パラレル番外
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全員分の大量のおにぎりができあがり、食堂へ運ぶと既に全員が集まっていた。
ロー「恋歌が作ったのはどれだ」
『ローさんは梅干し苦手って聞いたから別に作りましたよ』
別の皿に入れられたおにぎりは梅干しが入っていないおにぎりのみ。
ペンギンとシャチより小さな手で恋歌が握ったおにぎりは一回り程小さい。
目の前に山積みになっているおにぎりの中にも小さいおにぎりが混じっているのがわかる。
目の前に入っている皿には小さなおにぎりしか入っていないため、すべて恋歌が握ったのだとわかる。
ロー「今全員が揃ってんだ
ワノ国に着く前に着いてからの事を話しておくべきだ」
錦「そうでござるな
まずは戦力を集めたい故拙者たちは同志を集める
麦わらの一味には情報収集と同志に渡してほしいものがござる」
順調に作戦会議が進む中、恋歌はおにぎりをもぐもぐと食べて聞くだけ聞いていた。
『(四皇に対して5,000人の戦力…
ルフィたちとローさんがいくら強いと言っても簡単に勝てる人数じゃない…)』
錦えもんたち侍も弱くはないとわかっているが、同じ四皇と呼ばれる白髭の船に乗っている身としては、戦力としては些か5,000人は不安な人数だと思った。
壮絶なおでんの死。
20年かけた討ち入り。
そんな大事な戦に水を差すような発言はしない方がいい。
『(20年前…ちょうどわたしがこの世界にきたぐらいか…
まぁその時にこんなことになっていたとして助けられたとも思えないけど)』
ペンギンに温かいお茶を入れてもいいかを確認し、場所を教えてもらって話が一区切りついているところを見計らって席を立つ。
『(まだ連絡は来ないけどきたらなんて伝えるか考えとかないと…)』
全員分のお茶を淹れようと思っている為なかなか沸かないお湯をぼーっと見つめていると、後ろから肩を叩かれた。
ロビ「手伝うわよ」
『ありがと』
一人では大変だろうと来てくれたロビンが人数分の湯飲みの準備をしたり、お盆の準備をしたりしてくれているが、それがすべて終わってもお湯は沸かない。
『ねぇ、ロビン』
ロビ「なに?」
『カイドウって強いのかな…』
ロビ「そうね…あなたよりは強くないかもしれないけど」
『ルフィより…?』
ロビ「…まだルフィが一番なのね」
『え?』
ロビ「いいえ、なんでもないわ
ルフィは…ピンチになるほど強くなるからわからないわね」
『そっか…』
お湯が沸いたので火を止め、お茶を淹れていく。
ロビ「貴女の中ではもう決めているのでしょう?」
『うん、ルフィと喧嘩になっても、嫌われてもわたしはわたしの意思を貫くよ』
ロビ「そう…
それがいつも通りの恋歌よ」
『でもね、ロビンにも…みんなにも…嫌われちゃうかも…知れなくて』
大切な家族から、友人から嫌われる可能性のあることをしようとしている為、連絡が来るのが怖い。
きてしまえば後戻りはできなくなるから。
ロビ「あなたを嫌いになることなんかないわ
もちろんルフィもみんなも」
『そうかな…』
ロビ「ええ」
自信満々にロビンが笑って返事をしてくれるので、少し心が軽くなった気がした。
ロビ「さ、みんなにお茶を持って行きましょう
まだ作戦は続きがあるみたいだから」
『うん』
お茶を全員に配り終わると、作戦の続きを話始めた。
ウソップ、ロビン、フランキーは潜入して情報収集、ゾロは花の都で足に三日月のある男たちにある絵を渡す役割を与えられた。
ハートの海賊団は錦えもんたちと一緒に行動する事になる。
錦「して、恋歌殿はどうされる」
『わたしは…』
ロー「恋歌は俺たちハートの海賊団と一緒に行動させる」
正直単独行動でも問題はないのだが、なんと返答をすればいいのか考えていると、それを困っていると思ったローが助け舟を出してくれた。
錦「ロー殿たちと?」
ロー「ああ
俺たちは人数が多い方がいい」
錦「たしかにそうでござるな
では恋歌殿はロー殿と一緒に行動をお願いするでござる」
『わかりました』
ハートの海賊団は錦えもんが作った図案を左足に月の印を持つ者に渡して回ること、ある町の見張りを任されている。
人数が多いに越したことはないと言うのはほんとの事なのだろう。
『(ワノ国でルフィに会うまでは言われたことを出来るだけ力を使わないでするしかないか…)』
ロー「恋歌が作ったのはどれだ」
『ローさんは梅干し苦手って聞いたから別に作りましたよ』
別の皿に入れられたおにぎりは梅干しが入っていないおにぎりのみ。
ペンギンとシャチより小さな手で恋歌が握ったおにぎりは一回り程小さい。
目の前に山積みになっているおにぎりの中にも小さいおにぎりが混じっているのがわかる。
目の前に入っている皿には小さなおにぎりしか入っていないため、すべて恋歌が握ったのだとわかる。
ロー「今全員が揃ってんだ
ワノ国に着く前に着いてからの事を話しておくべきだ」
錦「そうでござるな
まずは戦力を集めたい故拙者たちは同志を集める
麦わらの一味には情報収集と同志に渡してほしいものがござる」
順調に作戦会議が進む中、恋歌はおにぎりをもぐもぐと食べて聞くだけ聞いていた。
『(四皇に対して5,000人の戦力…
ルフィたちとローさんがいくら強いと言っても簡単に勝てる人数じゃない…)』
錦えもんたち侍も弱くはないとわかっているが、同じ四皇と呼ばれる白髭の船に乗っている身としては、戦力としては些か5,000人は不安な人数だと思った。
壮絶なおでんの死。
20年かけた討ち入り。
そんな大事な戦に水を差すような発言はしない方がいい。
『(20年前…ちょうどわたしがこの世界にきたぐらいか…
まぁその時にこんなことになっていたとして助けられたとも思えないけど)』
ペンギンに温かいお茶を入れてもいいかを確認し、場所を教えてもらって話が一区切りついているところを見計らって席を立つ。
『(まだ連絡は来ないけどきたらなんて伝えるか考えとかないと…)』
全員分のお茶を淹れようと思っている為なかなか沸かないお湯をぼーっと見つめていると、後ろから肩を叩かれた。
ロビ「手伝うわよ」
『ありがと』
一人では大変だろうと来てくれたロビンが人数分の湯飲みの準備をしたり、お盆の準備をしたりしてくれているが、それがすべて終わってもお湯は沸かない。
『ねぇ、ロビン』
ロビ「なに?」
『カイドウって強いのかな…』
ロビ「そうね…あなたよりは強くないかもしれないけど」
『ルフィより…?』
ロビ「…まだルフィが一番なのね」
『え?』
ロビ「いいえ、なんでもないわ
ルフィは…ピンチになるほど強くなるからわからないわね」
『そっか…』
お湯が沸いたので火を止め、お茶を淹れていく。
ロビ「貴女の中ではもう決めているのでしょう?」
『うん、ルフィと喧嘩になっても、嫌われてもわたしはわたしの意思を貫くよ』
ロビ「そう…
それがいつも通りの恋歌よ」
『でもね、ロビンにも…みんなにも…嫌われちゃうかも…知れなくて』
大切な家族から、友人から嫌われる可能性のあることをしようとしている為、連絡が来るのが怖い。
きてしまえば後戻りはできなくなるから。
ロビ「あなたを嫌いになることなんかないわ
もちろんルフィもみんなも」
『そうかな…』
ロビ「ええ」
自信満々にロビンが笑って返事をしてくれるので、少し心が軽くなった気がした。
ロビ「さ、みんなにお茶を持って行きましょう
まだ作戦は続きがあるみたいだから」
『うん』
お茶を全員に配り終わると、作戦の続きを話始めた。
ウソップ、ロビン、フランキーは潜入して情報収集、ゾロは花の都で足に三日月のある男たちにある絵を渡す役割を与えられた。
ハートの海賊団は錦えもんたちと一緒に行動する事になる。
錦「して、恋歌殿はどうされる」
『わたしは…』
ロー「恋歌は俺たちハートの海賊団と一緒に行動させる」
正直単独行動でも問題はないのだが、なんと返答をすればいいのか考えていると、それを困っていると思ったローが助け舟を出してくれた。
錦「ロー殿たちと?」
ロー「ああ
俺たちは人数が多い方がいい」
錦「たしかにそうでござるな
では恋歌殿はロー殿と一緒に行動をお願いするでござる」
『わかりました』
ハートの海賊団は錦えもんが作った図案を左足に月の印を持つ者に渡して回ること、ある町の見張りを任されている。
人数が多いに越したことはないと言うのはほんとの事なのだろう。
『(ワノ国でルフィに会うまでは言われたことを出来るだけ力を使わないでするしかないか…)』