大恩人の形見
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ジ「あ!恋歌 」
リングに向かう途中でジェシカとレオに会い、一緒にリングへと向かう。
『ジェシカも残れたんだね』
ジ「わたしは結構強いのよ
予選通過は余裕だったわ」
『そっか
そうだ、決勝戦どうなるかわからないから2人には最初に場外で負けて離脱してほしい』
ジ「…それでわたしたちは助かるのね?」
『うん、それは約束する
けど、条件がわからない以上2人を巻き込んでしまうかもしれないから』
桜姫の攻撃に巻き込まれると怪我では済まないかもしれない。
レ「でも…恋歌…さんはおひとりで平気なんですか?」
ジ「そ、そうよ
多分私たち以外の全員が敵になる
国王の条件次第では1人じゃ不利かもしれない」
『2人ともありがとう
でも大丈夫
何があってもわたしは負けない
2人も必ず逃がすからね』
話しているうちに闘技場へついてしまい、味方だと思われないように恋歌は2人より先に行くと言って歩いて行ってしまった。
ジ「あ…」
レ「あの人…ほんとに悪い人じゃないんだね」
ジ「うん…
わたしの無茶な頼みを聞いてくれるいい人…
なにか出来る事があるといいけど」
「さぁ今回のコロシアムも決勝戦!!
泣いてもわめいてもこの戦いに勝った奴が悪魔の実を手に入れることができる!!」
最高潮の盛り上がりを見せる観客たちは、国王が立ち上がって手をあげると数秒で静まり返る。
「毎年皆に楽しんでもらいわたしも嬉しい
だが今年は桜姫というイレギュラーな存在が出場してしまっておる」
その国王の言葉にリング上にいた恋歌へブーイングが飛ぶ。
『(闘技場がもとに戻ってる…)』
ブーイングをされている恋歌は特に何も気にしていない様子で、元通りになったリングをぽんぽんと踏んでいる。
「そこで皆に楽しんで貰うために桜姫に特別ルールを適用することにした」
ちらっとリングの近くにいる兵士たちに国王が視線を送ると、ぞろぞろと数人で恋歌を囲んだ。
「こっちへ来い」
兵士たちにリングの縁まで連れて行かれ、あと一歩下がれば場外に落ちるところで止まれと言われた。
場外側を背にじっとしていろと言われたのでじっとしていると、じゃらじゃらと鎖の音が下から聞こえてきた。
特に何の変哲もなさそうな鎖のついた枷だったが、何の説明もなく両足に枷がはめられた。
「手を後ろで組め」
腕を重ねるように後ろに回すと鎖を何重にも巻かれ後ろで固定された。
『(…一瞬でちぎれそうな鎖だな)』
本気を出さなくても簡単に引きちぎれそうな鎖だったが、今壊せば失格だと言われても困るのでじっとしている事にした。
「この試合、桜姫は足と腕の鎖を壊す事はしてはならぬ
もちろん場外に落ちれば失格
鎖をちぎっても失格
そこから動いても失格
そして、貴様が負けた暁にはわが姫の奴隷となってもらう」
ロ「(なっ…!)」
足の鎖は一歩歩けば限界が来るほど短いもので、腕もほとんど動かすことはできないだろう。
「その条件を飲めば決勝戦で戦う事を許してやろう」
『この条件で勝てば悪魔の実をくれるんですね?』
「もちろんだ
貴様がその状態で勝てるならな!」
やれるもんならやってみろと笑う国王に観客たちはさらに盛り上がる。
ベ「あわわ…キャプテン…」
ロ「…恋歌が…決める事だ…」
今すぐにでも止めたいハートの海賊団だったが、最終的に決めるのは恋歌で、ローは恋歌との約束を信じる事にした。
リングに向かう途中でジェシカとレオに会い、一緒にリングへと向かう。
『ジェシカも残れたんだね』
ジ「わたしは結構強いのよ
予選通過は余裕だったわ」
『そっか
そうだ、決勝戦どうなるかわからないから2人には最初に場外で負けて離脱してほしい』
ジ「…それでわたしたちは助かるのね?」
『うん、それは約束する
けど、条件がわからない以上2人を巻き込んでしまうかもしれないから』
桜姫の攻撃に巻き込まれると怪我では済まないかもしれない。
レ「でも…恋歌…さんはおひとりで平気なんですか?」
ジ「そ、そうよ
多分私たち以外の全員が敵になる
国王の条件次第では1人じゃ不利かもしれない」
『2人ともありがとう
でも大丈夫
何があってもわたしは負けない
2人も必ず逃がすからね』
話しているうちに闘技場へついてしまい、味方だと思われないように恋歌は2人より先に行くと言って歩いて行ってしまった。
ジ「あ…」
レ「あの人…ほんとに悪い人じゃないんだね」
ジ「うん…
わたしの無茶な頼みを聞いてくれるいい人…
なにか出来る事があるといいけど」
「さぁ今回のコロシアムも決勝戦!!
泣いてもわめいてもこの戦いに勝った奴が悪魔の実を手に入れることができる!!」
最高潮の盛り上がりを見せる観客たちは、国王が立ち上がって手をあげると数秒で静まり返る。
「毎年皆に楽しんでもらいわたしも嬉しい
だが今年は桜姫というイレギュラーな存在が出場してしまっておる」
その国王の言葉にリング上にいた恋歌へブーイングが飛ぶ。
『(闘技場がもとに戻ってる…)』
ブーイングをされている恋歌は特に何も気にしていない様子で、元通りになったリングをぽんぽんと踏んでいる。
「そこで皆に楽しんで貰うために桜姫に特別ルールを適用することにした」
ちらっとリングの近くにいる兵士たちに国王が視線を送ると、ぞろぞろと数人で恋歌を囲んだ。
「こっちへ来い」
兵士たちにリングの縁まで連れて行かれ、あと一歩下がれば場外に落ちるところで止まれと言われた。
場外側を背にじっとしていろと言われたのでじっとしていると、じゃらじゃらと鎖の音が下から聞こえてきた。
特に何の変哲もなさそうな鎖のついた枷だったが、何の説明もなく両足に枷がはめられた。
「手を後ろで組め」
腕を重ねるように後ろに回すと鎖を何重にも巻かれ後ろで固定された。
『(…一瞬でちぎれそうな鎖だな)』
本気を出さなくても簡単に引きちぎれそうな鎖だったが、今壊せば失格だと言われても困るのでじっとしている事にした。
「この試合、桜姫は足と腕の鎖を壊す事はしてはならぬ
もちろん場外に落ちれば失格
鎖をちぎっても失格
そこから動いても失格
そして、貴様が負けた暁にはわが姫の奴隷となってもらう」
ロ「(なっ…!)」
足の鎖は一歩歩けば限界が来るほど短いもので、腕もほとんど動かすことはできないだろう。
「その条件を飲めば決勝戦で戦う事を許してやろう」
『この条件で勝てば悪魔の実をくれるんですね?』
「もちろんだ
貴様がその状態で勝てるならな!」
やれるもんならやってみろと笑う国王に観客たちはさらに盛り上がる。
ベ「あわわ…キャプテン…」
ロ「…恋歌が…決める事だ…」
今すぐにでも止めたいハートの海賊団だったが、最終的に決めるのは恋歌で、ローは恋歌との約束を信じる事にした。