パラレル番外
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錦「しかし恋歌殿
この刀は一体…」
恋歌が自分の前に出した仮面と刀。
仮面は自分が桜姫であることを証明するために出したのだとわかるが、刀は一体何なのか。
『ああ…わたしがその名前で呼ばれるようになったのは、この子を使っていたからなんです
この刀の名前は千本桜
攻撃も防御も同時にできるので一番よく使います』
錦「いまいち理解ができぬが…
恋歌殿は侍ということでござるか?」
『なんというか…刀を振ったりして戦うわけではないんですよ』
ナ「見てもらった方が早いんじゃない?
あんたの技なんか口で説明したってわかんないわよ」
『そ、そうかな
【千本桜】』
「はっ」
ナミに言われて刀の名を呼べば刀が消え、恋歌の横に男が跪いた状態で現れた。
錦「なんと!!」
『ちょっとだけ桜出したりできる?』
無茶なお願いかもしれないとは思ったが、一つ頷いて掌の上に桜を舞わせる。
モモ「綺麗でござるな…」
錦「しかしこれが武器と言われてもあまりピンとはきませんな…」
『まぁ…そのうち見せる機会があれば見てください
ありがとう、もういいよ』
恋歌の声に反応して千本桜は刀に戻った。
『わたしのことはお気になさらず
おまけとでも思ってください
あ、でもひとつだけお願いがあります』
錦「なんでござろう」
『わたしのことはここにいる人たち以外に話さないでください』
錦「それは…拙者たちが信頼している同志でもでござるか?」
『はい』
どうしてそんなことを言われるのかわからなかったが、守らなければ助けないと言われてもいけないので、錦えもん、菊、モモの助は全員頷いた。
『あ、ちゃんと言っておいてくださいね』
錦「!!
承知した」
天井を指差し錦えもんに言えば、一瞬驚いた顔をされたが、頷いて一瞬天井に目配せをした。
その後残りの麦わらの一味も着物に変装をするということになり、錦えもんに術を使ってもらうことになった。
錦「ではゆくぞ!!
フクフクの術!!ドロン!!」
『あ…』
スケベ心のある錦えもんに恋歌がされたような服装をナミがされ、くのいちとはそうだと言われていたが、恋歌の時は町娘だった。
そして天井裏にいた本物のくのいちのしのぶを呼んだが、ナミとは全く違う衣装だったので、錦えもんはナミに殴られていた。
『やっぱり嘘だったんだ…』
ロー「お前まさか…まだ信じてたのか?」
『え!?』
ロー「はぁ…この国の町に何回行ったと思ってる
誰もあんな格好してなかっただろ」
呆れたようにローにため息をつかれ、そういえばそうだったと町人たちの服装を改めて思い出した。
『あ、そうだ錦えもんさん
わたしも着物変えて欲しいんですけど…』
錦「むっ!!やはりあの装いが気に入られたか!!」
『ち、違います!
わたし足が動かしやすい服装が好きなんです
えーっと…あ!この子ぐらいの長さで、袖はナミみたいになくしてもらえると嬉しいんですけど…』
この子、というのはキャロットのことで、ナミよりも丈が長くいつものスカートぐらいだった。
今までは動きやすさなど特に気にしていなかったが、戦うことがあるかもしれないと思えば、動きやすい方がいい。
着物では脚の動きが制限されるので、肉弾戦では足技主体の恋歌は着物が足全体を覆っていない方が戦いやすい。
錦「承知!!
ではドロン!!」
ロー「………」
『わ!ありがとうございます!』
恋歌の要望に応え、着物を変えてもらったが、ローが微妙そうな顔をしている。
錦「うむ…これはこれでなかなか…」
ロー「恋歌、ちょっとこっちに来い
話がある」
『あ、はい』
この刀は一体…」
恋歌が自分の前に出した仮面と刀。
仮面は自分が桜姫であることを証明するために出したのだとわかるが、刀は一体何なのか。
『ああ…わたしがその名前で呼ばれるようになったのは、この子を使っていたからなんです
この刀の名前は千本桜
攻撃も防御も同時にできるので一番よく使います』
錦「いまいち理解ができぬが…
恋歌殿は侍ということでござるか?」
『なんというか…刀を振ったりして戦うわけではないんですよ』
ナ「見てもらった方が早いんじゃない?
あんたの技なんか口で説明したってわかんないわよ」
『そ、そうかな
【千本桜】』
「はっ」
ナミに言われて刀の名を呼べば刀が消え、恋歌の横に男が跪いた状態で現れた。
錦「なんと!!」
『ちょっとだけ桜出したりできる?』
無茶なお願いかもしれないとは思ったが、一つ頷いて掌の上に桜を舞わせる。
モモ「綺麗でござるな…」
錦「しかしこれが武器と言われてもあまりピンとはきませんな…」
『まぁ…そのうち見せる機会があれば見てください
ありがとう、もういいよ』
恋歌の声に反応して千本桜は刀に戻った。
『わたしのことはお気になさらず
おまけとでも思ってください
あ、でもひとつだけお願いがあります』
錦「なんでござろう」
『わたしのことはここにいる人たち以外に話さないでください』
錦「それは…拙者たちが信頼している同志でもでござるか?」
『はい』
どうしてそんなことを言われるのかわからなかったが、守らなければ助けないと言われてもいけないので、錦えもん、菊、モモの助は全員頷いた。
『あ、ちゃんと言っておいてくださいね』
錦「!!
承知した」
天井を指差し錦えもんに言えば、一瞬驚いた顔をされたが、頷いて一瞬天井に目配せをした。
その後残りの麦わらの一味も着物に変装をするということになり、錦えもんに術を使ってもらうことになった。
錦「ではゆくぞ!!
フクフクの術!!ドロン!!」
『あ…』
スケベ心のある錦えもんに恋歌がされたような服装をナミがされ、くのいちとはそうだと言われていたが、恋歌の時は町娘だった。
そして天井裏にいた本物のくのいちのしのぶを呼んだが、ナミとは全く違う衣装だったので、錦えもんはナミに殴られていた。
『やっぱり嘘だったんだ…』
ロー「お前まさか…まだ信じてたのか?」
『え!?』
ロー「はぁ…この国の町に何回行ったと思ってる
誰もあんな格好してなかっただろ」
呆れたようにローにため息をつかれ、そういえばそうだったと町人たちの服装を改めて思い出した。
『あ、そうだ錦えもんさん
わたしも着物変えて欲しいんですけど…』
錦「むっ!!やはりあの装いが気に入られたか!!」
『ち、違います!
わたし足が動かしやすい服装が好きなんです
えーっと…あ!この子ぐらいの長さで、袖はナミみたいになくしてもらえると嬉しいんですけど…』
この子、というのはキャロットのことで、ナミよりも丈が長くいつものスカートぐらいだった。
今までは動きやすさなど特に気にしていなかったが、戦うことがあるかもしれないと思えば、動きやすい方がいい。
着物では脚の動きが制限されるので、肉弾戦では足技主体の恋歌は着物が足全体を覆っていない方が戦いやすい。
錦「承知!!
ではドロン!!」
ロー「………」
『わ!ありがとうございます!』
恋歌の要望に応え、着物を変えてもらったが、ローが微妙そうな顔をしている。
錦「うむ…これはこれでなかなか…」
ロー「恋歌、ちょっとこっちに来い
話がある」
『あ、はい』