パラレル番外
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ローの能力でルフィの前にたどり着き、歓迎の宴を開いてくれるというので、それに麦わらの一味は参加することになった。
ローはこの島にいる仲間に会いに行くというので別行動になる。
恋歌はどちらについて行ってもいいと言われたのだが、ウソップとフランキーとロビンにローの方についていくようにと言われてしまった。
その行動は謎ではあったが、恋歌は特にどちらでも良かったのでローについていくことにした。
ロー「………」
そしてベポのビブルカードを使って、ハートの海賊団の元は行く途中の道。
二人の間に会話はなく、黙々と歩みを進めていた。
『(この島にはヘビとかいるのかな…)』
一応深い森なのできょろきょろと足元を警戒しながら歩いているが、今のところそういった自然の動物は見かけない。
ロー「おい」
『はい』
ロー「……もう少し近くを歩け」
『ごめんなさい』
警戒をしながら歩いていたためローとの距離がいつの間にか空いてしまっていた。
慌てたように走り寄ってくる恋歌に、ローの中で今までにない感情が生まれた。
それが庇護欲であり、小動物を可愛いと思う気持ちと一緒ということに今は気付いていない。
ロー「ヘビが…怖いんだったか」
『え?
あ、はい
というより爬虫類系が苦手で…』
ロー「…そうか
近くにいればそれぐらいからは守ってやる」
『…ありがとうございます』
守られることに慣れていない恋歌は、麦わらの一味からの守るという言葉も、ローからの守るという言葉もくすぐったく感じていた。
最近の騒動でルフィたちが強くなったことはわかっているし、ローも決して弱くはない。
『(なんだか変な感じ…)』
守るために力を得たが、守りたいと思った人たちはどんどん強くなっていく。
それでも守りたい人たちより強い人はたくさんいるのでいざという時のために力を持っているのも悪いことではない。
だが、少し寂しい気持ちがあるのも事実。
ロー「……どうした」
『いえ…なんか寂しくなっちゃって…』
ロー「?
麦わら屋のところに戻るか?」
恋歌が一瞬暗い顔をしたので、心配して大丈夫かと問うたが、元気のない笑顔で寂しいと言う。
それをルフィと離れたことで寂しいと感じたのかと思ったローが戻るかと提案するがそれには首を横に振られた。
『大丈夫です、ありがとうございます
ローさんは優しいですね』
ロー「………」
言い表しようのないむず痒い感覚に襲われたため、何も言わずに無言を貫くことにした。
あれからお互いに一言も喋ることなく歩いていると、がさがさと草木を揺らしながら視線が集まってきているのがわかった。
近づいてきたのがローだとわかると、次々と姿を表す。
ロー「……」
「「「キャプテン!!」」」
ベ「来てくれたのかー!!」
白い熊を筆頭にローを囲み笑顔で出迎えをする。
ベ「会いたかったぁああ
ハートの海賊団勢ぞろいだー!」
『(可愛い…)』
すりすりとローに擦り寄るベポを可愛いと思って見ていると、それをされているローも珍しく笑顔だ。
『(大事な仲間なんだね)』
シ「ベポ、キャプテンを潰す気か?」
ベ「え?」
シャチに注意をされ謝りながらベポがローから離れる。
ベ「キャプテンほんとすげー!
ドフラミンゴに勝ったなんて!」
ロー「いや、あれは麦わら屋が…」
ペ「積もる話があるんだ
さぁ、森の奥へ
…ん?」
ハートの海賊団がローを森の奥に促そうとすると、ローの少し離れた後ろに女がぽつんと立っていることに気付いた。
ペ「キャプテン、あの子は?」
シ「もしかして新入りですか?」
ロー「いや…あいつは新入りじゃねぇ
そいつは…」
シ「じゃあキャプテンの女ですか!?」
ロー「は?」
「「「なに!?」」」
シャチの声に反応したハートの海賊団がどどどっ、と恋歌の方に押し寄せてきた。
ロー「お前ら話を…」
『こ、こんにちは…』
恋歌が小柄なせいでクルーたちに囲まれた恋歌の姿がローから見えなくなった。
ペ「たしかにキャプテンの好みどストライク…」
ベ「え?そう?」
シ「ベポ知らねぇのか?キャプテンの好みはなー…」
ロー「【シャンブルズ】」
「「「あ!!」」」
じろじろと上から見られて困っていると、ローの技で小石と恋歌の場所を入れ替えられた。
ロー「こいつは麦わら屋の母親だ」
「「「え、ええぇえええ!?」」」
ロー「わかったならさっさと行くぞ
お前も来い」
『は、はい』
ローはこの島にいる仲間に会いに行くというので別行動になる。
恋歌はどちらについて行ってもいいと言われたのだが、ウソップとフランキーとロビンにローの方についていくようにと言われてしまった。
その行動は謎ではあったが、恋歌は特にどちらでも良かったのでローについていくことにした。
ロー「………」
そしてベポのビブルカードを使って、ハートの海賊団の元は行く途中の道。
二人の間に会話はなく、黙々と歩みを進めていた。
『(この島にはヘビとかいるのかな…)』
一応深い森なのできょろきょろと足元を警戒しながら歩いているが、今のところそういった自然の動物は見かけない。
ロー「おい」
『はい』
ロー「……もう少し近くを歩け」
『ごめんなさい』
警戒をしながら歩いていたためローとの距離がいつの間にか空いてしまっていた。
慌てたように走り寄ってくる恋歌に、ローの中で今までにない感情が生まれた。
それが庇護欲であり、小動物を可愛いと思う気持ちと一緒ということに今は気付いていない。
ロー「ヘビが…怖いんだったか」
『え?
あ、はい
というより爬虫類系が苦手で…』
ロー「…そうか
近くにいればそれぐらいからは守ってやる」
『…ありがとうございます』
守られることに慣れていない恋歌は、麦わらの一味からの守るという言葉も、ローからの守るという言葉もくすぐったく感じていた。
最近の騒動でルフィたちが強くなったことはわかっているし、ローも決して弱くはない。
『(なんだか変な感じ…)』
守るために力を得たが、守りたいと思った人たちはどんどん強くなっていく。
それでも守りたい人たちより強い人はたくさんいるのでいざという時のために力を持っているのも悪いことではない。
だが、少し寂しい気持ちがあるのも事実。
ロー「……どうした」
『いえ…なんか寂しくなっちゃって…』
ロー「?
麦わら屋のところに戻るか?」
恋歌が一瞬暗い顔をしたので、心配して大丈夫かと問うたが、元気のない笑顔で寂しいと言う。
それをルフィと離れたことで寂しいと感じたのかと思ったローが戻るかと提案するがそれには首を横に振られた。
『大丈夫です、ありがとうございます
ローさんは優しいですね』
ロー「………」
言い表しようのないむず痒い感覚に襲われたため、何も言わずに無言を貫くことにした。
あれからお互いに一言も喋ることなく歩いていると、がさがさと草木を揺らしながら視線が集まってきているのがわかった。
近づいてきたのがローだとわかると、次々と姿を表す。
ロー「……」
「「「キャプテン!!」」」
ベ「来てくれたのかー!!」
白い熊を筆頭にローを囲み笑顔で出迎えをする。
ベ「会いたかったぁああ
ハートの海賊団勢ぞろいだー!」
『(可愛い…)』
すりすりとローに擦り寄るベポを可愛いと思って見ていると、それをされているローも珍しく笑顔だ。
『(大事な仲間なんだね)』
シ「ベポ、キャプテンを潰す気か?」
ベ「え?」
シャチに注意をされ謝りながらベポがローから離れる。
ベ「キャプテンほんとすげー!
ドフラミンゴに勝ったなんて!」
ロー「いや、あれは麦わら屋が…」
ペ「積もる話があるんだ
さぁ、森の奥へ
…ん?」
ハートの海賊団がローを森の奥に促そうとすると、ローの少し離れた後ろに女がぽつんと立っていることに気付いた。
ペ「キャプテン、あの子は?」
シ「もしかして新入りですか?」
ロー「いや…あいつは新入りじゃねぇ
そいつは…」
シ「じゃあキャプテンの女ですか!?」
ロー「は?」
「「「なに!?」」」
シャチの声に反応したハートの海賊団がどどどっ、と恋歌の方に押し寄せてきた。
ロー「お前ら話を…」
『こ、こんにちは…』
恋歌が小柄なせいでクルーたちに囲まれた恋歌の姿がローから見えなくなった。
ペ「たしかにキャプテンの好みどストライク…」
ベ「え?そう?」
シ「ベポ知らねぇのか?キャプテンの好みはなー…」
ロー「【シャンブルズ】」
「「「あ!!」」」
じろじろと上から見られて困っていると、ローの技で小石と恋歌の場所を入れ替えられた。
ロー「こいつは麦わら屋の母親だ」
「「「え、ええぇえええ!?」」」
ロー「わかったならさっさと行くぞ
お前も来い」
『は、はい』