大恩人の形見
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恋歌がどんな返答をするのかと見守っていると、ぐるっと周囲を見渡して最後に視線を国王に向けて止まった。
『いいですよ
これでそちらがいいならわたしは構いません』
「…はっ」
大したことはないと言ってのける恋歌に国王は鼻で笑うとどかっと豪華すぎる椅子に座った。
「ではこれよりコロシアム決勝戦始めさせていただきます!!」
ごくりと観客が見守る中一瞬の静寂。
「決勝戦開始ー!!」
かぁんとゴングが鳴り決勝戦が始まった。
『(取り敢えず動かずにこの鎖をちぎらなければいいんだよね)』
「そんな状態で何が出来るか見せてもらおうか!」
「100億は俺がいただくぜ!!」
数十人が武器を構えて突っ込んでくる。
それを見て恋歌は大きく息を吸い込んだ。
『【天竜の咆哮】!!』
吸い込んだ息を吐きだすように口から竜巻を出して向かってくる男たちを吹き飛ばす。
「な、なんと桜姫!口から竜巻を出した!!
今ので13人が場外!」
「そんなちゃっちい竜巻で飛ばせるかよ!」
がたいのいい恋歌の4倍はあるであろう男が単独で突っ込んできた。
『【氷輪丸】』
刀の名を呼べば氷の竜が恋歌を守る様に男との間に現れる。
「はぁ!?」
氷の竜の口にくわえられそのまま場外へ運ばれてしまった。
それだけを終えると氷の竜は砕けて消えた。
「ははは!!さすが桜姫!
それだけのハンデを背負わされていても一筋縄ではいかないみたいね!」
その様子を上空から見ていた女がおり、女の背中には白い羽が生えている。
「おおーっと!今回初参加の賞金稼ぎ!
天空のソラ!今回のコロシアムの優勝候補の1人だ!」
ソ「わたしはハネハネの実の能力者!
いくらあんたが普段は空が飛べるとしても、足が地面から離せない状態なら文字通り手も足もでないでしょう!!」
背中から生えている羽は能力の羽らしい。
羽を鋭くした刀のようなものを持って上空から振り下ろしてくるので、取り敢えずしゃがんで避けた。
ソ「みんなも今がチャンスよ!」
上空からはソラが、地上からは他の選手たちが武器を構えて向かってくる。
『…羽には羽かな』
小さくそれだけをつぶやくとソラと同じような羽を背中から生やした。
ソ「はぁ!?なんであんたが私と同じ能力を…!?」
『同じじゃない
【千本桜】
下の人はお願い』
ぶわっと恋歌の周りを桜の花びらが舞い、予選と同じく桜に押され次々と場外になっていく。
恋歌は上空に向かって羽の先を鋭くしたものをソラに向かって飛ばす。
ソ「くっ…!」
無数に飛んでくる羽を避けてはいるが、細かい傷がついていく。
『(あんまり怪我させたくないんだけどな…)』
ぴたっと羽の攻撃を止めると球切れだと思ったのか、チャンスとばかりにもう一度突っ込んでくる。
ソ「100億も悪魔の実もわたしのものよ!!」
刃を振り上げたソラは恋歌に届く直前、ソラは恋歌の前から一瞬で消えた。
「…こ、これはいったい何が…」
『ごめんなさい…』
羽の端を拳に変え、ソラが攻撃範囲に入った瞬間に拳で場外へ叩き落としたのだ。
気を失って場外に転がっているソラはこれで失格になる。
気絶させてしまった事を謝り、千本桜の方を確認すると残りは数人しか残っていなかった。
『(さっさと終わらせよう)』
「桜姫待て!!」
千本桜に残っている全員を場外に出すように指示をしようとすると、拡声器でストップをかけられた。
『いいですよ
これでそちらがいいならわたしは構いません』
「…はっ」
大したことはないと言ってのける恋歌に国王は鼻で笑うとどかっと豪華すぎる椅子に座った。
「ではこれよりコロシアム決勝戦始めさせていただきます!!」
ごくりと観客が見守る中一瞬の静寂。
「決勝戦開始ー!!」
かぁんとゴングが鳴り決勝戦が始まった。
『(取り敢えず動かずにこの鎖をちぎらなければいいんだよね)』
「そんな状態で何が出来るか見せてもらおうか!」
「100億は俺がいただくぜ!!」
数十人が武器を構えて突っ込んでくる。
それを見て恋歌は大きく息を吸い込んだ。
『【天竜の咆哮】!!』
吸い込んだ息を吐きだすように口から竜巻を出して向かってくる男たちを吹き飛ばす。
「な、なんと桜姫!口から竜巻を出した!!
今ので13人が場外!」
「そんなちゃっちい竜巻で飛ばせるかよ!」
がたいのいい恋歌の4倍はあるであろう男が単独で突っ込んできた。
『【氷輪丸】』
刀の名を呼べば氷の竜が恋歌を守る様に男との間に現れる。
「はぁ!?」
氷の竜の口にくわえられそのまま場外へ運ばれてしまった。
それだけを終えると氷の竜は砕けて消えた。
「ははは!!さすが桜姫!
それだけのハンデを背負わされていても一筋縄ではいかないみたいね!」
その様子を上空から見ていた女がおり、女の背中には白い羽が生えている。
「おおーっと!今回初参加の賞金稼ぎ!
天空のソラ!今回のコロシアムの優勝候補の1人だ!」
ソ「わたしはハネハネの実の能力者!
いくらあんたが普段は空が飛べるとしても、足が地面から離せない状態なら文字通り手も足もでないでしょう!!」
背中から生えている羽は能力の羽らしい。
羽を鋭くした刀のようなものを持って上空から振り下ろしてくるので、取り敢えずしゃがんで避けた。
ソ「みんなも今がチャンスよ!」
上空からはソラが、地上からは他の選手たちが武器を構えて向かってくる。
『…羽には羽かな』
小さくそれだけをつぶやくとソラと同じような羽を背中から生やした。
ソ「はぁ!?なんであんたが私と同じ能力を…!?」
『同じじゃない
【千本桜】
下の人はお願い』
ぶわっと恋歌の周りを桜の花びらが舞い、予選と同じく桜に押され次々と場外になっていく。
恋歌は上空に向かって羽の先を鋭くしたものをソラに向かって飛ばす。
ソ「くっ…!」
無数に飛んでくる羽を避けてはいるが、細かい傷がついていく。
『(あんまり怪我させたくないんだけどな…)』
ぴたっと羽の攻撃を止めると球切れだと思ったのか、チャンスとばかりにもう一度突っ込んでくる。
ソ「100億も悪魔の実もわたしのものよ!!」
刃を振り上げたソラは恋歌に届く直前、ソラは恋歌の前から一瞬で消えた。
「…こ、これはいったい何が…」
『ごめんなさい…』
羽の端を拳に変え、ソラが攻撃範囲に入った瞬間に拳で場外へ叩き落としたのだ。
気を失って場外に転がっているソラはこれで失格になる。
気絶させてしまった事を謝り、千本桜の方を確認すると残りは数人しか残っていなかった。
『(さっさと終わらせよう)』
「桜姫待て!!」
千本桜に残っている全員を場外に出すように指示をしようとすると、拡声器でストップをかけられた。