パラレル番外
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?ベ「あ!キャプテン!」
ローと一緒に食堂へ向かう途中、ベポがばたばたと走り寄ってきた。
ベ「恋歌だ!おはよう!!」
『おはようございます』
ロー「朝からどうした」
ベ「そうだった
今日の夜にはワノ国に着けると思うよ!」
ロー「かなり早いな」
ベ「元々ワノ国はすぐそこだったんだけど、変な海流のせいでなかなか近寄れなかったんだ
けど、もう流れがわかったから夜には入れるはずだよ!」
ロー「わかった
それまでに準備を整える」
ベ「アイアイ!キャプテン!!」
びしっとポーズをしてまたばたばたと走り去っていった。
『今日の夜…到着みたいですね』
ロー「ああ…」
いよいよワノ国に入れるというのは嬉しいが、それは恋歌との別れがどんどん近づいてきているということも意味している。
ロー「行くぞ」
『はい』
しかしそんなことは考えない様にして、食堂へ向かって歩き出した。
ロー「というわけだ
この船は今夜にはワノ国に入る」
ウ「い、いよいよだな…」
ベポから聞いた内容を全員に伝えると、いよいよという緊張感が漂ってきた。
錦「ではワノ国に入る前に貴殿らの服を変えねばなるまい」
ゾ「そういやワノ国は着物だったな」
錦「左様
拙者のフクフクの術でワノ国に溶け込む着物に着替えていただく」
着物文化のワノ国では今のみんなの服装のまま入国するとすぐに外国からきたとばれてしまう。
『(着物かー、薄々思ってたけどワノ国ってわたしがいた時代より昔の日本って感じなのかな)』
元日本人としては着物に抵抗はないが、懐かしさは感じる。
この世界に来てから着物を着ているのを見たのは、イゾウ以外にいない。
『(あ、また嫌な予感がひとつ増えた…)』
まだ鳴る様子のない電伝虫に、早く連絡が来て欲しい様な来て欲しくない様な複雑な気持ちになった。
地図を広げ拠点となるおでん城の位置、各々役割を与えられた町の位置、敵がいる位置の確認をして上陸の準備が終わる。
錦「では!順番に並ばれよ!」
人数が多いのでおおよそ5人前後で錦えもんに術をかけてもらう。
ハートの海賊団は自分たちの海賊旗のマークがついた着物になり、麦わらの一味はそれぞれ与えられた役割に相応しい格好になっている。
『………』
ベ「…どうしたの?」
先に服装を変えてもらったベポをじっと見ていると、視線に耐えられなくなったベポから声をかけてくる。
『あの…触ってもいいですか?』
ベ「え、なにを?」
『お腹と…頭を…』
「「「………」」」
着物になったことでつなぎでは見えなかったお腹のもふもふと、なぜかちょこんとできたちょんまげ。
それに触れたくて仕方がないといった顔をしている恋歌はまだ触っていいと言われていないのにベポの真正面でスタンバイしている。
ベ「キャプテン…」
助けて欲しいと視線で訴えるが、諦めろと首を横に振られた。
ベ「じゃあいいよ」
『ありがとうございます!』
ぱあっと笑顔になった恋歌は、おそるおそるベポのお腹に手を伸ばしもふもふと感触を楽しんでいる。
ベ「それ楽しい?」
『はい…抱きつきたいぐらいです』
ベ「別にいいよ」
『え、いいんですか?』
ベ「触られてるのと変わらないしね」
どうぞと腕を広げられ遠慮がちにぎゅっと抱きつくと、ふわふわの枕を抱いている様な感覚に陥った。
『こ、これは離れられなくなりそうです』
ベ「えー、それはだめー」
楽しそうにじゃれ合う2人を横目にどんどんと服装を変えていく。
シ「ベポのやつ羨ましいな」
ロビ「ふふ、恋歌は可愛いものが好きだから」
ゾ「可愛いか…?」
ロー「たしかにベポの腹は病みつきになる
昼寝には欠かせない枕だ」
ペ「そういやキャプテン昼寝の時はベポと一緒に寝てますもんね」
ウ「意外と呑気だな、お前ら」
ローと一緒に食堂へ向かう途中、ベポがばたばたと走り寄ってきた。
ベ「恋歌だ!おはよう!!」
『おはようございます』
ロー「朝からどうした」
ベ「そうだった
今日の夜にはワノ国に着けると思うよ!」
ロー「かなり早いな」
ベ「元々ワノ国はすぐそこだったんだけど、変な海流のせいでなかなか近寄れなかったんだ
けど、もう流れがわかったから夜には入れるはずだよ!」
ロー「わかった
それまでに準備を整える」
ベ「アイアイ!キャプテン!!」
びしっとポーズをしてまたばたばたと走り去っていった。
『今日の夜…到着みたいですね』
ロー「ああ…」
いよいよワノ国に入れるというのは嬉しいが、それは恋歌との別れがどんどん近づいてきているということも意味している。
ロー「行くぞ」
『はい』
しかしそんなことは考えない様にして、食堂へ向かって歩き出した。
ロー「というわけだ
この船は今夜にはワノ国に入る」
ウ「い、いよいよだな…」
ベポから聞いた内容を全員に伝えると、いよいよという緊張感が漂ってきた。
錦「ではワノ国に入る前に貴殿らの服を変えねばなるまい」
ゾ「そういやワノ国は着物だったな」
錦「左様
拙者のフクフクの術でワノ国に溶け込む着物に着替えていただく」
着物文化のワノ国では今のみんなの服装のまま入国するとすぐに外国からきたとばれてしまう。
『(着物かー、薄々思ってたけどワノ国ってわたしがいた時代より昔の日本って感じなのかな)』
元日本人としては着物に抵抗はないが、懐かしさは感じる。
この世界に来てから着物を着ているのを見たのは、イゾウ以外にいない。
『(あ、また嫌な予感がひとつ増えた…)』
まだ鳴る様子のない電伝虫に、早く連絡が来て欲しい様な来て欲しくない様な複雑な気持ちになった。
地図を広げ拠点となるおでん城の位置、各々役割を与えられた町の位置、敵がいる位置の確認をして上陸の準備が終わる。
錦「では!順番に並ばれよ!」
人数が多いのでおおよそ5人前後で錦えもんに術をかけてもらう。
ハートの海賊団は自分たちの海賊旗のマークがついた着物になり、麦わらの一味はそれぞれ与えられた役割に相応しい格好になっている。
『………』
ベ「…どうしたの?」
先に服装を変えてもらったベポをじっと見ていると、視線に耐えられなくなったベポから声をかけてくる。
『あの…触ってもいいですか?』
ベ「え、なにを?」
『お腹と…頭を…』
「「「………」」」
着物になったことでつなぎでは見えなかったお腹のもふもふと、なぜかちょこんとできたちょんまげ。
それに触れたくて仕方がないといった顔をしている恋歌はまだ触っていいと言われていないのにベポの真正面でスタンバイしている。
ベ「キャプテン…」
助けて欲しいと視線で訴えるが、諦めろと首を横に振られた。
ベ「じゃあいいよ」
『ありがとうございます!』
ぱあっと笑顔になった恋歌は、おそるおそるベポのお腹に手を伸ばしもふもふと感触を楽しんでいる。
ベ「それ楽しい?」
『はい…抱きつきたいぐらいです』
ベ「別にいいよ」
『え、いいんですか?』
ベ「触られてるのと変わらないしね」
どうぞと腕を広げられ遠慮がちにぎゅっと抱きつくと、ふわふわの枕を抱いている様な感覚に陥った。
『こ、これは離れられなくなりそうです』
ベ「えー、それはだめー」
楽しそうにじゃれ合う2人を横目にどんどんと服装を変えていく。
シ「ベポのやつ羨ましいな」
ロビ「ふふ、恋歌は可愛いものが好きだから」
ゾ「可愛いか…?」
ロー「たしかにベポの腹は病みつきになる
昼寝には欠かせない枕だ」
ペ「そういやキャプテン昼寝の時はベポと一緒に寝てますもんね」
ウ「意外と呑気だな、お前ら」