大恩人の形見
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白ひげ海賊団は今日も平和に航海をしており、恋歌の仕事でもある隊員との訓練も終わり、エースと二人で海をぼーっと眺めていた。
『今日はお仕事ないの?』
エ「ああ、今日はもう特にすることないなー」
『そっか』
お互いにすることが無いので、暇つぶしに雑用でも手伝おうかと思った時、何かに反応した恋歌がふと空を見上げた。
エ「…仕事か?」
『…そうみたい』
恋歌が空を見上げるときは珠を渡している誰かに呼ばれた合図。
エ「そっか、気をつけてな」
『ありがと
いってきます』
いろんな心配があるがこれも恋歌の仕事の為、仕方ないと笑って見送る。
一瞬で姿を消した後、誰に呼ばれたのかぐらいは聞けばよかったと少しエースは後悔した。
『この辺かな…?』
珠が割られた場所に行けばそこは一面海で船が見当たらない。
取り敢えず海の上にしゃがんで海の中をじーっと見つめる。
しばらくすると潜水艇が肉眼でも確認できるぐらいまで近づいてきたが、ぶつかる事はなさそうだったので潜水艇が上がってくるのを待つ事にした。
『この世界で潜水艇は始めて見たなー』
完璧に船体が海の上に出てくると、扉が開いて中からぞろぞろと人が出てきた。
「…この人が?」
「うん、そうだよ」
『こんにちは
お呼びになりました?ローさん』
今回恋歌を呼び出したのはロー。
ざわついている仲間を無視し、じっと恋歌を見つめて言いにくそうに何度か視線を逸らして見つめるという事を繰り返した。
ロ「お前に…頼みがある」
『はい、私にできる事であればなんなりと
わっ…』
ベ「恋歌ー!!久しぶり!!」
とん、と甲板に足をつけるとベポが嬉しそうに恋歌に抱き着いてきた。
『はい、お久しぶりですね』
すりすりと顔を擦り寄せてくるベポを受け止めた後、話すタイミングを失ったローを見てベポを離した。
『…ローさん、あなたのご依頼を聞かせてもらえますか?』
俯いたまま答えないローに小さくため息をついて、くいっと手を引いた。
『この船の中入ってもいいですか?』
「あ、どうぞ」
大人しく着いてくるローを引っ張りながら船の中へ入り、扉を閉めた。
「な、なぁあれがほんとに桜姫なのか?」
ベ「ん?そうだよ
キャプテン、恋歌に何か頼みたいことがあるって言ってたけどなんだろ」
「あの麦わらの母親って聞いてたからもっと…」
「けどキャプテンが美人って言ってたから期待してたけど、期待以上だ」
「あの子が懸賞金100億の首…か」
『今日はお仕事ないの?』
エ「ああ、今日はもう特にすることないなー」
『そっか』
お互いにすることが無いので、暇つぶしに雑用でも手伝おうかと思った時、何かに反応した恋歌がふと空を見上げた。
エ「…仕事か?」
『…そうみたい』
恋歌が空を見上げるときは珠を渡している誰かに呼ばれた合図。
エ「そっか、気をつけてな」
『ありがと
いってきます』
いろんな心配があるがこれも恋歌の仕事の為、仕方ないと笑って見送る。
一瞬で姿を消した後、誰に呼ばれたのかぐらいは聞けばよかったと少しエースは後悔した。
『この辺かな…?』
珠が割られた場所に行けばそこは一面海で船が見当たらない。
取り敢えず海の上にしゃがんで海の中をじーっと見つめる。
しばらくすると潜水艇が肉眼でも確認できるぐらいまで近づいてきたが、ぶつかる事はなさそうだったので潜水艇が上がってくるのを待つ事にした。
『この世界で潜水艇は始めて見たなー』
完璧に船体が海の上に出てくると、扉が開いて中からぞろぞろと人が出てきた。
「…この人が?」
「うん、そうだよ」
『こんにちは
お呼びになりました?ローさん』
今回恋歌を呼び出したのはロー。
ざわついている仲間を無視し、じっと恋歌を見つめて言いにくそうに何度か視線を逸らして見つめるという事を繰り返した。
ロ「お前に…頼みがある」
『はい、私にできる事であればなんなりと
わっ…』
ベ「恋歌ー!!久しぶり!!」
とん、と甲板に足をつけるとベポが嬉しそうに恋歌に抱き着いてきた。
『はい、お久しぶりですね』
すりすりと顔を擦り寄せてくるベポを受け止めた後、話すタイミングを失ったローを見てベポを離した。
『…ローさん、あなたのご依頼を聞かせてもらえますか?』
俯いたまま答えないローに小さくため息をついて、くいっと手を引いた。
『この船の中入ってもいいですか?』
「あ、どうぞ」
大人しく着いてくるローを引っ張りながら船の中へ入り、扉を閉めた。
「な、なぁあれがほんとに桜姫なのか?」
ベ「ん?そうだよ
キャプテン、恋歌に何か頼みたいことがあるって言ってたけどなんだろ」
「あの麦わらの母親って聞いてたからもっと…」
「けどキャプテンが美人って言ってたから期待してたけど、期待以上だ」
「あの子が懸賞金100億の首…か」