パラレル番外
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意外と暗い道のりを歩き、ペンギンに言われた扉の前にたどりついていた。
『(ここで…あってる、よね)』
違う部屋だったら申し訳ないと思いながら扉を開けて入ると、中は暗く人の気配はない。
『(ペンギンさんに着いてきて貰えばよかったかな)』
夜目のきく恋歌は何かに躓いたりすることはないが、この部屋はどう見ても服がありそうな場所ではないような気がする。
『(医学書かな
ここは図書室みたいな部屋?)』
置いてあった本を手に取りぱらぱらとめくってみるが、恋歌には理解ができそうにない内容。
『(チョッパーもローさんもこうやって勉強してみんなを助けてくれてるんだ…)』
医者になるということはどの世界でも難しいことで、どの世界でも必要とされる。
モビーの船医にも、ナースたちにも感謝をしなければいけないなと思っているとがちゃ、と扉が開いた。
ロー「……なにしてる」
『……ローさん』
お互いに固まり静寂が流れる。
『えっ、と…シャチさんにお風呂に行くなら着替えをどうぞってこの服を借りたんですけど…間違えたみたいでペンギンさんにこの部屋に服があるから好きに持ってきたらいいって言われて…』
ロー「あいつら…余計なことを…」
『え?』
恋歌の説明を聞いて全てを理解したローはため息をついて部屋の中に入って扉を閉めた。
ロー「ここは俺の部屋だ」
『え!?ご、ごめんなさい!
勝手に入っちゃって…!
す、すぐ出ていきます』
持っていた本を元に戻して急いで出ていこうとしたが、扉に向けた手を掴まれ、扉を背に手を固定された。
ロー「その服も俺のだ」
『え…そ、それもごめんなさい』
ロー「別に構わねぇ
レンタル料として少しここにいろ」
恋歌の手を離したローはどかっ、とソファーに腰を下ろした。
ぽん、と横を叩かれたのでローから少し離れた横に座った。
ロー「…そんなに離れるな」
『!!』
腰に手を回され引き寄せられた恋歌はぴったりと引っ付いてローの横に座らされた。
ロー「足が寒いのか?」
『大丈夫です…』
恥ずかしくてもじもじしていただけだったのだが、寒さを我慢していると思われたようで、剥き出しの足を気遣ってくれた。
ロー「ゾウでの話の続きだが……」
しばらく沈黙が続いた後、ローが口を開いたため視線をローへ向ける。
ロー「お前…あの時のことを忘れると言ったがもう忘れたか?」
『い、いえ…お、ぼえてます…』
あんな衝撃的なこと簡単に忘れられるはずがない。
あの日あったことを忘れようと言ったのは、ぎくしゃくするのも険悪になるのも嫌だったから。
ただ、それだけのことだった。
ロー「最後にやり直しをしたいと言ったことは?」
『覚えてます』
ロー「あの時は…酔って…お前に酷いことをしたが…
今度は最初から俺の意思でお前に…恋歌に触れたい」
『え?』
恋歌から向けられていた視線に合わせるために、首を動かしたローの瞳はあの夜と同じく獲物を狙う目をしていた。
するっと優しく恋歌の頬を撫でて、少しだけ笑みを浮かべる。
ロー「逃げるなら今のうちだ」
『逃げるって…』
ロー「俺は今から恋歌にキスをする
それが嫌なら逃げてくれ」
『そ、んな…』
キス、という単語にあの日のことが蘇り少しずつ体温が上がっていくのがわかる。
暗闇の中でも恋歌が悩んでいるのがわかったが、宣言をした後徐々に顔を近づけていく。
少し震えていることに気づいたが、ぎゅっと目を閉じている恋歌に軽く触れるだけのキスをした。
ロー「……逃げねぇのか?」
『そのっ…ローさんは…勘違いしてるかもしれませんが…わたしあの日されたこと…嫌じゃなかったんです…』
ロー「……」
『き、すをされたことも…身体を、その…触られたことも…』
ロー「…それは何でだ」
『わからないんです…
でも…嫌じゃなかったのは確かです…』
嫌じゃなかった、それだけ聞ければ十分だとローは恋歌にバレないようにほっとしたような表情になった。
ロー「じゃあ続き、いいか?」
『は、い…』
また力強く目を瞑り震えながらローの服を掴んでいる恋歌を見て、ローの中でふつふつと欲望が湧き上がってきた。
ロー「恋歌、力を抜け
俺に任せろ」
誰とも付き合ったことはないと言っていた恋歌の初々しさに心臓が早鐘を打つ。
ローの服を握っていた手の力が少しだけ抜けたのを確認し、優しく唇を重ねた。
硬く結ばれた唇を開かせるために、頬や首にもキスを落としていく。
『んっ!?』
唇がうっすら開くとそれを見逃さなかったローの舌が恋歌の口をこじ開け口内を犯す。
『ん、ローさ…///』
長くキスをされて酸欠になってきた恋歌が涙目でローを呼ぶと唇が離され、横抱きにして抱え上げられた。
ロー「ベッド行くぞ」
恋歌を軽々抱き上げたままベッドまで歩き、そっと中心に恋歌を下ろした。
そのまま恋歌に跨る形で上から見下ろす。
ロー「俺は恋歌が嫌だと思うことはしねぇ
ちゃんと嫌になったら言え」
わかったか?と問うと恋歌が首を縦に振ったのでいい子だと頭を撫でてやる。
『(ここで…あってる、よね)』
違う部屋だったら申し訳ないと思いながら扉を開けて入ると、中は暗く人の気配はない。
『(ペンギンさんに着いてきて貰えばよかったかな)』
夜目のきく恋歌は何かに躓いたりすることはないが、この部屋はどう見ても服がありそうな場所ではないような気がする。
『(医学書かな
ここは図書室みたいな部屋?)』
置いてあった本を手に取りぱらぱらとめくってみるが、恋歌には理解ができそうにない内容。
『(チョッパーもローさんもこうやって勉強してみんなを助けてくれてるんだ…)』
医者になるということはどの世界でも難しいことで、どの世界でも必要とされる。
モビーの船医にも、ナースたちにも感謝をしなければいけないなと思っているとがちゃ、と扉が開いた。
ロー「……なにしてる」
『……ローさん』
お互いに固まり静寂が流れる。
『えっ、と…シャチさんにお風呂に行くなら着替えをどうぞってこの服を借りたんですけど…間違えたみたいでペンギンさんにこの部屋に服があるから好きに持ってきたらいいって言われて…』
ロー「あいつら…余計なことを…」
『え?』
恋歌の説明を聞いて全てを理解したローはため息をついて部屋の中に入って扉を閉めた。
ロー「ここは俺の部屋だ」
『え!?ご、ごめんなさい!
勝手に入っちゃって…!
す、すぐ出ていきます』
持っていた本を元に戻して急いで出ていこうとしたが、扉に向けた手を掴まれ、扉を背に手を固定された。
ロー「その服も俺のだ」
『え…そ、それもごめんなさい』
ロー「別に構わねぇ
レンタル料として少しここにいろ」
恋歌の手を離したローはどかっ、とソファーに腰を下ろした。
ぽん、と横を叩かれたのでローから少し離れた横に座った。
ロー「…そんなに離れるな」
『!!』
腰に手を回され引き寄せられた恋歌はぴったりと引っ付いてローの横に座らされた。
ロー「足が寒いのか?」
『大丈夫です…』
恥ずかしくてもじもじしていただけだったのだが、寒さを我慢していると思われたようで、剥き出しの足を気遣ってくれた。
ロー「ゾウでの話の続きだが……」
しばらく沈黙が続いた後、ローが口を開いたため視線をローへ向ける。
ロー「お前…あの時のことを忘れると言ったがもう忘れたか?」
『い、いえ…お、ぼえてます…』
あんな衝撃的なこと簡単に忘れられるはずがない。
あの日あったことを忘れようと言ったのは、ぎくしゃくするのも険悪になるのも嫌だったから。
ただ、それだけのことだった。
ロー「最後にやり直しをしたいと言ったことは?」
『覚えてます』
ロー「あの時は…酔って…お前に酷いことをしたが…
今度は最初から俺の意思でお前に…恋歌に触れたい」
『え?』
恋歌から向けられていた視線に合わせるために、首を動かしたローの瞳はあの夜と同じく獲物を狙う目をしていた。
するっと優しく恋歌の頬を撫でて、少しだけ笑みを浮かべる。
ロー「逃げるなら今のうちだ」
『逃げるって…』
ロー「俺は今から恋歌にキスをする
それが嫌なら逃げてくれ」
『そ、んな…』
キス、という単語にあの日のことが蘇り少しずつ体温が上がっていくのがわかる。
暗闇の中でも恋歌が悩んでいるのがわかったが、宣言をした後徐々に顔を近づけていく。
少し震えていることに気づいたが、ぎゅっと目を閉じている恋歌に軽く触れるだけのキスをした。
ロー「……逃げねぇのか?」
『そのっ…ローさんは…勘違いしてるかもしれませんが…わたしあの日されたこと…嫌じゃなかったんです…』
ロー「……」
『き、すをされたことも…身体を、その…触られたことも…』
ロー「…それは何でだ」
『わからないんです…
でも…嫌じゃなかったのは確かです…』
嫌じゃなかった、それだけ聞ければ十分だとローは恋歌にバレないようにほっとしたような表情になった。
ロー「じゃあ続き、いいか?」
『は、い…』
また力強く目を瞑り震えながらローの服を掴んでいる恋歌を見て、ローの中でふつふつと欲望が湧き上がってきた。
ロー「恋歌、力を抜け
俺に任せろ」
誰とも付き合ったことはないと言っていた恋歌の初々しさに心臓が早鐘を打つ。
ローの服を握っていた手の力が少しだけ抜けたのを確認し、優しく唇を重ねた。
硬く結ばれた唇を開かせるために、頬や首にもキスを落としていく。
『んっ!?』
唇がうっすら開くとそれを見逃さなかったローの舌が恋歌の口をこじ開け口内を犯す。
『ん、ローさ…///』
長くキスをされて酸欠になってきた恋歌が涙目でローを呼ぶと唇が離され、横抱きにして抱え上げられた。
ロー「ベッド行くぞ」
恋歌を軽々抱き上げたままベッドまで歩き、そっと中心に恋歌を下ろした。
そのまま恋歌に跨る形で上から見下ろす。
ロー「俺は恋歌が嫌だと思うことはしねぇ
ちゃんと嫌になったら言え」
わかったか?と問うと恋歌が首を縦に振ったのでいい子だと頭を撫でてやる。