ナ「恋歌、あんたカイドウを倒さなくていいからあそこから遠ざけてきて!」
『え…』
ナ「ルフィとの約束は聞いてたし知ってるけど、ここで終わりなんてあんまりじゃない!!」
チ「そうだぞ!
ルフィの傷なら俺が治すから!」
『えっ、と…』
ナ「ほらモモちゃん!
あんたも頼みなさい!」
モモ「ルフィの母上…どうか!どうか!」
泣きながらすがりついてくるモモ、顔を随分と近づけて話すナミ、腕にひっつきながら懇願してくるチョッパー、緊張した面持ちで見守るサンジとブルック、そのほかの面々も先程の約束を知っているため恋歌を見つめている。
『はぁ…もうわかりましたよ』
ナ「ほんと!?行ってくれるの!?」
『カイドウをあそこから追い出すだけだからね
ルフィもローさんも助けない
それでいい?』
ナ「もちろん!!」
ナミに抱きつかれた恋歌は、小さくため息をついて一瞬で桜姫の姿に変わる。
『こっちに攻撃こないようにするからみんなはここにいて』
ナ「おっけー!」
笑顔でナミに見送られ、一瞬でその場から消えた。
ペ「正直半信半疑だったけど…」
シ「ああ…桜姫になったな…」
『こんにちは』
カ「あ?」
おこぼれ町に着いた恋歌は、龍のままのカイドウの視界に入る距離で声をかけた。
同じ高さから声が聞こえることが珍しいので、カイドウはすぐに恋歌を見つけることができたが、その姿を見て目を見開いた。
カ「なぜ貴様がここにいる…」
『…観光のようなものです』
なぜ、と問われて咄嗟に観光と言ってしまったが、嘘をつくことが慣れていないので仮面の下の目は泳いでいる。
カ「ウォロロロロ
まさか桜姫がこの国にいるとはな!
俺を殺しにきてくれたのか?」
『いえ…わたしはあなたとは戦いません』
カ「そうか…ならばおれを殺したくなるようにしてやろう!!」
がばっ、と口を開いたカイドウはまた口の中に火をためていく。
『(さっきのか…)』
恋歌の後ろはおでん城。
この攻撃を避けるわけにはいかない。
ペ「おい!またさっきの来るぞ!」
菊「逃げましょう!!」
ナ「大丈夫
恋歌がここにいろって言ったのよ」
サ「ああ…ここを動く方が危ねぇ」
チ「お、俺も恋歌を信じるぞ!」
ブ「ヨホホ
ではわたしも」
『(一度見ておいてよかった)
【波悉く我が盾となれ 雷悉く我が刃となれ 双魚理】』
解号を口にすれば現れたのは二本の刀。
それを構えてカイドウの攻撃を待つ。
菊「あんな変な刀でどうするんですか!?」
ペ「やっぱり逃げた方が…」
ナ「うるっさいわね!いいから黙って恋歌を信じなさいよ!!
あの子は…伝説とまでいわれた本物の桜姫よ」