パラレル番外
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数分しローは何着かの服を手に戻ってきた。
ベッドの上にすべて置き好きなのを選べと言われた。
ローはローで着替える為に部屋の中のクローゼットから新しい服を出している。
『これ…誰かの服なんですか?』
ロー「いや、ほぼ戦利品だ」
『なるほど』
手触りが高級そうな手触りだったので、誰かの持ち物であれば着るのは少し抵抗があったが、戦利品であれば取り敢えずは船長であるローの持ち物であるということ。
『じゃあ…これをお借りします』
ど派手なきらきらした衣装から、見た目は質素な服まで様々あったが、落ち着いた雰囲気の服装が好きな恋歌は桜色のノースリーブのワンピースを手に取った。
ロー「それはやる
ここにあっても誰も着ねぇからな
他にも必要な物があれば持って行け」
『服だけで充分です
ありがとうございます』
ごそごそとローに見られないように着替えを終え、立ち上がろうとすると靴がないことに気が付いた。
『え、っと…』
ロー「これか?」
靴を脱いだ記憶がない恋歌がきょろきょろとしているのを見て、ローが恋歌のサンダルを持ってきてくれた。
『あ、ありがとうございます』
サンダルを履いて立ち上がるとじーっとローが見ていることに気づいた。
『?』
ロー「似合ってる」
『あり、がとうございます…///』
ストレートに褒められ照れてしまった恋歌は、ローの視線に耐えられなくなり扉に向かおうと足を進めた。
『…わ』
扉に手を触れる直前に腕を掴まれ、流れるようにキスをされた。
ロー「行くぞ」
『え?な、なに…?///』
一瞬の出来事にぽかんとしていると、意地悪そうな笑みを浮かべているローが扉を開けて待っている。
『もう…///』
待ってくれているローに置いて行かれないように、赤くなった顔をぺちぺちと叩いて小走りで扉に向かった。
途中で出会ったペンギンにローが恋歌を厨房に案内してやれと伝えたので、今はペンギンと二人で厨房にいる。
『ローさんはおにぎりが食べたいらしいんですけど…』
ペ「ああ、キャプテンおにぎり好きだからなー
あ、キャプテンの分は梅干しは入れたらだめだぞ」
『わかりました』
ペンギンと二人で並びながら全員分のおにぎりを作っていると、数が多いから大変だろうとシャチが手伝いに来てくれた。
シ「お、その服ってたしか盗賊から奪ったやつだったなー」
ペ「そうそう、どこかの国の宝物庫から盗んできたとか言ってたやつな」
『え、じゃあ結構高価な物なんじゃ…』
手触りで高い物だろうとは思っていたが、まさか一国のお姫様が持っているようなものだったとは思っていなかった。
シ「俺らに服の価値はわからねぇけどキャプテンがいいって言ったんならいいだろ」
ペ「置いてあっても誰も着ないしな」
『…あの』
「「ん?」」
『どうしてこの服…ローさんが着るのを許可したって知ってるんですか?』
おにぎりを握りながら疑問に思った事を聞いてみると、ペンギンとシャチが握っていたおにぎりがつぶれた。
『昨日服をとりに行きましたけど、その後お二人にはお会いしてないですし、ペンギンさんに会った時もローさんはこの服の話をしてませんでした』
ペ「え、っと…ほら!さっき廊下で会った時キャプテンは服に関してなんにも言ってなかっただろ?
だからキャプテンが許可したのかなーって…」
シ「お、俺はほら!ここに来るまでにキャプテンに会って聞いたんだ!」
『…そうですか』
明らかに嘘であるとわかったが、そこまで気になる内容ではなかったのでこれ以上気にしない事にした。
シ(あっぶねー!キャプテンの部屋に行かせたのがわざとだってばれたらどうなってたことか…)
ペ(意外と恋歌って鋭いんだな…
けどイッカクから聞いたけど、昨日女部屋に恋歌は帰ってきてないらしい)
シ(てことは…)
((キャプテン!さすがです!!))
ベッドの上にすべて置き好きなのを選べと言われた。
ローはローで着替える為に部屋の中のクローゼットから新しい服を出している。
『これ…誰かの服なんですか?』
ロー「いや、ほぼ戦利品だ」
『なるほど』
手触りが高級そうな手触りだったので、誰かの持ち物であれば着るのは少し抵抗があったが、戦利品であれば取り敢えずは船長であるローの持ち物であるということ。
『じゃあ…これをお借りします』
ど派手なきらきらした衣装から、見た目は質素な服まで様々あったが、落ち着いた雰囲気の服装が好きな恋歌は桜色のノースリーブのワンピースを手に取った。
ロー「それはやる
ここにあっても誰も着ねぇからな
他にも必要な物があれば持って行け」
『服だけで充分です
ありがとうございます』
ごそごそとローに見られないように着替えを終え、立ち上がろうとすると靴がないことに気が付いた。
『え、っと…』
ロー「これか?」
靴を脱いだ記憶がない恋歌がきょろきょろとしているのを見て、ローが恋歌のサンダルを持ってきてくれた。
『あ、ありがとうございます』
サンダルを履いて立ち上がるとじーっとローが見ていることに気づいた。
『?』
ロー「似合ってる」
『あり、がとうございます…///』
ストレートに褒められ照れてしまった恋歌は、ローの視線に耐えられなくなり扉に向かおうと足を進めた。
『…わ』
扉に手を触れる直前に腕を掴まれ、流れるようにキスをされた。
ロー「行くぞ」
『え?な、なに…?///』
一瞬の出来事にぽかんとしていると、意地悪そうな笑みを浮かべているローが扉を開けて待っている。
『もう…///』
待ってくれているローに置いて行かれないように、赤くなった顔をぺちぺちと叩いて小走りで扉に向かった。
途中で出会ったペンギンにローが恋歌を厨房に案内してやれと伝えたので、今はペンギンと二人で厨房にいる。
『ローさんはおにぎりが食べたいらしいんですけど…』
ペ「ああ、キャプテンおにぎり好きだからなー
あ、キャプテンの分は梅干しは入れたらだめだぞ」
『わかりました』
ペンギンと二人で並びながら全員分のおにぎりを作っていると、数が多いから大変だろうとシャチが手伝いに来てくれた。
シ「お、その服ってたしか盗賊から奪ったやつだったなー」
ペ「そうそう、どこかの国の宝物庫から盗んできたとか言ってたやつな」
『え、じゃあ結構高価な物なんじゃ…』
手触りで高い物だろうとは思っていたが、まさか一国のお姫様が持っているようなものだったとは思っていなかった。
シ「俺らに服の価値はわからねぇけどキャプテンがいいって言ったんならいいだろ」
ペ「置いてあっても誰も着ないしな」
『…あの』
「「ん?」」
『どうしてこの服…ローさんが着るのを許可したって知ってるんですか?』
おにぎりを握りながら疑問に思った事を聞いてみると、ペンギンとシャチが握っていたおにぎりがつぶれた。
『昨日服をとりに行きましたけど、その後お二人にはお会いしてないですし、ペンギンさんに会った時もローさんはこの服の話をしてませんでした』
ペ「え、っと…ほら!さっき廊下で会った時キャプテンは服に関してなんにも言ってなかっただろ?
だからキャプテンが許可したのかなーって…」
シ「お、俺はほら!ここに来るまでにキャプテンに会って聞いたんだ!」
『…そうですか』
明らかに嘘であるとわかったが、そこまで気になる内容ではなかったのでこれ以上気にしない事にした。
シ(あっぶねー!キャプテンの部屋に行かせたのがわざとだってばれたらどうなってたことか…)
ペ(意外と恋歌って鋭いんだな…
けどイッカクから聞いたけど、昨日女部屋に恋歌は帰ってきてないらしい)
シ(てことは…)
((キャプテン!さすがです!!))