漂流者
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威力などないボールは簡単にサボに拾われ、次はニーナのスパイク。
エ「そんなんありかよ!」
サボ「妨害なしとは言ってねぇだろ!
打つときだけにしてやったことを感謝して欲しいぐらいだ」
ニ「早く構えないと危ないよ」
力が抜けたため着地をしたときにふらついたエースを狙って、ニーナのスパイクが打ち込まれる。
『残念
わたしはボール落とさないよ』
一瞬でエースの前に現れた恋歌は、ニーナのボールも軽々とレシーブした。
サボ「やっぱ母さんをなんとかしないと勝てねぇか…」
ニ「エースのしょぼいスパイクしかこないからレシーブは大丈夫」
エ「誰の所為だよ!
しょぼい言うな!」
またしても弱々しいエースのスパイクをニーナが拾い、次はサボがスパイクの番。
サボ「ほいっ」
『?』
真っ直ぐに恋歌に向かってくるスパイクに、首を傾げながらもボールを取るために構える。
『あれ?』
エ「あ…」
恋歌の正面でいきなり方向が変わったため、反応すると反応した先にはエースが立っていた。
『わっ、』
エ「ぶっ…!」
ボールを手に当てて打ち上げることはできたが、エースもニーナの攻撃を受けており、足元に海水がまとわりついている。
いきなり方向を変えた恋歌に反応できず、ぶつかって一緒に倒れ込む。
『ご、ごめん!』
エ「い、いや俺こそ支えられなかった、悪い」
庇うように腕を回してくれているが、まだ足元には海水があるため力が抜けて立ち上がらないようだ。
『エース、落ちてくるよ』
エ「やべっ」
ふらっと立ち上がったエースはタイミングを合わせるために膝を曲げる。
『えい』
「「あ」」
辛そうなエースを見た恋歌は海水を凍らせて叩き割った。
エ「お!さんきゅ!」
元気になったエースは高く飛び上がり渾身の力でサボとニーナの間にボールを打ち込む。
サボ「こんぐらい軽いもんだ!
ん?」
火を纏ったボールを取るために構えるが、何かに足を引っ張られた。
サボ「げっ」
『そっちが妨害ありならわたしもいいよね』
ニ「(まぁそうなるよね…)」
サボの足は砂浜から出てきた鎖に絡め取られ、なぜか力が抜けていく。
サボ「まさかこれ…!」
『本物には劣るけどね
即席の海楼石』
砂浜のわずかな鉄分と海の成分を合わせて鎖を作り、サボの足に纏わせた。
サボ「おっ、と、あ!!」
ニ「きゃっ…」
ふらついたサボはボールを取りに行こうとした勢いのまま、ニーナにぶつかった。
サボがニーナに覆いかぶさるように転んだ2人の横にエースが打ったボールがめり込んだ。
サボ「ご、ごめん
大丈夫か?」
ニ「う、うん
びっくりしただけ」
鎖はすぐに外されたのでニーナを下敷きにしてしまったサボは慌てて起き上がってニーナを助け起す。
エ「うし!さすが恋歌!」
『やっと1点だね』
「あれさー、どう考えてもビーチバレーじゃないよな?」
「あれはもう戦争レベル」
「白髭の中でも攻撃力のある3人プラス桜姫の組み合わせでビーチバレーとか絶対やりたくないね」
楽しそうにビーチバレーをする4人を白髭のクルーは巻き込まれないように遠くから見つめていた。
エ「そんなんありかよ!」
サボ「妨害なしとは言ってねぇだろ!
打つときだけにしてやったことを感謝して欲しいぐらいだ」
ニ「早く構えないと危ないよ」
力が抜けたため着地をしたときにふらついたエースを狙って、ニーナのスパイクが打ち込まれる。
『残念
わたしはボール落とさないよ』
一瞬でエースの前に現れた恋歌は、ニーナのボールも軽々とレシーブした。
サボ「やっぱ母さんをなんとかしないと勝てねぇか…」
ニ「エースのしょぼいスパイクしかこないからレシーブは大丈夫」
エ「誰の所為だよ!
しょぼい言うな!」
またしても弱々しいエースのスパイクをニーナが拾い、次はサボがスパイクの番。
サボ「ほいっ」
『?』
真っ直ぐに恋歌に向かってくるスパイクに、首を傾げながらもボールを取るために構える。
『あれ?』
エ「あ…」
恋歌の正面でいきなり方向が変わったため、反応すると反応した先にはエースが立っていた。
『わっ、』
エ「ぶっ…!」
ボールを手に当てて打ち上げることはできたが、エースもニーナの攻撃を受けており、足元に海水がまとわりついている。
いきなり方向を変えた恋歌に反応できず、ぶつかって一緒に倒れ込む。
『ご、ごめん!』
エ「い、いや俺こそ支えられなかった、悪い」
庇うように腕を回してくれているが、まだ足元には海水があるため力が抜けて立ち上がらないようだ。
『エース、落ちてくるよ』
エ「やべっ」
ふらっと立ち上がったエースはタイミングを合わせるために膝を曲げる。
『えい』
「「あ」」
辛そうなエースを見た恋歌は海水を凍らせて叩き割った。
エ「お!さんきゅ!」
元気になったエースは高く飛び上がり渾身の力でサボとニーナの間にボールを打ち込む。
サボ「こんぐらい軽いもんだ!
ん?」
火を纏ったボールを取るために構えるが、何かに足を引っ張られた。
サボ「げっ」
『そっちが妨害ありならわたしもいいよね』
ニ「(まぁそうなるよね…)」
サボの足は砂浜から出てきた鎖に絡め取られ、なぜか力が抜けていく。
サボ「まさかこれ…!」
『本物には劣るけどね
即席の海楼石』
砂浜のわずかな鉄分と海の成分を合わせて鎖を作り、サボの足に纏わせた。
サボ「おっ、と、あ!!」
ニ「きゃっ…」
ふらついたサボはボールを取りに行こうとした勢いのまま、ニーナにぶつかった。
サボがニーナに覆いかぶさるように転んだ2人の横にエースが打ったボールがめり込んだ。
サボ「ご、ごめん
大丈夫か?」
ニ「う、うん
びっくりしただけ」
鎖はすぐに外されたのでニーナを下敷きにしてしまったサボは慌てて起き上がってニーナを助け起す。
エ「うし!さすが恋歌!」
『やっと1点だね』
「あれさー、どう考えてもビーチバレーじゃないよな?」
「あれはもう戦争レベル」
「白髭の中でも攻撃力のある3人プラス桜姫の組み合わせでビーチバレーとか絶対やりたくないね」
楽しそうにビーチバレーをする4人を白髭のクルーは巻き込まれないように遠くから見つめていた。