パラレル番外
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ハートの海賊団に案内され、ついた先には壊れた建物があった。
シ「この間までちゃんとした建物だったんですけどね」
ロー「…そうか
お前らも大変だったな」
おそらくこの島が襲われた時に壊されたんだとわかり、ローが労いの言葉をかける。
ペ「じゃあ改めてキャプテン、その子紹介してくださいよ」
ロー「あ?さっきも言ったろ
麦わら屋の母親だ」
ペ「それはわかりましたって!
そうじゃなくて、名前とか!」
ロー「……自分で聞け」
めんどくさそうにため息をついて腰を下ろしたローは、我関せずといった風に目深に帽子をかぶった。
ペ「わかりましたよ!
で、お名前は?」
『あ、はい
恋歌です』
シ「ほんっとーにキャプテンの女じゃないんだな?」
ずいずいと近寄ってくる2人に後退りしながら、首を縦に振るとシャチとペンギンが残念そうに離れた。
ペ「じゃあさ、キャプテンのことどう思う?」
『どう、とは…?』
ペ「かっこいいとか渋いとかイケメンだとか!」
『えっ、と…優しい人だなと思います
あなたたちが大切で大好きなんだなって…
あとは背が高いなとか、あ、もちろんかっこいいですよ
でもやっぱり一番は仲間を大切にしてるところが素敵だと思いますね』
シ「キャプテン!!めちゃくちゃいい子じゃないっすか!!」
ロー「………」
自分たちの自慢のキャプテンを褒められて頬を染めて嬉しそうに頷いているクルーを見てローは気まずそうにしている。
ペ「ちなみに恋歌、好きな人は?」
『い、いません』
ペ「キャプテン!チャンスありますよ!!」
ロー「ねぇよ!!なんでそんな話になってんだ!!」
ベ「ねーねー恋歌
一緒に海賊やろうよ」
シ「お、そりゃあいい
キャプテンのかっこいいところいっぱい見れるぜ!」
ローの怒鳴り声など聞こえておらず、いろいろと話を始めるクルーたちを止めることができない。
『それは…嬉しいお誘いなんですけど、わたしもう海賊なんです』
ベ「え?麦わらの一味なの?」
『いえ…今日はたまたまここに来ただけで、いつもは白髭海賊の船に乗ってます』
「「「し、白髭ー!?」」」
思いもよらなかった大物海賊の名前に、全員が驚きそれと同時に恋歌の太ももにある白髭の刺青を見つけた。
ベ「わー、ほんとだ
これが白髭のマーク…」
『……』
ベポがしゃがんで恋歌の太ももをじっと見つめ、つんつんとつついてきたのでくすぐったくて思わず足を引いてしまった。
シ「おいベポ
恋歌は女の子だぞ
いきなり足を触るな羨ましい」
ベ「す、すいません…」
『あ、大丈夫です
ちょっとくすぐったかっただけですから』
落ち込んでしまったベポを励ますように恋歌が話しかけているのを見て、シャチとペンギンがそっとその場を離れローの両脇に腰を下ろす。
シ「キャプテン、ほんと無事でよかった」
ペ「また会えて嬉しいですよ」
ロー「……ああ」
シ「で、恋歌なんすけど…」
ロー「ああ?」
シ「実際かなり好みでしょ?」
ロー「………」
ペ「あ、その顔は図星ですね」
2人にからかわれているとわかったローは、表情を悟られないように帽子を完全に顔にかぶせて寝転んだ。
シ「俺らキャプテンの好みは知ってんすよ?」
ペ「そうそう、小柄で守りたくなるような小動物系で」
シ「美人より可愛い系が好きで」
ペ「派手目な子より清楚系が好きで」
「「笑顔の優しい子」」
ロー「………お前ら少し黙ってろ」
「「いってぇ!」」
ローの好みをどんぴしゃで言い当てた2人の頭上に、そこそこの大きさの石を落としてたんこぶを作り強制的に黙らせた。
ロー「麦わら屋の母親だぞ
そんな女に手出せるか」
シ「…てかそれほんとなんすか?」
ペ「どう見たって俺らより年下だし…」
ロー「知るか」
シ「じゃあ本人に聞こう
おーい!恋歌!」
ベポを中心にかなり打ち解け始めている恋歌をシャチが呼ぶと、少し小走りで近寄ってきた。
((あ、これ絶対キャプテンが好きなやつ))
その走りが小動物を思わせる走り方だったため、またしてもローの好みの女なのだと認識した。
『なんでしょう?』
シ「恋歌ってさ、ほんとに麦わらの母親?」
『生みの親ではなく育ての親のようなものですね』
シ「ああ、そういうことか
どう見ても若すぎるしほんとの母親ではないよな」
ペ「だな」
恋歌がこの世界に来て20数年。
やっと歳を重ねられるようになったとはいえ、さすがにルフィに会った時から歳があまり変わっていないとは言えない。
シ「じゃあさ、どんな人がタイプ?」
『え?タイプ…ですか?』
ペ「そうそう!どんな男が好き?
それかどんな男と付き合ってきた?」
『お付き合いはしたこがなくて…
だからタイプと言われても…うーん、これと言って思いつかないですね…』
ペ「キャプテン聞きました!?
付き合ったことないんですって!!」
ロー「……俺には関係ない」
がくがくとローの胸ぐらを掴んで揺らしてくるペンギンにローが怒らないのは、ロー自身も驚いているから。
シ「この間までちゃんとした建物だったんですけどね」
ロー「…そうか
お前らも大変だったな」
おそらくこの島が襲われた時に壊されたんだとわかり、ローが労いの言葉をかける。
ペ「じゃあ改めてキャプテン、その子紹介してくださいよ」
ロー「あ?さっきも言ったろ
麦わら屋の母親だ」
ペ「それはわかりましたって!
そうじゃなくて、名前とか!」
ロー「……自分で聞け」
めんどくさそうにため息をついて腰を下ろしたローは、我関せずといった風に目深に帽子をかぶった。
ペ「わかりましたよ!
で、お名前は?」
『あ、はい
恋歌です』
シ「ほんっとーにキャプテンの女じゃないんだな?」
ずいずいと近寄ってくる2人に後退りしながら、首を縦に振るとシャチとペンギンが残念そうに離れた。
ペ「じゃあさ、キャプテンのことどう思う?」
『どう、とは…?』
ペ「かっこいいとか渋いとかイケメンだとか!」
『えっ、と…優しい人だなと思います
あなたたちが大切で大好きなんだなって…
あとは背が高いなとか、あ、もちろんかっこいいですよ
でもやっぱり一番は仲間を大切にしてるところが素敵だと思いますね』
シ「キャプテン!!めちゃくちゃいい子じゃないっすか!!」
ロー「………」
自分たちの自慢のキャプテンを褒められて頬を染めて嬉しそうに頷いているクルーを見てローは気まずそうにしている。
ペ「ちなみに恋歌、好きな人は?」
『い、いません』
ペ「キャプテン!チャンスありますよ!!」
ロー「ねぇよ!!なんでそんな話になってんだ!!」
ベ「ねーねー恋歌
一緒に海賊やろうよ」
シ「お、そりゃあいい
キャプテンのかっこいいところいっぱい見れるぜ!」
ローの怒鳴り声など聞こえておらず、いろいろと話を始めるクルーたちを止めることができない。
『それは…嬉しいお誘いなんですけど、わたしもう海賊なんです』
ベ「え?麦わらの一味なの?」
『いえ…今日はたまたまここに来ただけで、いつもは白髭海賊の船に乗ってます』
「「「し、白髭ー!?」」」
思いもよらなかった大物海賊の名前に、全員が驚きそれと同時に恋歌の太ももにある白髭の刺青を見つけた。
ベ「わー、ほんとだ
これが白髭のマーク…」
『……』
ベポがしゃがんで恋歌の太ももをじっと見つめ、つんつんとつついてきたのでくすぐったくて思わず足を引いてしまった。
シ「おいベポ
恋歌は女の子だぞ
いきなり足を触るな羨ましい」
ベ「す、すいません…」
『あ、大丈夫です
ちょっとくすぐったかっただけですから』
落ち込んでしまったベポを励ますように恋歌が話しかけているのを見て、シャチとペンギンがそっとその場を離れローの両脇に腰を下ろす。
シ「キャプテン、ほんと無事でよかった」
ペ「また会えて嬉しいですよ」
ロー「……ああ」
シ「で、恋歌なんすけど…」
ロー「ああ?」
シ「実際かなり好みでしょ?」
ロー「………」
ペ「あ、その顔は図星ですね」
2人にからかわれているとわかったローは、表情を悟られないように帽子を完全に顔にかぶせて寝転んだ。
シ「俺らキャプテンの好みは知ってんすよ?」
ペ「そうそう、小柄で守りたくなるような小動物系で」
シ「美人より可愛い系が好きで」
ペ「派手目な子より清楚系が好きで」
「「笑顔の優しい子」」
ロー「………お前ら少し黙ってろ」
「「いってぇ!」」
ローの好みをどんぴしゃで言い当てた2人の頭上に、そこそこの大きさの石を落としてたんこぶを作り強制的に黙らせた。
ロー「麦わら屋の母親だぞ
そんな女に手出せるか」
シ「…てかそれほんとなんすか?」
ペ「どう見たって俺らより年下だし…」
ロー「知るか」
シ「じゃあ本人に聞こう
おーい!恋歌!」
ベポを中心にかなり打ち解け始めている恋歌をシャチが呼ぶと、少し小走りで近寄ってきた。
((あ、これ絶対キャプテンが好きなやつ))
その走りが小動物を思わせる走り方だったため、またしてもローの好みの女なのだと認識した。
『なんでしょう?』
シ「恋歌ってさ、ほんとに麦わらの母親?」
『生みの親ではなく育ての親のようなものですね』
シ「ああ、そういうことか
どう見ても若すぎるしほんとの母親ではないよな」
ペ「だな」
恋歌がこの世界に来て20数年。
やっと歳を重ねられるようになったとはいえ、さすがにルフィに会った時から歳があまり変わっていないとは言えない。
シ「じゃあさ、どんな人がタイプ?」
『え?タイプ…ですか?』
ペ「そうそう!どんな男が好き?
それかどんな男と付き合ってきた?」
『お付き合いはしたこがなくて…
だからタイプと言われても…うーん、これと言って思いつかないですね…』
ペ「キャプテン聞きました!?
付き合ったことないんですって!!」
ロー「……俺には関係ない」
がくがくとローの胸ぐらを掴んで揺らしてくるペンギンにローが怒らないのは、ロー自身も驚いているから。