大恩人の形見
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ロ「……」
『?』
何かを言いたそうにローが恋歌を見つめているが、何が言いたいかがわからないので首を傾げる。
ロ「…くっ、お前は!男がいるくせに他の男にそういうことを言うんじゃねぇ!!」
『ご、ごめんなさい…』
急に怒鳴られたのでとっさに謝ってしまったが、謝られたローはしまったとばかりに目線を帽子で隠した。
ロ「わ、悪い…」
『ううん、気に障ったんなら謝るよ』
ロ「…そういうわけじゃねぇ
気にするな」
『わかった』
((キャプテンって気になる女の子にはこんな感じなんだな…))
『あ、そうだ
ここからその島までの地図ってある?』
ベ「あるよ!」
ローが少し拗ねてしまったので、元の仕事の話に戻すと参加しないとと思ったのかちゃんと顔をあげた。
ベポが持ってきた地図を甲板に広げて現在地と島を教えてもらう。
『明後日からエントリーできるってことは、今日からでも先に偵察した方がいいかもね
悪魔の実が偽物だったら嫌だし、どんな人がいるのか見ておきたいしね』
ロ「偵察は大事だがお前の正体がコロシアムが始まる前にバレたら騒ぎでそれどころじゃなくなるかもしれねぇ」
『大丈夫、わたしが行くんじゃないから』
ベ「え!?俺たちはこんな遠くまでは行けないよ?」
『偵察ぐらいなら1人で大丈夫
この島は広い?』
ベ「かなり大きいよ」
『じゃあ何人か行ってもらうしかないか』
ロ「行ってもらう…?
桜姫に仲間がいるとは聞いたことがねぇが…」
『えっと、仲間…のような……
…まぁ味方だね』
見てもらった方が早いと左手の甲をローに見せた。
『10人でいいよ』
そう恋歌が呟くと指輪が一瞬光ったかと思うと、恋歌の周りに10人が跪いていた。
『偵察に行って強そうな人がいたら教えて
後は安全に船が止められそうなところも探してきて』
「「「はっ」」」
恋歌の言葉に返事をした刀たちは島の方角へ向かって飛んでいってしまった。
ベ「え!?今の誰!?
ここから出てきたの!?」
恋歌の手を持ってまじまじと見つめ、つんつんと指輪を触ってくる。
『今のはわたしの武器だね
わたしの刀は実体化できるように作ってあるから、自分の意思で動いてもらえるんだよ』
ロ「…あれが刀、だと?」
『うん、何か異変があれば教えてくれるはず
10人もいれば島一つ分ぐらいなら見て回れるしね』
恋歌の言っていることが理解できないハートの海賊団は不思議そうな顔をしている。
『まぁみんなには害はないから大丈夫』
ロ「そ、そうか」
『明日には安全に停泊できるところがわかるから、今日はばれない程度の距離まで島に近づいて、明日上陸でいいかな?』
ベ「大丈夫だよ!」
ロ「俺もそれでいい」
恋歌の意外とテキパキした指示の出し方に呆気にとられながらも、ハートの海賊団はばたばたと準備を始めた。
『?』
何かを言いたそうにローが恋歌を見つめているが、何が言いたいかがわからないので首を傾げる。
ロ「…くっ、お前は!男がいるくせに他の男にそういうことを言うんじゃねぇ!!」
『ご、ごめんなさい…』
急に怒鳴られたのでとっさに謝ってしまったが、謝られたローはしまったとばかりに目線を帽子で隠した。
ロ「わ、悪い…」
『ううん、気に障ったんなら謝るよ』
ロ「…そういうわけじゃねぇ
気にするな」
『わかった』
((キャプテンって気になる女の子にはこんな感じなんだな…))
『あ、そうだ
ここからその島までの地図ってある?』
ベ「あるよ!」
ローが少し拗ねてしまったので、元の仕事の話に戻すと参加しないとと思ったのかちゃんと顔をあげた。
ベポが持ってきた地図を甲板に広げて現在地と島を教えてもらう。
『明後日からエントリーできるってことは、今日からでも先に偵察した方がいいかもね
悪魔の実が偽物だったら嫌だし、どんな人がいるのか見ておきたいしね』
ロ「偵察は大事だがお前の正体がコロシアムが始まる前にバレたら騒ぎでそれどころじゃなくなるかもしれねぇ」
『大丈夫、わたしが行くんじゃないから』
ベ「え!?俺たちはこんな遠くまでは行けないよ?」
『偵察ぐらいなら1人で大丈夫
この島は広い?』
ベ「かなり大きいよ」
『じゃあ何人か行ってもらうしかないか』
ロ「行ってもらう…?
桜姫に仲間がいるとは聞いたことがねぇが…」
『えっと、仲間…のような……
…まぁ味方だね』
見てもらった方が早いと左手の甲をローに見せた。
『10人でいいよ』
そう恋歌が呟くと指輪が一瞬光ったかと思うと、恋歌の周りに10人が跪いていた。
『偵察に行って強そうな人がいたら教えて
後は安全に船が止められそうなところも探してきて』
「「「はっ」」」
恋歌の言葉に返事をした刀たちは島の方角へ向かって飛んでいってしまった。
ベ「え!?今の誰!?
ここから出てきたの!?」
恋歌の手を持ってまじまじと見つめ、つんつんと指輪を触ってくる。
『今のはわたしの武器だね
わたしの刀は実体化できるように作ってあるから、自分の意思で動いてもらえるんだよ』
ロ「…あれが刀、だと?」
『うん、何か異変があれば教えてくれるはず
10人もいれば島一つ分ぐらいなら見て回れるしね』
恋歌の言っていることが理解できないハートの海賊団は不思議そうな顔をしている。
『まぁみんなには害はないから大丈夫』
ロ「そ、そうか」
『明日には安全に停泊できるところがわかるから、今日はばれない程度の距離まで島に近づいて、明日上陸でいいかな?』
ベ「大丈夫だよ!」
ロ「俺もそれでいい」
恋歌の意外とテキパキした指示の出し方に呆気にとられながらも、ハートの海賊団はばたばたと準備を始めた。