パラレル番外
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
そしてたどり着いたクラウ都。
そこには誰一人として住民はいないが、まだ生活の跡が残っている。
門の前にもあった大きな足跡もこの街には至るところにある。
『(…でも1つも死体がないんだよね)』
これだけ破壊された街なのに死体が一つもないことを疑問に思う。
争いが起きたのであれば敵味方関係なくどちらかに死者が出ていてもおかしくはない。
だが、血の跡しか残っていない。
ロー「おい、あまり崩れやすそうなところに行くな」
『あ、はい』
壊れかかっていた家を覗き込んでいると、後ろから腕を引かれ安全そうな場所に連れて行かれる。
何も崩れてこなさそうな場所に立っていると、大きな地震がきた。
『地震…?』
ロビ「違うわ!上を見て!!」
ロビンの声に反応して全員で見上げると、水の塊がもうすぐ降ってくる。
ロビ「洪水になる量よ!!
高い場所へ!!」
フ「ちっ、おいトラ男!
恋歌しっかり連れてこいよ!」
ロー「は?」
『え、いいよ
自分で逃げられるし』
ゾ「だめだ
お前はルフィの許可が出るまで俺たちが守る
力を使うな」
『えー…』
恋歌の一番近くにいるという理由で恋歌を押しつけられたローは、迫ってくる水に舌打ちをして、恋歌を脇に抱えた。
『え!?自分で逃げますよ!』
ロー「うるせぇ黙ってろ」
力が使えないとしても走ることぐらいはできると言っているが、ローが聞く耳をもってくれない。
高い場所を目指して走るが、水が落ちてくるまでそう時間はない。
ロー「水が落ちてきたら息を止めろ
あの量だ、数秒したら終わるはずだ」
『わかりました』
ロー「【シャンブルズ】」
恋歌を抱えている腕に力を入れて、能力を発動させ建物の上に避難する。
その直後に上からものすごい量の水が落ちてきたので、ローに言われた通り息を止めた。
『ふぁ…すごい水だったね…』
ロビ「そうね」
結局全員びちゃびちゃにはなったが、なんとか避難はできた。
『これ、海水だね』
ロビ「ええ…
もしかして今のは…巨大象の水浴びじゃないかしら
街も森もこの水位に順応してるみたい」
フ「なるほど
今の水量、それなら納得だ!」
ロー「つまりこれが日常なのか」
ウ「こんなびっくり豪雨日常でたまるかよ
早くみんなを見つけて退散すべきだこんな島!!」
そのあと一番高い場所に避難していたウソップが遠くにルフィを見つけ、ルフィが食べられていると騒いでいる。
ロー「仕方ねぇ麦わら屋のところに行くぞ」
『わっ…』
またしてもローの脇に抱えられた恋歌は、どうしたらいいのかわからず大人しくしていることにした。
ゾ「たまには無条件で守られる側になるのもいいもんだ」
フ「それもそうだな
しっかり守ってもらえよ」
ロー「おい待て
俺はずっとはこいつの面倒は見ないぞ」
ロビ「あら、途中で投げ出しちゃだめよ
ルフィの大切なお母さんなんだから」
ロー「じゃあお前らが守ればいいだろうが!!」
ローは麦わらの一味に無理矢理恋歌を押しつけられていることに気付いているが、恋歌に傷でもついたならルフィがうるさそうだと渋々守っている。
ゾロたちは恋歌の正体を知っているため、いざとなれば自分でなんとかするだろうという概念が心の奥にある。
だから正体を知らないローに守らせている。
それこそ途中でローが恋歌を守らなくなったとしても、自分でなんとかできるだろうと思っているからでもある。
ロー「はぁ…取り敢えず行くぞ」
そこには誰一人として住民はいないが、まだ生活の跡が残っている。
門の前にもあった大きな足跡もこの街には至るところにある。
『(…でも1つも死体がないんだよね)』
これだけ破壊された街なのに死体が一つもないことを疑問に思う。
争いが起きたのであれば敵味方関係なくどちらかに死者が出ていてもおかしくはない。
だが、血の跡しか残っていない。
ロー「おい、あまり崩れやすそうなところに行くな」
『あ、はい』
壊れかかっていた家を覗き込んでいると、後ろから腕を引かれ安全そうな場所に連れて行かれる。
何も崩れてこなさそうな場所に立っていると、大きな地震がきた。
『地震…?』
ロビ「違うわ!上を見て!!」
ロビンの声に反応して全員で見上げると、水の塊がもうすぐ降ってくる。
ロビ「洪水になる量よ!!
高い場所へ!!」
フ「ちっ、おいトラ男!
恋歌しっかり連れてこいよ!」
ロー「は?」
『え、いいよ
自分で逃げられるし』
ゾ「だめだ
お前はルフィの許可が出るまで俺たちが守る
力を使うな」
『えー…』
恋歌の一番近くにいるという理由で恋歌を押しつけられたローは、迫ってくる水に舌打ちをして、恋歌を脇に抱えた。
『え!?自分で逃げますよ!』
ロー「うるせぇ黙ってろ」
力が使えないとしても走ることぐらいはできると言っているが、ローが聞く耳をもってくれない。
高い場所を目指して走るが、水が落ちてくるまでそう時間はない。
ロー「水が落ちてきたら息を止めろ
あの量だ、数秒したら終わるはずだ」
『わかりました』
ロー「【シャンブルズ】」
恋歌を抱えている腕に力を入れて、能力を発動させ建物の上に避難する。
その直後に上からものすごい量の水が落ちてきたので、ローに言われた通り息を止めた。
『ふぁ…すごい水だったね…』
ロビ「そうね」
結局全員びちゃびちゃにはなったが、なんとか避難はできた。
『これ、海水だね』
ロビ「ええ…
もしかして今のは…巨大象の水浴びじゃないかしら
街も森もこの水位に順応してるみたい」
フ「なるほど
今の水量、それなら納得だ!」
ロー「つまりこれが日常なのか」
ウ「こんなびっくり豪雨日常でたまるかよ
早くみんなを見つけて退散すべきだこんな島!!」
そのあと一番高い場所に避難していたウソップが遠くにルフィを見つけ、ルフィが食べられていると騒いでいる。
ロー「仕方ねぇ麦わら屋のところに行くぞ」
『わっ…』
またしてもローの脇に抱えられた恋歌は、どうしたらいいのかわからず大人しくしていることにした。
ゾ「たまには無条件で守られる側になるのもいいもんだ」
フ「それもそうだな
しっかり守ってもらえよ」
ロー「おい待て
俺はずっとはこいつの面倒は見ないぞ」
ロビ「あら、途中で投げ出しちゃだめよ
ルフィの大切なお母さんなんだから」
ロー「じゃあお前らが守ればいいだろうが!!」
ローは麦わらの一味に無理矢理恋歌を押しつけられていることに気付いているが、恋歌に傷でもついたならルフィがうるさそうだと渋々守っている。
ゾロたちは恋歌の正体を知っているため、いざとなれば自分でなんとかするだろうという概念が心の奥にある。
だから正体を知らないローに守らせている。
それこそ途中でローが恋歌を守らなくなったとしても、自分でなんとかできるだろうと思っているからでもある。
ロー「はぁ…取り敢えず行くぞ」