大恩人の形見
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島には海軍や他の海賊も集まってきているため、無駄な戦闘にならないように潜水して島に向かうことになった。
『わー…潜水艦から見る海の中ってこんな感じなんだ…』
初めて潜水艦に乗った恋歌は船内にある小窓に張り付いて海を覗いている。
シ「可愛いな…」
ペ「ああ…俺らの船潜水艦でよかったな…」
楽しそうにしている恋歌を見てハートの海賊団はほっこりした表情をしている。
『ベポ…大丈夫?』
最初は一緒に楽しんでくれていたベポだったが、潜水艦の中は意外と暑く、毛皮でもこもこのミンク族であるベポは汗だくになりながら倒れ込んでいる。
ベ「俺…潜水苦手なんだ…」
『そうなんだ…』
ぐでー、っとなっているベポを見てかわいそうになった恋歌は手に冷気を纏わせて汗でべったり張り付いた毛を撫でてやる。
ベ「わ!なんか涼しい!」
『わたし潜水艦の仕組みが分からないからどれだけ冷やしたいか分からないんだよね
気休めかもしれないけどこれで我慢できそう?』
ベ「もうちょっと涼しい方がいいけどいつもより楽ー…」
もっと涼しくすることはできるが、潜水艦の中が暑いのに理由があるのであれば、今船内を涼しくし過ぎる事は良くないと考えている。
もう少し涼しくしてもいいのか聞こうと思ったのだが、ベポは我儘を言うなとペンギンに殴られている。
ロ「お前がそこまで気にする必要はねぇ
そんなことよりここからなら2時間程度で島の近くにつく」
『わかりました
安全に停泊できる場所は目星がついたみたいなんで、今日はそこに停めて明日は一日そこに隠れていて
潜水で待機してくれてもいいけど、ベポが暑いって言ってるしね』
ロ「…わかった
場所の指示をくれ」
一瞬悩んだローだったが、うるうるとした瞳で見てくるベポに折れ、恋歌に停泊できる場所までの案内を頼んだ。
ベ「外だー!!」
恋歌の刀が見つけてきた場所に誘導され、人気のない場所で浮上するとベポが一目散に外に飛び出していった。
シ「お、おいベポ!騒ぐなよ!」
他のクルーたちが慌ててベポの口を塞ぐ。
恋歌が案内した場所は洞窟のような場所で、潜水艇でないとたどり着けない場所。
それでも洞窟という事もあり声はかなり響く。
『このあたりに今人はいないから大丈夫
けどみんなからの報告だとコロシアムに参加する人が集まってきてるみたい
ここは会場から遠いからちょっとの会話ぐらいだったら見つかることはないと思うけど、一応騒いだりはしない様に気を付けてね』
その忠告に頷いたハートの海賊団はなるべく声をおさえて洞窟の中を確かめるために何人かが奥に歩いて行った。
ロ「さっきから思ってたがどうやってこの島の情報や、この場所の事がわかった」
『わたしはさっきの刀たちと五感を共有できるんだよね
みんなが調べてくれたことは全部わたしに連絡がきてるよ』
ロ「…はぁ、お前と麦わら屋の関係をもっと早く知っておくべきだったな」
『ルフィがわたしのことをローさんに言うかは、ルフィが決めることだけどね
それにルフィはわたしを戦いに有利になるからっていう理由だけで呼んだりしない』
ロ「…それもそうだな」
思ったより優秀な恋歌の能力に、戦争の傷で動けなかったとはいえ、もう少し早くに知り合っていれば色々と事がスムーズに進んだだろうと思った。
だが、恋歌の言う通りルフィはどんな強敵が相手だろうと自分の力でなんとかしようとする。
ロ「だが、あいつに振り回されるのはもうごめんだ
振り回される代わりに恋歌が力を貸すぐらいしてくれてもいいと思うがな」
『ふふ、それもルフィが決めることだからね』
基本的に恋歌から力を貸すことも、冒険に関わることもしない。
海賊王にはきっと自分の力でなるはずだろうから。
『それにルフィの仲間にわたしがいたらみんなからしたら邪魔なんじゃない?』
ロ「……たしかにそうだな」
『わー…潜水艦から見る海の中ってこんな感じなんだ…』
初めて潜水艦に乗った恋歌は船内にある小窓に張り付いて海を覗いている。
シ「可愛いな…」
ペ「ああ…俺らの船潜水艦でよかったな…」
楽しそうにしている恋歌を見てハートの海賊団はほっこりした表情をしている。
『ベポ…大丈夫?』
最初は一緒に楽しんでくれていたベポだったが、潜水艦の中は意外と暑く、毛皮でもこもこのミンク族であるベポは汗だくになりながら倒れ込んでいる。
ベ「俺…潜水苦手なんだ…」
『そうなんだ…』
ぐでー、っとなっているベポを見てかわいそうになった恋歌は手に冷気を纏わせて汗でべったり張り付いた毛を撫でてやる。
ベ「わ!なんか涼しい!」
『わたし潜水艦の仕組みが分からないからどれだけ冷やしたいか分からないんだよね
気休めかもしれないけどこれで我慢できそう?』
ベ「もうちょっと涼しい方がいいけどいつもより楽ー…」
もっと涼しくすることはできるが、潜水艦の中が暑いのに理由があるのであれば、今船内を涼しくし過ぎる事は良くないと考えている。
もう少し涼しくしてもいいのか聞こうと思ったのだが、ベポは我儘を言うなとペンギンに殴られている。
ロ「お前がそこまで気にする必要はねぇ
そんなことよりここからなら2時間程度で島の近くにつく」
『わかりました
安全に停泊できる場所は目星がついたみたいなんで、今日はそこに停めて明日は一日そこに隠れていて
潜水で待機してくれてもいいけど、ベポが暑いって言ってるしね』
ロ「…わかった
場所の指示をくれ」
一瞬悩んだローだったが、うるうるとした瞳で見てくるベポに折れ、恋歌に停泊できる場所までの案内を頼んだ。
ベ「外だー!!」
恋歌の刀が見つけてきた場所に誘導され、人気のない場所で浮上するとベポが一目散に外に飛び出していった。
シ「お、おいベポ!騒ぐなよ!」
他のクルーたちが慌ててベポの口を塞ぐ。
恋歌が案内した場所は洞窟のような場所で、潜水艇でないとたどり着けない場所。
それでも洞窟という事もあり声はかなり響く。
『このあたりに今人はいないから大丈夫
けどみんなからの報告だとコロシアムに参加する人が集まってきてるみたい
ここは会場から遠いからちょっとの会話ぐらいだったら見つかることはないと思うけど、一応騒いだりはしない様に気を付けてね』
その忠告に頷いたハートの海賊団はなるべく声をおさえて洞窟の中を確かめるために何人かが奥に歩いて行った。
ロ「さっきから思ってたがどうやってこの島の情報や、この場所の事がわかった」
『わたしはさっきの刀たちと五感を共有できるんだよね
みんなが調べてくれたことは全部わたしに連絡がきてるよ』
ロ「…はぁ、お前と麦わら屋の関係をもっと早く知っておくべきだったな」
『ルフィがわたしのことをローさんに言うかは、ルフィが決めることだけどね
それにルフィはわたしを戦いに有利になるからっていう理由だけで呼んだりしない』
ロ「…それもそうだな」
思ったより優秀な恋歌の能力に、戦争の傷で動けなかったとはいえ、もう少し早くに知り合っていれば色々と事がスムーズに進んだだろうと思った。
だが、恋歌の言う通りルフィはどんな強敵が相手だろうと自分の力でなんとかしようとする。
ロ「だが、あいつに振り回されるのはもうごめんだ
振り回される代わりに恋歌が力を貸すぐらいしてくれてもいいと思うがな」
『ふふ、それもルフィが決めることだからね』
基本的に恋歌から力を貸すことも、冒険に関わることもしない。
海賊王にはきっと自分の力でなるはずだろうから。
『それにルフィの仲間にわたしがいたらみんなからしたら邪魔なんじゃない?』
ロ「……たしかにそうだな」